精力をつける食べ物と栄養素とは？精力が落ちる食事やED対策方法も紹介

男性は加齢やストレス、不摂生な生活習慣などにより精力が減退するケースがあります。男性機能を改善する方法といえば、ED薬やサプリメントなどの服用を思い浮かべる方も多いでしょう。

しかし、薬やサプリメントや精力剤を服用する以外にも、精力がつく食べ物の摂取で、普段の食事から男性機能の向上を目指すことも可能です。

そこで本記事では、精力をつける食べ物と栄養素について詳しく解説します。また、精力が落ちる食事やED対策方法もあわせて紹介します。

精力のつく食べ物を摂取して、安全な方法で体の内側から男性機能の改善をおこないたい方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください。

EDや精力減退の原因になる食事

ED（勃起不全）や精力減退は、日頃の食生活が大きく関係しています。ここからは、EDや精力減退の原因になる食事について、詳しく解説していきます。

摂取カロリーが高い

普段からカロリーが高いものばかり食べている方は、精力減退につながりやすいため、注意が必要です。高カロリーの食事は、肥満や高血圧、糖尿病などの生活習慣病につながります。

生活習慣病により血液がドロドロになると、血管の弾力が失われて固くなる動脈硬化症を引きおこし、血行不良になる可能性があります。

EDは血行不良により起こるケースが多いため、日頃からカロリーの高い食事を控えて生活習慣病を予防しましょう。

塩分が多い

塩分の多い食事は、高血圧の原因につながります。高血圧により血管内皮に傷がつくと、動脈硬化症を引きおこし、血管が狭くなって血行不良が起こります。

血行不良になると、陰茎部分の血流も悪くなるため、EDを発症しやすくなります。EDの改善や予防をおこないたい場合は、塩分の多い食事は控えましょう。

外食のメニューやコンビニの弁当、スーパーの総菜、インスタント食品は、誰が食べてもおいしく感じるように、味が濃い目に作られています。

そのため、毎回外食やコンビニやスーパーの弁当類で食事を済ませていると、摂取塩分が過剰になる可能性があります。

自炊をして塩分を控えた料理を作ったり、外食やできあいものを利用するときは塩分が低そうなものを選んだりして、減塩を意識しましょう。

脂肪分が多い

普段から揚げ物や脂身の多い肉料理などの脂肪分が多い食事をしている方も、EDや精力減退につながりやすい特徴があります。

脂肪分が多い食事は、肥満やコレステロール値が高くなる脂質異常症などを引きおこす可能性があります。血液中にコレステロールが増えると、血液がドロドロになって血行不良になり、EDの症状が現れることもあるため、注意が必要です。

また、脂肪分が多い食事を続けていると、EDの原因の一つとされる前立腺がんのリスクも高くなります。

EDの予防や改善のためにも、揚げ物や肉料理、バターや砂糖、生クリームをたっぷり使ったスイーツなどの脂肪が多い食事を控えて、野菜を使ったヘルシーな食事を心がけることが大切です。

精力をつける栄養素

ここからは、精力をつける栄養素を紹介していきます。また、栄養素ごとの効能も詳しく解説していきます。

亜鉛

亜鉛は体内で合成できない栄養素で、細胞の生成や代謝を補助したり、免疫力を維持したり、味覚を正常に保ったりする働きがあります。

亜鉛は男性の生殖機能にも深く関与しているため、精子を生成したり精液の量を増やしたりする働きもあります。

亜鉛は男性ホルモンであるテストステロンの分泌にも関係があるため、亜鉛不足は要注意です。精子の量が減るのみでなく、性欲の低下やEDを引き起こす場合もあるでしょう。

亜鉛は精神を安定させる効果も認められているため、うつや不安などによって起こる心因性のEDの改善や予防にも有効です。

亜鉛が多く含まれている食べ物には、牡蠣、あさり、牛肉、豚肉、チーズ、大豆、ナッツなどが挙げられます。

精力をつけるために積極的に摂りたい栄養素ですが、サプリメントで過剰に摂取すると、鉄や銅の吸収が低下して貧血を引きおこす可能性があります。

また、ハムやソーセージ、インスタント食品などの加工食品には、亜鉛の吸収を阻害する添加物が入っているため、摂りすぎは控えましょう。

ビタミンB1

ビタミンB1は糖質の代謝や神経を正常に保つために欠かせない水溶性のビタミンです。糖質のエネルギー変換をサポートする働きがあるため、ビタミンB1が不足すると、エネルギーが足りなくなり、イライラや疲労感が生じやすくなります。

