膝の痛みに悩まされている方の中で膝サポーターの利用を検討されている方は多いかと思われます。膝サポーターは、膝の痛みを軽減したり膝の動きをサポートしたりするため、日常生活が送りやすくなるメリットがあります。
しかし、膝サポーターにはさまざまな種類があるためどのようなサポーターを購入したらいいのか分からない方も多いでしょう。
本記事では、膝の痛みにおすすめの膝サポーターランキング8選を紹介します。また、膝サポーターの選び方のポイントや膝の痛みにおすすめのクリニックも解説しています。ぜひ参考にしてみてください。
膝サポーターの効果・役割

まず、膝サポーターにはそもそもどのような効果や役割があるのか知らない方も多いため、主な4つの効能を紹介します。
膝を保温して冷えを改善
膝サポーターには、膝を保温して冷えを改善する効果があります。怪我と聞くと冷却するイメージを持たれる方も多いですが、慢性化している場合は膝を保温すると症状が改善する効果が期待できます。膝を保温して血行を促進させると新陳代謝が活発になり、結果として膝の痛みを和らげる仕組みです。
膝を保温して冷えを改善する場合は、膝の締め付けがゆるく、ヒートファイバーなどの素材で作られた保温専用のサポーターを選ぶとより効果が期待できます。
関節を固定して無理な動きを防ぐ
2つ目に、関節を固定して無理な動きを防ぐ役割があります。膝を固定すると関節の動きを円滑にさせたり、不必要な関節の動きを抑制したりできるため膝の負担が減ります。
そのため、怪我をしていない状況でもバスケットボールやバドミントン、バレーボールやテニスなど激しくジャンプしたり急に立ち止まったりするスポーツをする場合の装着もおすすめです。怪我した後のみならず、怪我の予防としても大活躍します。
筋肉をサポートして膝にかかる負担を減らす
3つ目に、筋肉をサポートして膝にかかる負担を減らす役割があります。膝の痛みが生じる主な原因のひとつは、膝まわりの筋肉の硬直です。そのため、筋肉が正常に働いていない場合に膝の痛みを感じます。
そのため、膝サポーターは膝周りの筋肉の代わりに膝を動かすサポート役として重宝します。筋肉をサポートする目的で膝サポーターを利用する場合は、太ももまでサポートできるタイプを選びましょう。
膝の痛みを軽減する
4つ目に、膝の痛みを軽減する効果があります。膝サポーターは膝の動きを最低限に抑えられるため、膝の痛みを軽減します。主に階段の昇り降りや立ったりしゃがんだりする動作の際に、サポーターが活躍する場合が多いです。
膝を曲げたり伸ばしたりする動きは膝への負担が大きいですが、サポーターによって膝の痛みを感じにくくできるため日常生活が送りやすくなります。痛み軽減が目的のため、締め付けすぎずサイズ調整が柔軟にできるサポーターを選びましょう。
膝サポーターの選び方のポイント

膝サポーターの効果・役割について紹介したところで、次に膝サポーターの選び方のポイントについて紹介します。膝サポーターは種類が大変豊富なため、自身に合ったサポーターを利用する点が重要となります。そのため、適当に膝サポーターを選ぶのは避けましょう。
サポーターのタイプで選ぶ
1つ目の選ぶポイントとして、サポーターのタイプで選びましょう。サポーターのタイプは主に4種類あります。
ベルトタイプ
1つ目のベルトタイプは、固定力が高く膝の動きを最低限に制限する膝サポーターです。そのため、激しい運動やスポーツをする方におすすめです。自身で固定力や固定位置を調整できるため、状況に応じた使い方が出来ます。
保湿タイプ
2つ目の保湿タイプは、膝が冷えると痛みを感じる方におすすめの膝サポーターです。膝周りをサポーターが包み込み温めるため膝周りの血行が促進されて筋肉の動きが柔らかくなります。保温タイプは、吸熱素材や綿素材など、保温に特化した素材で作られている点が特徴です。
筒状タイプ
3つ目の筒状タイプは、膝のぐらつきにより痛みに悩まされている方におすすめの膝サポーターです。固定力は弱めのため激しい運動には向きませんが、階段の昇り降りをはじめとする日常生活のサポートに適しています。
また、保温効果もあるため膝周りの筋肉をほぐして痛みを軽減させる効果も期待できます。
スポーツ用サポーター
4つ目のスポーツ用サポーターは、スポーツによってさまざまな種類が用意されている膝サポーターです。膝のぐらつきが気になる競技系スポーツやお皿周りの過度な動きが気になるジャンプ系スポーツなど、大まかな運動の違いによってサポーターが分類されています。
素材で選ぶ
