肥満外来とは、クリニックや美容外科で医療行為として扱われる方法です。腹部や腕、太ももに蓄積した脂肪を落としたいと感じていても、運動や食事制限は続けられない、何度ダイエットをしてもリバウンドしてしまうと悩む方も多いでしょう。
さらに、一部だけ痩せたいと考えている場合は、ご自身だけでダイエットをするのは非常に難しく、諦めている方も多いのではないでしょうか。
効率的かつ健康的に減量をおこなうためには、肥満外来がおすすめです。この記事では、大阪で肥満外来を受けたい場合におすすめのクリニックや、クリニックを選ぶ際のポイントなどを詳しく紹介します。
大阪で肥満外来を受けるクリニックを選ぶポイント
大阪で肥満外来を受けられるクリニックは複数あるため、どこを受診すべきか迷う方も多いのではないでしょうか。
クリニック選びの際は、専門医の診察を受けられるか、プログラムが充実しているかなどの確認が大切です。そこで、大阪の肥満外来を受診するにあたって、チェックしたいポイントを紹介します。
肥満・減量・糖尿病治療の専門であること
肥満外来は、医師の指示や管理のもと行われる治療方法です。ただし、副作用が起こる可能性もあるため、施術前には十分な健康チェックが必要となります。
厚生労働省では、使用する薬剤がどのような種類か説明することや、得られる効果や副作用、リスクについても納得したうえで施術を受ける、といったルールを定めています。
さらに、肥満外来での治療以外に方法があるかどうか確認すること、すぐに治療しなければならないのか再検討すること、などを確認事項としています。厚生労働省が挙げるチェック項目のうち1つでも当てはまるときは、医師へ相談や再度検討することが必要です。
肥満治療や糖尿病治療を専門に扱う医師であれば、効果のほか副作用やリスク、すぐに治療が必要かどうかなどもわかりやすく説明してくれるので、クリニック選びの参考にしてください。
カウンセリングなどメンタル面のフォローが丁寧
肥満外来は、医師や看護師、管理栄養士など専門家のフォローが必須です。たとえば、カウンセリングで相談しやすい医師であれば、長期間安心して治療を任せられるます。
治療期間が終わった後のフォローや、生活をするなかでのメンタル面でのフォローも丁寧に行ってもらえると安心です。
管理栄養士による栄養指導が充実
メタボリック、生活習慣病、ダイエットなど肥満の予防や体型を改善するためには、食生活を見直す必要があります。
医師や管理栄養士による栄養指導が必要だと判断された場合や栄養指導を希望する場合は、管理栄養士のアドバイスがあるかどうかをチェックしてください。管理栄養士からは、一人ひとりに適したアドバイスをしてもらえ、食生活も自己管理しやすくなるでしょう。
医師による薬の処方や治療法が豊富
肥満外来とは、医療行為でのダイエット(減量)を指します。クリニックや病院で実施され、医師や看護師のサポートを受けながら医学的根拠を基に脂肪を減少させる方法です。
肥満外来は「メディカルダイエット」ともいわれており、安全性が高いことが魅力です。近年では、サプリメントや注射を使用して脂肪を減少させる肥満外来の人気が高まっています。
肥満外来と痩身エステの違いが分からない方もいるかと思いますが、肥満外来は医療資格を持っていなければ治療できないのが特徴です。痩身エステでは、痩せやすい体作りをサポートするサービスの提供、肥満外来は脂肪細胞を減少させる治療を指します。
薬の処方や治療法の違い
肥満外来の施術は医療行為なので、カウンセリングの診断や治療をするのは医療資格を持つ医師や看護師のみです。手術、注射、内服治療などの施術がありますが、万が一問題が起こった際には医師が診察を担当するため安心感があります。
痩身エステは医療行為ではなく、手術をする際に医療資格が不要です。そのため、指導を受けたスタッフであれば痩身エステの施術ができます。施術は美容機器を使ったり、エステティシャンがマッサージをしたりといった方法があります。
期待できる効果の違い
肥満外来は、厚生労働省やアメリカの食品医薬品局で定められた内服薬や医療機器を使って脂肪細胞を減少させる、医学的根拠がある治療方法です。そのため、ダイエット効果が高いことが魅力で、施術によっては数日で効果が実感できます。