そのため、ビタミンB1を十分に摂ることで、疲労回復効果が期待できます。また、ビタミンB1は脳のブドウ糖の代謝をサポートする働きもあるため、神経を正常に保つ栄養素としても知られています。

肉体的な疲労、精神的な疲労、どちらの疲労もEDの原因につながります。疲労を回復させて精力を向上させたい方は、ぜひビタミンB1を摂取してみてください。

ビタミンB1は、ウナギ、豚肉、豆類、ナッツ類に多く含まれています。ビタミンB1が多く含まれている食品と、にんにく、ねぎ、にらなどをあわせて食べると、さらにビタミンB1の効果が高まります。

ビタミンB2

ビタミンB2は、糖質や脂質、たんぱく質の代謝をサポートする水溶性のビタミンで、ビタミンB1と同様に、疲労回復効果があります。

また、ビタミンB2には、老化や動脈硬化の原因である過酸化脂質を分解する抗酸化作用があることでも有名です。そのため、ビタミンB2を積極的に取り入れることで、動脈硬化を予防して陰茎の血行不良を改善する効果が期待できます。

疲労回復や血行改善のためにも、ビタミンB2は不足しないように食べ物から取り入れることがおすすめです。ビタミンB2は、レバー、うなぎの肝、乳製品、卵、アーモンドなどに多く含まれています。

ビタミンB2は比較的加熱に強いですが、光には弱い特徴があります。ビタミンB2を多く含む食材は、日光を避けて保存しましょう。

ビタミンC

ビタミンCは強い抗酸化作用をもつビタミンで、免疫力の向上や疲労回復、コラーゲンの合成などの働きがあります。人は加齢やストレス、紫外線、たばこ、食品添加物、過度の飲酒、激しい運動などにより、体内で活性酸素を生成します。

活性酸素は細胞を傷つけ、生活習慣病や動脈硬化症などを引き起こします。ビタミンCには、活性酸素を取り除く抗酸化作用があるため、老化や生活習慣病予防が期待できる栄養素です。

ビタミンCがもつ抗酸化力には、精子のDNA損傷や運動性の低下などの酸化によるストレスにも効果を発揮するため、精液の質を向上させたい場合は積極的に取り入れるとよいでしょう。

また、ビタミンCには疲労回復やスタミナをアップさせる効果も期待できるため、男性機能の改善に有効です。

ビタミンCは、ブロッコリーやほうれん草などの緑黄色野菜、じゃがいも、柑橘系の果物やいちご、キウイなどに多く含まれています。

ビタミンCは、喫煙や過度の飲酒、ストレスなどで大量に消費するため、その分のビタミンCを補うことが大切です。喫煙や飲酒の習慣がある方や、ストレスが多い生活をしている方は、日頃から積極的にビタミンCを食事から取り入れましょう。

ビタミンE

ビタミンEは、生殖機能を維持する働きをもつビタミンです。ビタミンEはトコフェロールとも呼ばれますが、トコフェロールには、Tocos（子どもを産む）、Phero（力を獲得する）という意味があります。

ビタミンEはビタミンCと同様に強い抗酸化作用があるビタミンです。ビタミンEは細胞膜の酸化を防ぐ働きや、血中のLDL（悪玉）コレステロールの酸化を抑制する働きがあります。

精子は酸化によるダメージを受けると、運動性の低下やDNA損傷などの問題を引き起こす可能性があるため、抗酸化作用があるビタミンEを積極的に食事に取り入れるとよいでしょう。

ビタミンEにはLDLコレステロールの酸化を抑える働きがあるため、積極的に取り入れることで、動脈硬化症の予防にも有効です。

また、ビタミンEには、血管を拡張して血流をよくする作用もあります。EDは陰茎の血行不良によって起こるケースも多いので、血行不良の改善にもビタミンEの摂取をおすすめします。