2つ目の選ぶポイントはサポーターの素材です。膝サポーターは求める効果によって素材が異なります。脚の曲げ伸ばしが多いのか、ジャンプなどの動作が多いのか、保温効果を求めているのかなど、用途によってさまざまです。自身がサポーターに求める機能を考えたうえで選びましょう。
通気性
素材で選ぶ1つ目の基準は、通気性です。通気性がいいサポーターは、蒸れにくいため皮膚トラブルを招きにくいメリットがあります。また、激しい運動をされる方の場合は汗が蒸発しやすいため衛生的にも優れます。
洗濯機の使用ができるか
素材で選ぶ2つ目の基準は、洗濯機での利用が出来るか否かです。特にスポーツをおこなううえでサポーターを利用される方は、頻繁に汗をかくため洗濯機利用可能の場合は簡単にサポーターの手入れができます。
洗濯機が利用できないタイプは手洗いをして、タオルで水気を取り陰干しする流れのため手間がかかります。
自身に合うサイズで選ぶ
自身に合ったサイズを選ぶことも重要です。サポーターはいい加減なサイズを選ぶと効果が一切出なかったり膝を締め付けすぎて逆効果になったりします。
そのため、自身の膝のサイズを測る必要があります。測った膝のサイズは忘れないよう記録しておき、店で自身のサイズとサポーターの箱に記載されているサイズを比較して適切なサイズを選びましょう。
【サポーターサイズの測り方】
椅子に座った状態で軽く膝を曲げ、ひざ頭の周りにメジャーを回して測ります。
価格で選ぶ
4つ目の選ぶポイントとして、価格で選びましょう。膝サポーターのサイズや用途などすべて確認したうえで選択肢が絞りきれない場合は、価格を参考にすると選びやすいです。
試しに利用したい場合は高価すぎないサポーターを選び、いいサポーターを使って症状を低減させたい方は高価なサポーターを選んでみましょう。
【人気】膝サポーターおすすめランキング8選

膝サポーターの選び方について紹介したところで、次は膝サポーターのおすすめランキング8選を紹介します。サイズや形状などの基本情報から機能の特徴についてまとめたので、ぜひ参考にしてみてください。
1位:VANTELIN(バンテリン) 高通気サポーター ひざ専用
サイズ | ふつう、Mサイズ(膝頭周囲34~37cm) |
形状 | 筒状タイプ |
洗濯機対応 | ◯ |
VANTELIN(バンテリン) 高通気サポーター ひざ専用は、特許技術であるU字型のテーピング構造によって膝のお皿を持ち上げて安定させます。そのため、膝の伸びが良くなり歩行時に快適さを感じる点がメリットです。筒状タイプのため着脱も簡単にできて気軽に着用可能です。
2位:アイリスオーヤマ 理学療法士設計サポーター ひざ用ショート
サイズ | M:38~43cm、L:43~48cm、XL:48~53cm |
形状 | ベルトタイプ |
洗濯機対応 | ― |
アイリスオーヤマ 理学療法士設計サポーター ひざ用ショートは、理学療法士や医療スタッフが設計したサポーターのため固定力が抜群です。
また、膝関節の不安定な動きを安定化させるクリスタル受取ボーンが両側にあるため、膝のねじれも防止します。膝の曲げ伸ばしも快適におこなえるため、スポーツにも適しています。
3位:ZAMST(ザムスト)EK-1 ヒザ用サポーター 左右兼用
サイズ | 膝上10cmの太さ S:36~40cm、M:40~44cm、L:44~48cm、LL:48~52cm、3L:52~56cm |
形状 | ベルトタイプ |
洗濯機対応 | ― |
ZAMST(ザムスト)EK-1 ヒザ用サポーターは、ザムスト全体のスポーツサポーター売上金額7年連続シェアNo.1を獲得する人気商品の内のひとつです。
膝裏生地は薄さ0.6mmと抜群の通気性をもち、天然シルク成分加工のため肌触りが優しく快適に着用できます。靴を履いたままでも着脱可能なフルオープン式を採用しています。
4位:re’freer(リフリー)回旋系サポーター
サイズ | XS:30~36cm、S:36~41cm、M:41~46cm、 L:46~51cm/XL:51~56cm |
形状 | ベルトタイプ |
洗濯機対応 | ― |
re’freer(リフリー)回旋系サポーターは、膝が外側や内側にねじれないためのO脚やX脚の方におすすめの膝サポーターです。ベルトタイプのためワンタッチで着脱可能であり、締め付け具合の微調整も効くため自身の状況に最適な着用が可能となります。
5位:HOLZAC(ホルザック)シリコンサポーター ヒザ
サイズ | M:30~34cm、L:34~38cm、LL:38~42cm、F:38~46cm |
形状 | 筒状タイプ |