一方、痩身エステはマシンやマッサージで基礎代謝を上昇させ、痩せやすい体作りをする方法です。体重の減少のほか、綺麗な美しいボディラインを作ることが目的とされています。
しかし、運動したり食事制限をしたりなど、生活のなかで努力を継続しなければなりません。それぞれ混同されやすいですが、どの程度ダイエット効果を得られるかどうかが大きく異なります。
クリニック選びでは、肥満外来と痩身エステの違いも頭に入れておくといいでしょう。
継続的に通える診療受付時間である
クリニックの診察受付時間によっては、自身の都合に合わせにくかったり、通いにくかったりする場合があります。
たとえば、診療時間が夕方までの場合、仕事の後にカウンセリングを受けたり実際の治療を受けたりするのが難しくなります。また、午前の診療開始時間が遅いと、予定を調整できないケースも出てくるでしょう。
そのため、プライベートや仕事の予定に大きな支障が出ないよう、自身のライフスタイルに合った診療時間かどうかを確認する必要があります。肥満外来での治療は長期的になることもあるため、通いやすい診療時間か、アクセスしやすいかも大切です。
予算内で通いやすいか
肥満外来の治療は、ある程度の費用もかかるため、予算内かどうかも確認しなければなりません。1回の施術費用を考えるのではなく、数回は通院しなければならないことを考え、費用を計算する必要があります。
クリニックによって初診料や再診料、検査費用や処方料などが異なり、治療方法によっても費用が大きく異なります。保証制度や返金制度が用意されている場合もあるので、トータルでかかる費用をあらかじめ確認しておきましょう。
治療メニューの内容が自身に適しているか
肥満外来で受けられる施術は、いくつかの種類があります。クリニックごとでメニューにも違いがあるため、施術内容が自身の体質や、目指す理想に適しているかどうかが重要なポイントです。
中には肥満外来での治療に興味があるものの、持病があるため通院するかどうか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。肥満外来は、医薬品や医療機器を使う医療行為のため、持病によっては治療を受けられない方もいます。
たとえば、特定の病気の方や特定の薬を服用している方、アレルギーがある方など、施術や治療を受けられないケースがあります。
そのため、体質や持病など不安がある場合はクリニックのカウンセリングや診察の際に確認しましょう。カウンセリングや初診の際に、丁寧に話を聞いてくれるかどうかも同時にチェックすることが大切です。
実績をチェックする
肥満外来で処方する薬は、どのクリニックも同じものであるケースが多いため、肥満解消やダイエットの指導の内容によってクリニックの良し悪しが判断されます。
そのため、クリニックがこれまで行なってきた治療内容や施術実績、どのような症例があるのチェックも必要です。実績や症例が多ければ、知識や経験があるということであり、長い期間トラブルや医療事故も起こっていないと判断できます。
評判や口コミも参考にする
肥満外来は、医師の診察や薬の処方、施術を受けるほか、運習慣や栄養治療などの指導を受けることが一般的です。そのため、医師や看護師、管理栄養士などのスタッフとも相性が良いかどうかが重要です。
クリニックの評判や口コミをあらかじめチェックしておけば、医師やスタッフ、看護師などの対応も確認できるため、ご自身には合わないと感じるクリニックは候補から外せます。
すぐに外科手術を勧めるクリニックや対応が悪いという口コミがたくさん投稿されているクリニックは注意が必要です。
肥満外来での治療方法(ダイエット)

肥満外来での治療方法は、カウンセリングがメインの治療と、投薬治療や外科手術などが必要な場合に分かれます。現在の体型や目指す方向性、病気の有無などから、どのような治療方法が適しているのか判断されます。
肥満外来で行われる治療方法をそれぞれ詳しく理解しておきましょう。
カウンセリング中心の肥満治療
肥満外来では、カウンセリングをメインに食事療法や運動療法、行動修正療法と呼ばれる治療が行われます。それぞれどのような治療方法なのか、簡単に確認しておきましょう。
食事療法
食事療法では、食事の栄養バランスと食事の質を見直します。管理栄養士が個人の性格や食事の習慣、健康状態やライフスタイルなどを考慮し、栄養バランスが整った食事を提案しています。