ビタミンEは、アーモンド、ピーナッツ、アボカド、モロヘイヤ、かぼちゃなどに多く含まれています。

ビタミンEはオリーブオイルやヒマワリオイルなどの油と組みあわせて食べると吸収率が高まるので、ぜひ試してみてください。

セレン

セレンは、抗酸化作用を持つミネラルの一つで、免疫力や代謝機能の維持に重要な役割を担っています。

セレンの抗酸化作用には、動脈硬化を予防して血液の流れをよくする働きがあるため、血行不良によるEDの改善に効果が期待できます。

また、セレンは精液の生成に関わりが深く、男性にとっては欠かせない栄養素です。セレンの不足は精液量の低下や精子の運動能力の低下につながるため、日頃からセレンを摂取して精液の質を落とさないようにしましょう。

セレンを多く含む食材には、レバーや赤身肉、魚介類、卵、ナッツなどが挙げられます。

マンガン

マンガンは、骨や軟骨の形成、糖質や脂質のエネルギー代謝などに重要な役割を持つミネラルです。

マンガンは活性酸素から細胞を守り動脈硬化を防ぐ強い抗酸化作用が認められています。血流を改善して男性機能を高めるために、日々の食事からマンガンを取り入れましょう。

マンガンは、野菜や、穀類、豆類、ナッツ類などの植物性の食材に多く含まれています。肉や魚などの動物性の食材にはあまり含まれていません。

アルギニン

アルギニンは、体内で一酸化窒素の生成に関与しているアミノ酸の一種です。一酸化窒素は陰茎の血管を拡張させ、血流を増加させる作用があります。

そのため、アルギニンが多く含まれている食べ物を取り入れることで、血流改善による精力の向上が期待できるでしょう。

また、アルギニンは成長ホルモンの分泌を促進するため、身体能力の向上やエネルギー増強に効果もあります。精力をつけたい方はぜひアルギニンを積極的に取り入れてみてください。

アルギニンは、うなぎや赤身肉、乳製品、にんにくなどに多く含まれています。アミノ酸の一種であるアルギニンは、摂りすぎると肝臓や腎臓に負担をかける可能性があるため、過剰摂取は控えましょう。

アスパラギン酸

アスパラギン酸は、アミノ酸の一種で、アンモニアを体の外へ排出したり、窒素やエネルギーの代謝をサポートしたり、中枢神経を保護したりする役割を担っています。

アスパラギン酸には、カリウムやマグネシウムなどのミネラルを細胞に運んで、疲労の原因となる乳酸をエネルギーに変換するため、疲労回復に効果的です。

アスパラギン酸の疲労回復効果は、性的なパフォーマンスや身体的なスタミナを向上させたい場合にも効果を発揮するでしょう。アスパラギン酸には精子の運動量をアップさせる効果もあるため、積極的に取り入れることで、精子の質の向上が期待できます。

また、アスパラギン酸は、男性ホルモンであるテストステロンの分泌促進効果も期待されていて、多くの研究が進んでいます。

アスパラギン酸は牛肉、豚肉、卵、魚介類、大豆、アーモンド、カシューナッツなどに多く含まれています。また、アスパラギン酸の名前の由来になっているアスパラガスにも含まれています。

アスパラギン酸には利尿作用があるため、過剰に摂取すると水分や栄養素が体外に多く流れ出てしまう恐れがあります。適量を心がけて摂りすぎにないように気をつけましょう。

ムコ多糖類

ムコ多糖類は、オクラや山芋などに含まれているぬめり成分で、軟骨や皮膚、血管などの組織の構成成分として重要な役割を担っている栄養素です。

ムコ多糖類は保水性があり胃の粘膜を健康に保つ働きもあるため、胃炎や胃潰瘍を予防する効果もあります。また、肝臓や腎臓の機能を向上して、免疫力を高める作用もあります。

ムコ多糖類は疲労回復効果もあるため、精力をつけたい方におすすめの栄養素です。ムコ多糖類にはたんぱく質を体に吸収しやすくする働きがあるため、スムーズな疲労回復が期待できるでしょう。