洗濯機対応 | ― |
HOLZAC(ホルザック)シリコンサポーター ヒザは、膝のぐらつきが気になる方におすすめの膝サポーターです。膝のお皿を包み込むような形状になっているため、膝の不安定感を安定化できます。また、比較的ムレにくく運動時も快適に利用できます。
6位:PROTAID(プロテイド)膝サポーター 薄型
サイズ | S:34〜38cm、M:38〜44cm、L:44〜50cm、LL:50〜56cm |
形状 | ベルトタイプ |
洗濯機対応 | ◯ |
PROTAID(プロテイド)膝サポーター 薄型は、固定力と通気性に優れているため日常的にスポーツをされる方におすすめの膝サポーターです。
サポーターの厚さは4mmと薄型のため固定はしっかりしているものの膝の曲げ伸ばしは快適におこなえます。サイクリングやランニングなど、さまざまなスポーツにて活躍するサポーターのひとつです。
7位:WIDE SYSTEMS(ワイドシステム)お医者さんの膝サポーター ピタ肌
サイズ | M:33~41cm、L:38~46cm |
形状 | ベルトタイプ |
洗濯機対応 | ◯ |
WIDE SYSTEMS(ワイドシステム)お医者さんの膝サポーター ピタ肌は、厚さ0.6mmと極めて薄型の膝サポーターのため、着用感がなく動かしやすい点が特徴です。薄い反面、両側に軟性樹脂ボーンが入っているため大腿四頭筋や膝の皿周りをしっかりサポートします。
8位:BAUERFEIN(バウアーファインド)ゲニュTrain
サイズ | 6:(大腿部周径:53~56、下腿部周径:43~46) など |
形状 | 筒状タイプ |
洗濯機対応 | ◯ |
BAUERFEIN(バウアーファインド)ゲニュTrainは、伸縮性に優れた膝サポーターのため膝の曲げ伸ばしが円滑におこなえる点が特徴です。
膝へのフィット感が高く固定力があるため、激しいスポーツをされる方におすすめです。また、通気性がいい素材で作られているため、汗をかいても安心して利用できます。
【注意】膝のサポーターをしない方がよい場合

おすすめ膝サポーターを8種類紹介しましたが、購入する前に膝のサポーターをしないほうがよい場合について確認しましょう。膝が痛い場合に必ずサポーターを装着すると改善するとは限りません。
サポーターが不要な場合にも関わらず利用を続けていると他の症状が現れる可能性があります。本章では膝のサポーターが不要なケースを3点紹介するので、チェックしておきましょう。
長時間使用すると筋力が低下する場合がある
まず、膝サポーターを長時間利用していると筋力が低下するリスクがあります。膝サポーターは、あくまで膝を動かす十分な筋肉が足りてない状況を助けるアイテムのため、膝サポーターに頼りすぎるとますます筋力低下が進行するリスクがあります。
そのため、膝サポーターの着用は長時間のウォーキングや運動時のみに限定し、日常生活時や安静時は膝サポーターを外しましょう。
皮膚のトラブルが発生した
次に、膝サポーターの利用によって皮膚のトラブルが発生した場合も着用は控えましょう。膝サポーターはサポート力が抜群なタイプを選ぶと固定されて動かしやすい点はメリットですが、滑り止めのゴム部分が皮膚とすれてかぶれるリスクもあります。
皮膚トラブルが発症している状態で装着すると悪化するうえ衛生的にも危険です。そのため、少しでも皮膚に違和感を覚えた際には膝サポーターの着用を控えましょう。
強く締めすぎてうっ血している
膝の関節を固定するためにサポーターを強めに締めすぎている状態で長時間装着していると、うっ血する可能性があります。血液の流れが悪くなるため健康状態に問題が発生する可能性もあるため皮膚の色が暗い場合や、異様な圧迫感を感じた場合は膝サポーターの装着を控えましょう。
サポーターの締め付け具合は程よくても、そもそも膝サポーターのサイズが合っていないとうっ血などのトラブルが発生します。そのため、自身に合った膝サポーターを着用しましょう。
サポーターをしても膝が痛い場合は病院・クリニックも検討しよう

サポーターを装着しても膝の痛みが改善しない場合は、サポーターでカバーできるレベルの怪我ではないため、早めにクリニックを受診しましょう。
クリニックはお金がかかるし治療が面倒くさいと先延ばしにすると、重症化した状態で長期間に渡る治療をしなければなりません。
場合によっては、手術や再生療法が必要になる場合もあります。そのため、サポーターを利用しても膝の痛みが今ひとつ改善しない場合は、膝の痛みに特化したクリニックにて診察してもらいましょう。