運動療法
運動療法は、摂取したエネルギーを消費するための運動プランを考える治療です。主に水泳やジョギング、ウォーキングのような有酸素運動が提案されます。
酸素を使うことによって糖分や脂肪が分解されるため、生活の中に有酸素運動の時間を設けると脂肪を燃焼させられます。
行動修正療法
行動修正療法とは、生活習慣を変化させることです。自身の行動や生活習慣を再確認してから、目標を決めて生活習慣を変化させます。少しずつ目標を達成することによって効果を実感できるでしょう。
薬物療法や医療行為・外科手術による肥満治療
クリニックでは、薬を使った投薬治療のほか、脂肪の量によっては外科手術で治療をすることもあります。肥満外来で使用される薬の種類や、外科手術で行われる治療方法について紹介します。
食欲抑制剤や脂肪吸収抑制剤など
食事抑制剤や脂肪吸収抑制剤には、「GLP-1」や「SGLT2阻害薬」などが挙げられます。GLP-1は、肥満外来で使用される定番の薬物療法です。
胃腸の動きを抑えることで、食欲も抑える効果が期待できます。元々は糖尿病の治療で使われていましたが、近年、治療薬としても認められてきています。
薬や注射を使って投与することが多いですが、肥満外来で使われる注射針は細いため強い痛みを感じにくいのが魅力です。
SGLT2阻害薬は、糖尿病の治療目的で開発されました。体の中で吸収されるはずだった糖を吸収せず、尿で排出させます。
そのため、食事制限をせず糖分を排出でき、余分なカロリーを吸収することなくダイエット効果が期待できます。日本ではGLP-1と同時に処方されることが多いです。
なお、SGLT2阻害薬を服用しているときに尿検査をすると、糖尿病の陽性反応が出てしまいます。しかし、糖尿病の陽性反応は尿に糖が含まれるためなので、肥満外来を服用している際に陽性反応が出ても基本的には糖尿病の心配はありません。
脂肪吸引
脂肪吸引は、外科手術で脂肪を取り除く方法です。全身麻酔や部分麻酔をして、脂肪を減らしたい場所をメスで切開し、吸引口を入れて脂肪を吸引します。
脂肪吸引のメリットとしては、1回の施術でダイエット効果を実感しやすいことです。また、脂肪吸引をした後、皮膚がたるみにくいことも特徴です。さらに手術では数ミリ程度しか切開しないため傷跡も気になりません。
ただし、ダウンタイムがある点に注意が必要です。脂肪吸引をした後は内出血や痛み、むくみといったダウンタイムがあり、筋肉痛に似た痛みが1週間ほど、むくみや内出血は最大3週間ほど続きます。
部位ごとにダウンタイムの症状には違いがありますが、脂肪を吸引する量が多ければ多いほど長引きます。
また、外科手術の脂肪吸引は、ほかの治療法と比較すると1度の費用が高額であり気軽には受けられません。ただし、他の治療方法では数回治療しなければなりませんが、脂肪吸引は1度で終了するため、トータルの金額で見ると大きな差はないでしょう。
脂肪融解注射
脂肪融解注射は、脂肪の融解をサポートする治療法です。脂肪細胞が液化することによって、部分痩せの効果が期待できます。
施術前のカウンセリングでは、食事や運動に関する指導のほか、一人ひとりに適したサプリメントを処方されることも多いです。脂肪融解注射での治療と、ホームケアも行うことによって高い効果が期待できます。
体に負担がかかりやすい脂肪吸引と比較して、副作用やリスクが低いことがメリットです。リンパや血流の流れを促進して肌の弾力がアップしたりセルライトを除去したりといった効果も期待できます。
注射する箇所によって異なりますが、1回の施術時間はおよそ10分で、2週間に1度注射を打つと3回目以降で少しずつ効果を実感できます。痛みは個人差があるため、不安がある場合は部分麻酔を受けられることが一般的です。
なお、治療を受けた直後はメイクをすることやマッサージを受けることができないので注意しましょう。
胃のバイパス手術
肥満外来では、胃のバイパス手術を受けることもあります。胃を部分的に切除し、食べる量を減らす方法です。
食べる量を減らせたり、食事の時間が短くなったりと効率よくダイエット効果を得られるでしょう。また、胃のバイパス手術は2型糖尿病の方や、循環器系疾患や心臓病をかかえている方に有効な方法だとされています。