ムコ多糖類は、オクラや山芋の他にも、モロヘイヤ、うなぎ、すっぽん、豚足、魚の煮こごりなどに多く含まれています。

クエン酸

かんきつ類の酸味成分で知られるクエン酸は、疲労物質である乳酸を分解する働きがあるため、疲労回復効果がある栄養素として有名です。

クエン酸は、疲労回復の他にも、鉄の吸収を補助する働きもあります。鉄が不足すると、精力低下を招く恐れがあるため、精力を維持するためにもクエン酸の摂取は有効です。

また、クエン酸には抗酸化作用があるため、血液をサラサラにして動脈硬化を予防する効果も期待できます。クエン酸はレモン、グレープフルーツ、オレンジ、トマト、いちごなどに多く含まれています。

精力をつける食べ物！栄養素とおすすめの食べ方

ここからは、精力をつける食べ物を紹介します。また、食べ物に含まれている栄養素とおすすめの食べ方もあわせて解説していきます。

どの食材もスーパーで購入可能なため、ぜひ精力をつける食べ物を食事に取り入れるときの参考にしてみてください。

にんにく

にんにくは、古くから滋養強壮や疲労回復に用いられてきた食材です。にんにくには、ビタミンB1とアリシンが含まれており、体内で2つの栄養素が結合すると、糖質の代謝が促進されて疲労回復効果をもたらします。

また、アリシンには、強い抗酸化作用があるため、疲労回復の他にも、血行の促進や生活習慣病予防にも効果を発揮します。

アリシンをより効果的に摂取したい場合は、すり潰したり、すりおろしたり、細かく刻んだりして食べるとよいでしょう。時間を置くとアリシンの効果が減少していくため、すぐに使うことをおすすめします。

にんにくは高い健康効果がある食材ですが、刺激が強いため、食べ過ぎると消化不良を起こす可能性があります。胃腸に負担をかけないためにも、食べる量は1日に1片程度にしましょう。

牡蠣

牡蠣には精子の量を増やす亜鉛がたっぷりと含まれています。また、亜鉛以外にも鉄や銅などの体に必要なミネラルも多く含まれており、貧血予防にも効果的です。

また、肝機能を向上や動脈硬化予防効果が期待できるタウリンも含まれているので、健康な体を維持するためにも、積極的に取り入れるとよいでしょう。

牡蠣は栄養豊富かつ低カロリーの食材のため、ダイエット中の方にもおすすめです。

牡蠣には生食用と加熱用があります。亜鉛を効率的に摂取したい場合は生食用がおすすめです。加熱用を食べる場合は、食中毒を防ぐために、しっかりと加熱しましょう。

レバー

レバーには、亜鉛や鉄などのミネラルやビタミンAやビタミンB群、たんぱく質などが豊富に含まれています。

亜鉛には精子を増量する働きがあり、鉄には貧血を改善する効果があります。ビタミンAは、目や皮膚や粘膜を健康に保つ栄養素として有名です。

レバーは生で食べると重篤な食中毒を引き起こす可能性があるため、しっかりと加熱して食べましょう。レバーの匂いが気になる方は、牛乳に浸すことで臭みを軽減できるので、ぜひ試してみてください。

アボカド

アボカドには血流をよくする作用があるビタミンEが豊富なため、血行不良によって精力が減退している方におすすめの食材です。

また、アボカドには、体内で合成できない不飽和脂肪酸のリノール酸、オレイン酸も含まれています。

リノール酸は血中の中性脂肪を減らし、オレイン酸は血中コレステロールを下げる効果が認められているため、積極的に取り入れることで、動脈硬化症の予防も期待できます。

アボカドは、触ってみて弾力があるやわらかさがあれば食べごろです。硬い場合は、紙袋にりんごやキウイなどの果物とあわせて入れておくと、エチレンガスの効果でアボカドが早く熟します。

オクラ

オクラには、男性機能の改善や血流アップ効果があるアルギニンが多く含まれています。また、オクラのネバネバ成分であるムコ多糖類には疲労回復効果があるため、精力をつけたい方におすすめです。