【ランキング】膝の痛みの治療におすすめの病院・クリニック4選
では、膝の痛みの治療におすすめのクリニック4選を紹介します。それぞれのクリニックの特徴やおすすめポイントをまとめているため、ぜひ参考にしてみてください。
1位:ひざ関節症クリニック
治療実績は22,900例以上を誇り、体の負担が少ない最先端の治療プランを提供しています。とくに「培養幹細胞治療」は痛みの根源へアプローチする再生医療で、膝関節の組織修復とともに長期的な痛み軽減効果が期待できます。
基本的に注入1回(来院2回)の治療で済むため、ヒアルロン酸注射のように頻繁に通院する必要もありません。
大掛かりな手術を避けたい方は
2位:シン・整形外科(旧東京ひざクリニック)
診察時には受診歴のヒアリングや触診、MRI診断を活用し、ひざに痛みが生じている原因を徹底的に探ります。切開や入院不要の注入治療でひざの痛みを取り除いていくため、現状のライフスタイルを維持できる点も大きな魅力です。
また、
「サポーターを着用せずにすむ元気なひざを手に入れたい」「思う存分スポーツに取り組めるように、ひざの痛みを取り除きたい」などのお悩みを抱える方は、気軽に無料相談を利用して自身の症状を伝えてみましょう。
3位:ガーデンクリニック
治療メニュー | PRP療法、志望幹細胞療法、ヒアルロン酸注射 |
料金 | 脂肪幹細療法:1,408,000円 PRP療法:319,000円 ヒアルロン酸注射:33,000円 など |
全国院数 | 8拠点(池袋、新宿、品川、船橋、横浜、名古屋、大阪、福岡) |
保証内容 | 年中無休の相談受付 3か月に及ぶアフターケア |
初回カウンセリング | 無料 |
電話番号 | 0800-813-9266 (受付時間:9:00~22:00) |
クリニックの特徴 | 日本形成外科学会教育関連施設に認定(2020年) 開業20年以上の歴史と実績あり 追加料金なし |
ガーデンクリニックは、1999年に開院したクリニックで、開院23年以上の歴があります。2020年には日本形成外科学会教育関連施設に認定された経歴があり、安心して治療を受けられる点が魅力です。初回カウンセリングは無料で受けられるため、公式サイトより申し込みしましょう。
また、メール相談を受け付けているため、初診の場合も気軽に問い合わせ可能です。ガーデンクリニックの公式LINEを友だち追加すると、クリニックの最新情報や医療コラムを無料で閲覧できます。診療を考えている方は、ぜひ公式LINEを友だち登録しておきましょう。
4位:表参道ヘレネクリニック
治療メニュー | 幹細胞治療など |
料金 | 幹細胞(1億セル):547,800円 幹細胞(1億セル×両膝):756,800円 |
全国院数 | 当院のみ |
保証内容 | 健康被害保証制度、効果視察あり |
初回カウンセリング | 電話相談あり |
電話番号 | 03-3400-2277 |
クリニックの特徴 | 再生医療治療を受ける方への健康被害の保証制度あり 治療前と治療後のアフターフォローシステムあり 院長自身が幹細胞治療経験あり |
表参道ヘレネクリニックは、幹細胞治療を専門とした医療クリニックです。院長自身が甲状腺ガンを患った経験がキッカケで幹細胞治療を受けた経験があるため、自身の経験をもとに診察や治療をおこなっている点が特徴です。
アフターフォローや健康被害の保証制度も取り入れているため、万が一の場合も安心して治療を受けられます。予約や問い合わせ用の公式ラインがあるため、診察を考えている方は友だち追加しておきましょう。
まとめ

今回は、膝が痛いときにおすすめの膝サポーターランキングを紹介しました。膝サポーターは怪我の状況やサイズ、通気性などさまざまな選ぶ基準があります。
そのため、膝サポーターの選び方を参考にしながら、今回紹介したサポーターおすすめランキング8選の中から自身に合ったサポーターを購入してください。また、膝サポーターを利用しないほうがいい場合の特徴についても解説しました。
筋肉低下のリスクがあったり、締めつけすぎてうっ血したりする場合もあるため、闇雲にサポーターを利用せずに必要に応じて利用しましょう。皮膚トラブルを起こした経験がある方は、素材にこだわっているサポーターを選ぶと肌にとっても快適なためおすすめです。
自信が膝サポーターを利用したほうがいいか否かの判断が難しい場合は、早めにクリニックにて受診してみましょう。
※本記事の情報は2022年11月時点のものです。
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