ただし、手術をした後に胸焼けや胃潰瘍、胃炎や腎臓結石などの合併症が起こるリスクがあるため、十分な検査が必要です。
エムスカルプト
エムスカルプトは、医療機器を使った施術で高密度焦点式電磁を痩せたい部分に当てます。体脂肪を減らしたり筋肉を増強させたりといった効果が期待できる方法です。筋肉を増強させることによって、治療後のリバウンドも予防できるでしょう。
大阪で肥満外来専門の人気クリニック4選

大阪には肥満外来を扱うクリニックがいくつかありますが、専門のクリニックは少ないといえます。
こちらでは、大阪でとくに人気があるクリニックを4つ紹介します。アクセスや診療時間、治療の特徴をチェックし、気になるクリニックで診察を受けてみましょう。
デュオクリニック 大阪梅田院
アクセス | 大阪府大阪市北区曽根崎2丁目8-5 お初天神EAST BLDG2階 梅田駅御堂筋南口 徒歩6分 東梅田駅7番出口 徒歩2分 |
診療時間 | 10:00-20:00 休診日:年末年始のみ |
都内を中心に展開しているディオクリニックですが、大阪にも店舗を構えています。(関西では京都にもあります)
医療ダイエットに特化したクリニックなので、スタッフも施術に慣れており安心です。また、過度な食事制限や運動の必要は一切なく、手術も伴わないため痛みが不安な方にピッタリでしょう。
ディオクリニックで展開しているダイエットプログラムには、全身完全医療ダイエットプログラム、ドクターズ小顔治療プログラムなどがあります。
健美クリニック
アクセス | 大阪市北区芝田1-12-14 ワタナベビルファイブ5階 地下鉄御堂筋線 梅田駅 徒歩5分 阪急線 大阪梅田駅 徒歩3分 JR 大阪駅 徒歩7分 阪神本線 大阪梅田駅 徒歩7分 |
診療時間 | 月・水 13:00~16:00/17:00~21:00 木 9:00~12:00/14:00~19:00 金 15:00~21:00 土・日 10:00~13:00/14:00~18:00 休診日:火曜日/祝日/そのほか不定休 |
健美クリニックの肥満外来は、「食事運動をプログラム・痩身機器プログラム・薬剤プログラム」の3種類から選べます。運動や食事プログラムは食生活をメインにして生活習慣の見直しをするプログラムです。
栄養素を分析することで、一人ひとりの食生活を確認し、不足しがちな栄養素を血液検査で確認します。痩身機器プログラムは二の腕、お腹、太ももなど部分的に痩せたい方に有効な方法です。
薬剤プログラムは、GLP-1受容体作動薬やSGLT2阻害剤などの薬剤を使用します。ご自身で食事制限をするのが難しい場合に有効なプログラムです。
投薬治療は糖尿病だと診断された場合は保険が適用されるので、場合によっては費用を抑えることができます。
なかむら内視鏡センター
アクセス | 大阪府堺市中区東八田 24-5 中村診療所1F 深井駅から徒歩10分 堺東駅前からバス20分 深井駅(西側)からバス3分、「八田壮団地バス停」から徒歩5分 |
診療時間 | 月~金 9:00~12:00/17:00~19:30 土 9:00~12:00 休診日:日曜・祝日 |
なかむら内視鏡センターの肥満外来では、高血圧、糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病の治療や、肥満と合併しやすい癌の予防などを目的としていて、診察を受けたうえで治療が必要かどうか判断しています。
さらに、女性医師を希望した場合は女性医師が担当してくれるため、「肥満外来が恥ずかしくて受診できない」と感じていた方でも診察を受けやすいでしょう。
高血圧や糖尿病、脂質異常症といった生活習慣病に悩んでいる方は、予約をしたうえで診察を受けてみてください。なお、なかむら内視鏡センターは内科クリニックのため、ダイエットを目的とした自費診療はしていません。
大阪本町メディカルクリニック
アクセス | 大阪府大阪市中央区安土町3丁目3-5 イケガミビル5階 大阪メトロ御堂筋線/中央線/四つ橋線 本町駅3番出口 徒歩1分 |
診療時間 | 火・水 10:30~14:00/15:30~19:00 木 10:30~14:00 金 10:30~14:00/15:30~19:00 土 10:00~16:00 日 10:00~14:00 休診日:月曜 |