ムコ多糖類は疲労回復の他にも、胃の粘膜を保護したり、血糖値の急激な上昇を抑えたりする働きもあります。

ムコ多糖類は水に溶けやすい食物繊維のため、食べるときは茹でずに生で食べるとよいでしょう。生で食べることで、栄養素の流出を防げます。

生のままで食べると青臭く感じる方は、熱湯をかけると青臭さを抑えることも可能です。

ショウガ

ショウガに含まれるジンゲロールと呼ばれる成分は、体を温めて血流を良くする作用があります。血流がよくなると陰茎部分に血液が流れやすくなるため、EDの改善に有効です。

また、ジンゲロールには抗酸化作用もあるため、血流を改善して動脈硬化症を予防する働きもあります。

ショウガは体によい効果が数多くあるため、男性機能改善のみでなく生活習慣病予防の観点から見ても積極的に取り入れたい栄養素です。

にら

にらは独特な香りが特徴の野菜ですが、にらの香りはアリシンと呼ばれる成分によるものです。アリシンは、血液の凝固を防いでサラサラにする効果があるため、動脈硬化症予防の効果が期待できます。

また、アリシンにはエネルギー代謝に関わっているビタミンB1の吸収を高める働きもあります。そのため、アリシンとビタミンB1を同時に取り入れることで、疲労回復効果が期待できるでしょう。

にらとレバーを使用したレバニラ炒めは、にらからアリシンを、レバーからビタミンB1を摂取できるため、疲労回復におすすめのメニューです。

ほうれん草

緑黄色野菜であるほうれん草には、β-カロテンが豊富です。β-カロテンには強い抗酸化作用があり、動脈硬化症を防いで男性機能を高める効果が期待できます。

その他にも、ほうれん草には目の健康を維持したり、血圧の上昇を抑制したり、免疫力を高めたりなどの体にうれしい効能が数多くあります。

ほうれん草に含まれているβ-カロテンは油に溶ける性質があるため、油で炒めると吸収率がアップします。ぜひほうれん草を炒め料理に使ってみてください。

また、ほうれん草の根元の赤い部分にも栄養があるので、捨てずに使うとよいでしょう。

セロリ

セロリの独特な香りには、アンドロステロンと呼ばれる男性ホルモンが含まれています。そのため、アンドロステロンを食べると、異性を惹き付けるようなフェロモンが出るといわれています。

また、セロリには、血流改善や男性機能の向上が期待できるアルギニンも多く含まれているため、精力やフェロモンをアップさせたい方は積極的にセロリを食事に取り入れるとよいでしょう。

セロリにはその他にも、イライラや不安を落ち着かせたり、胃液の分泌を促進して食欲をアップさせたりする効果もあります。

セロリは茎よりも葉に栄養があるため、葉の部分も捨てずに食べましょう。葉を細かく刻んでスープに入れて食べると、余すことなくセロリの栄養を取り入れられます。

納豆

納豆のネバネバはムコ多糖類によるもので、疲労回復効果や精力を向上する効果があります。

納豆に含まれているナットウキナーゼと呼ばれる酵素には、血液をさらさらにして血行を改善する働きがあるため、男性機能の向上にも効果的です。

また、納豆には精子の量を増やす亜鉛も含まれているので、精子の質を高めたい方は納豆を積極的に食事に取り入れるとよいでしょう。

納豆を食べるときは、よく混ぜて粘りを出すと旨味が増してさらにおいしくなるため、ぜひ試してみてください。

うなぎ

精力をつける食べ物といえば、うなぎを真っ先に思い浮かべる方も多いでしょう。

うなぎには、精子の量を増やす亜鉛や、免疫力を高めるビタミンA、疲労回復効果があるビタミンB群、血液をサラサラにして血流を良くするEPAなどの精力アップに関係がある栄養素が豊富に含まれています。

うなぎを食べるときは、山椒とあわせて食べることをおすすめします。山椒の香りがうなぎの泥臭さを打ち消すのみでなく、山椒の殺菌効果で食中毒の予防効果も期待できるでしょう。

ブロッコリー

ブロッコリーは男性ホルモンのテストステロンを増強する働きがあるといわれているため、ブロッコリーを食べることで、男性らしさの向上が期待できます。

また、ブロッコリーには抗酸化作用があるビタミンCやビタミンEも豊富に含まれているため、動脈硬化による血行不良の改善にも効果的です。

ブロッコリーにはたんぱく質も多く含まれているため、筋トレ中の方の食事にもおすすめの食材です。

ブロッコリーは、茹でると苦みが減りますが、栄養がお湯に流れ出てしまうため、茹でるよりも蒸したり、電子レンジで加熱料理したりする方が、余すことなく栄養を摂取できます。

また、茎の部分にも栄養があるため、できるだけ捨てずに食べましょう。

ブルーベリー

ブルーベリーの青紫色の色素成分はアントシアニンと呼ばれ、視力を回復する効果がある成分として有名です。

アントシアニンには、強い抗酸化作用があり、高血圧や動脈硬化症を予防する作用があるため、血行不良による男性機能の改善に有効な栄養素でもあります。

ブルーベリーの抗酸化作用は、冷凍によりさらに高まるといわれています。ぜひ冷凍ブルーベリーをヨーグルトやグラノーラなどとあわせて朝食に食べてみてください。

バナナ

バナナに含まれているブロメラインと呼ばれるたんぱく質分解酵素には、男性ホルモンのテストステロンの分泌を増やす作用があります。

そのため、精力を高めたい方や、筋肉がついた男性らしい体をつくりたい方は、積極的にバナナを取り入れるとよいでしょう。ブロメラインは加熱に弱いため、加熱せずにそのまま食べることをおすすめします。

チョコレート

チョコレートに含まれているカカオポリフェノールには、血管を拡張する働きがあるため、陰茎の血流をよくして男性機能を向上させる効果が期待できます。

また、チョコレートには精子の量を増やすミネラルである亜鉛も含まれているため、精子の質を高めたい方にもおすすめです。

チョコレートを食べると、幸せホルモンと呼ばれるドーパミンが分泌されますが、ドーパミンと男性ホルモンのテストステロンは相関関係があることで知られています。

チョコレートを食べてドーパミンが増えると、テストステロンも増えるため、精力の向上が期待できます。

チョコレートは精力アップが見込める食べ物ですが、糖分や脂肪が多く含まれているため、食べ過ぎはよくありません。生活習慣病予防のためにも食べ過ぎないように注意しましょう。

コーヒー

コーヒーに含まれているクロロゲン酸には活性酸素を抑制して、血液の流れをよくする働きがあるため、血行不良による男性機能の低下を改善する効果があります。

コーヒーを飲まない人と毎日2～3杯コーヒーを飲んでいる人を比べた場合、毎日コーヒーを飲んでいる人の方がEDになるケースが少ないという研究結果もあります。

コーヒーは男性機能の向上に有効ですが、飲みすぎるとコーヒーに含まれるカフェインの影響で血行が悪くなるので注意が必要です。コーヒーは1日2～3杯を目安に摂取するとよいでしょう。

ミックスナッツ

アーモンドやくるみ、カシューナッツなどのナッツ類は、不飽和脂肪酸のオレイン酸やリノレン酸が多く含まれています。

オレイン酸は血中のコレステロールを下げ、リノレン酸には血中の中性脂肪を下げる効果があるため、ナッツを食べると血液がよくなり男性機能改善にも効果が期待できます。

また、アーモンドには強い抗酸化作用を持つビタミンEも豊富に含まれているため、動脈硬化症予防に有効です。

ナッツ類は精力の向上が期待できますが、脂質が多いため、摂りすぎると肌荒れや腹痛などを引き起こすこともあります。1日25gを目安にして食べ過ぎは控えましょう。

精力をつける食べ物以外のED対策方法

ここからは、精力をつける食べ物以外のED対策方法について解説していきます。気になる方法があればぜひ試してみてください。

睡眠の質を上げる

男性ホルモンのテストステロンは、睡眠中に分泌されるため、質のよい睡眠をしっかりととることでEDの改善が期待できます。

テストステロンや成長ホルモンは夜の10時から深夜2時の時間帯で多く分泌されるため、早めの就寝を心がけてホルモンの分泌を促すとよいでしょう。

また、睡眠時無呼吸症候群の場合、無呼吸時に血液を陰茎に送れないため、EDになりやすい特徴があります。そのため、睡眠時無呼吸症候群の治療を受けることでEDが改善するケースもあります。