大阪本町メディカルクリニックでは、投薬治療をメインに行なっています。ただし、投薬治療だけではなく、生活習慣を見直すことを重要視しており、食事指導や生活指導を受けられることが特徴です。
食事指導は、治療を始めてから1~3か月目までは食事の量を1割減らすことを目標にしています。ただし、食事指導では食事の内容までは制限していません。
食べたいものを我慢することがストレスになり、健康に良くないという考えのもと、食事の量を調整することを重要視しているのです。なお、肥満の原因によっては保険が適用されることがあります。
肥満外来の診察の主な流れ

肥満外来を受診した場合の、診察から治療までの流れを紹介します。
ただし、クリニックによって若干異なることがあるため、実際に受診する際にはクリニックへ確認しましょう。
1:診療予約
電話もしくは予約フォームから、診察の予約をします。なかには完全予約制ではなく予約優先制のクリニックもありますが、予定がわかる場合は予約をしておけるとスムーズに診察をしてもらえます。
2:初診外来(医師の診察)
問診表が渡されるため、必要事項を記入し受付に渡しましょう。血糖値や血圧など気になる悩みがある場合は、問診票に記入します。順名前を呼ばれたら診察室に入り、体調や体重、ダイエットの経験などを質問されます。
また、お薬手帳も持参しておくとスムーズに診察を受けられるでしょう。
3:各種検査
検査では、血液検査、血管年齢測定、尿検査などが行われます。血液検査はさまざまな病気のリスクを調べることができ、肝臓・腎臓異常の他、貧血・糖尿病、脂質異常症などを確認します。
血管年齢測定は、実年齢より血管年齢が高いかどうかを確認します。血管年齢が高い方は糖尿病や脂質異常症で血管が硬くなってるか、ストレスや高血圧、喫煙が原因で一時的に血管が硬くなっているのかをチェックします。
尿検査では、尿の中に含まれる糖の量をチェックし、糖尿病のリスクを調べます。尿検査をするため、来院前のトイレのタイミングを調整しておきましょう。
4:治療方針の決定
医師の診察や検査結果を基に、治療方針を決定します。医師が治療方針を一方的に決めるのではなく、患者が納得できたら治療を開始するのが一般的です。
難しいと感じる場合や他の選択肢はないのかなど、気になることや不安なことは治療方針を話し合う段階で解消しておきましょう。
5:治療開始
食事療法や運動療法、投薬治療を開始します。外科手術が必要な場合でも、脂肪の量や体重、体型によっては先に食事療法や運動療法を実施することがあります。
大阪の肥満外来に関するよくある質問
大阪で肥満外来を受診するにあたって、疑問を抱きやすいことを紹介します。あらかじめ疑問を解消しておけば、診察時に医師に確認する手間がなくなり、スムーズに治療を開始することにもつながるでしょう。
肥満治療で保険診療が適用されるのはどのような場合ですか?
主にBMI(Body Mass Index:体格指数)が35以上の高度肥満の方が保険適用の対象です。体型をスリムにしたい、少し太ってきたのでダイエットをしたいなど、美容目的の診察では保険が適用されないことが一般的です。
肥満外来は消化器内科・外科の範疇ですか?
肥満外来は、内科的治療と外科治療があり、手術が必要な場合もあるため消化器内科・外科の範疇だといえます。とくに高度肥満の方への治療は、「内科・消化器外科・消化器内科・精神科・麻酔科」の医師と看護師が治療チームを組んで治療を行うことが多いです。
まとめ
肥満外来があるクリニックでは、医学的根拠をもとにした肥満治療やダイエット治療を受けられます。医師管理のもと、看護師や管理栄養士が一人ひとりに適したプログラムを提案しています。
また、肥満外来では運動療法や食事療法が行われており、症状に合わせて食欲を抑える効果が期待できる薬や、脂肪の吸収を抑える投薬治療が提案されることも多いです。
さらに体型の変化の確認やリバウンドを予防するアドバイスやアフターフォローも受けられます。高度肥満の方、肥満に伴う疾病予防をしたい方は、大阪の肥満外来を受診してみましょう。
※この情報は、2022年4月時点のものです。
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