過度なアルコール摂取を控える

アルコールは適量であれば、リラックス効果により勃起によい影響を与えますが、過度な飲酒は脳が性的興奮を感じにくくなり、勃起しづらくなるため注意が必要です。性行為の前は過度な飲酒は控えましょう。

サプリを服用

EDの改善に効果が期待できるサプリメントは、さまざまな種類のものが市販されています。

バイアグラやレビトラ、シアリスなどのED治療薬は医師の処方が必要ですが、サプリメントは処方箋不要でドラッグストアでも手軽に購入可能です。

サプリメントは、商品ごとに有効成分や料金が異なるため、自身の希望に合ったものを選ぶことが大切です。

漢方薬を服用

生薬と呼ばれる草木や動物、鉱物などの自然素材を組みあわせて使用する漢方薬の中にも、EDの改善効果が期待できるものもあります。

ED改善効果がある漢方には、高麗人参やスッポン、マムシなどを使用しているものが多く、精力を向上する作用があるとされています。

漢方薬は即効性には欠けますが、効き目が穏やかなため、体に優しい方法でじっくりEDを改善したい方に適しています。漢方薬の効き目は個人差があるため、自身に合ったものを取り入れて、継続して服用していくことが大切です。

クリニックを受診する

バイアグラ、シアリス、レビトラなどの即効性があるED治療薬を服用したい場合は、クリニックを受診しましょう。安全性の高いED治療薬を購入する場合は医師の処方箋が必要です。

また、クリニックによってはED治療薬以外にも、注射や最新の医療機器などを使用した治療方法をおこなっている場合があります。

クリニックでのED治療は自由診療のため、クリニックにより料金や治療方法は大きく異なります。事前に治療内容や料金を確認しておきましょう。

食べ物やサプリメントでは治せないタイプのEDもあるので、気になる方は、クリニックを受診して医師に相談してみてください。

おすすめの精力剤

おすすめの商品は次のとおりです。

• プロキオン
• 23zi（ニジュウサンジ）
• RIDEN（ライデン）
• SIZEUP-α（サイズアップアルファ）
• VIOZOLE PREMIUM（バイアゾール プレミアム）

上記の精力剤はネットで手軽に購入できるうえ、初回購入や定期コースの利用で割引が適用される点が魅力です。それぞれの特徴について詳しく解説するため、あわせてチェックしてみてください。

Procyon（プロキオン）

プロキオンは、疲労回復や体力増強で知られるにんにくに、わずか0.03%しか含まれていないオキソアミヂンを主成分としている指定医薬部外品です。

オキソアミヂンは滋養強壮や活力向上が期待できる高栄養価の希少成分で、プロキオンには効果・効能が期待される適量の200mgが配合されています。

また、元気をサポートするトコフェロール酢酸やチアミン硝化物も含まれており、精力剤としてはもちろん、肉体疲労や食欲不振、産前産後の女性の栄養補給にも使用可能です。

公式サイトから定期コースを契約すると通常価格から40％OFFで購入できるため、気になる方はぜひチェックしてみてください。

23zi（ニジュウサンジ）

23zi（ニジュウサンジ）は、13種類の有効成分を独自の製法とバランスで配合しているサプリメントです。

独自製法で抽出した希少成分のフランバンジェノールや国産の発酵黒生姜、クラチャイダムやシトルリンなど、活力向上に役立つ成分をたっぷり配合しています。

エネルギッシュな毎日のサポートになるため、年齢を重ねて活力がなくなってきたと感じている方におすすめです。

公式サイトから定期便を契約すると、割引や回数縛りなしの永久返金保証制度など、便利な特典が付きます。まずは一度試してみたいという方は、ぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

RIDEN（ライデン）

RIDEN（ライデン）は、医師監修のもとアミノ酸研究により辿り着いた「ナイトバイタル」を主成分としたサプリメントです。

ナイトバイタルは、活力不足の男性に不足しがちなアミノ酸のL-アルギニン、L-シトルリン、βアラニンを黄金バランスで組み合わせた成分で、1包あたり1,100mgも含まれています。

そのほかにも、科学的にこだわり抜いた活力維持のために補っておきたいNMNやグルコン酸亜鉛などの成分も複数配合しています。

また、シトラスミント風味で水なしでも口の中でサッと溶けるため、手軽で飲みやすいサプリメントを探している方にもおすすめです。

SIZEUP-α（サイズアップアルファ）

SIZEUP-α（サイズアップアルファ）は、男性の滋養活力に重要な栄養素であるグルコン酸亜鉛を主成分としたサプリメントです。

グルコン酸亜鉛は通常の亜鉛に比べ体内に吸収されやすく、効率よく体に届けられる点が特徴で、SIZEUP-αを飲むと1日あたり約6.6mgも摂取できます。

亜鉛は体に蓄積できないため毎日の摂取が必要ですが、SIZEUP-αであれば手軽に補給が可能です。

また、着色料、保存料、漂白剤、防かび剤、香料発色剤、膨張剤、苦味料、光沢剤、pH調整剤の9種類が含まれていないため、健康のために食品添加物をできる限り摂取したくない方にもおすすめです。

VIOZOLE PREMIUM（バイアゾール プレミアム）

VIOZOLE PREMIUM（バイアゾール プレミアム）は、専門医師と医薬品メーカーの共同開発により、MACAXS、マテラ、黒高麗人参を独自処方したサプリメントです。

なかでもMACAXSは、男性の活力に欠かせない必須アミノ酸や亜鉛鉄分などを含むマカを、20倍まで濃縮して配合しています。

また、15種類もの希少成分を調合しており、多角的に男性の活力をサポートしてくれます。

公式サイトから定期コースを契約すれば、送料無料に加え、2回目以降は通常価格から約24％OFFで購入が可能です。回数に縛りはないため、お得に購入したい方はぜひ公式サイトをチェックしてみてください。

精力をつける食べ物についてよくある質問

ここでは、精力をつける食べ物についてよくある質問について回答していきます。精力をつける食べ物に関する疑問が残っている方は、ぜひ参考にしてみてください。

ED治療薬を飲んでいるときに注意すべき食べ物はある？

脂肪が多い食事はED治療薬の吸収を悪くするため注意が必要です。ED治療薬の服用するときは、揚げ物や中華、焼き肉などの脂っこい食事は控えるようにしましょう。

また、ED治療薬はグレープフルーツと相性がよくありません。グレープフルーツに含まれているフラノクマリンと呼ばれる成分が薬の作用を弱めてしまいます。

グレープフルーツの果肉のみでなく、グレープフルーツジュースも薬の作用を弱めます。ED治療薬を服用している方は果物のグレープフルーツおよびグレープフルーツは控えましょう。

精力を上げる食べ物でEDは治る？

個人差があるため、精力を上げる食べ物のみでEDが治るとは断言はできませんが、EDの原因に食習慣が関係しているケースも多くあります。

そのような場合には、精力を上げる食べ物や、栄養バランスがよい食事をとることで、EDの改善が期待できます。

しかし、食べ物のみでは解決できないケースもあるため、精力を上げる食べ物を食べてもEDが改善しない場合は、専門の医師に相談しましょう。

どの程度の期間食べ続ければ効果がある？

どのくらいの期間食べ続ければ効果が出るのかは、個人差があるため具体的な期間は断言できません。

また、精力をつける食べ物によるED改善効果は、一般的に即効性はなく、徐々に改善していくケースが多いでしょう。

しかし、食べ物によるED改善方法は、ED治療薬やサプリメントよりも副作用が少なく安全性が高いところがメリットです。

即効性は期待できませんが、精力のつく食べ物を日々の食事に取り入れて、無理のないペースでじっくりとEDの改善を目指していくことをおすすめします。

まとめ

本記事では、精力をつける食べ物や栄養素を紹介しました。また精力が落ちる食事やEDの対策方法もあわせて解説しました。

精力をつける食べ物の摂取は、ED治療薬やサプリメントなどを服用するよりも、体にやさしく安全な精力アップ方法です。本記事で紹介した食べ物は、スーパーで手軽に購入できるので、ぜひ毎日の食事に取り入れてみてください。

※本記事の情報は2023年4月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。キャンペーンを含む最新情報は各サービスの公式サイトよりご確認ください。
※本記事で紹介しているサービス・商品に関するお問い合わせは、サービス・商品元に直接お問い合わせください。