PayPayは、PayPay銀行カードローンと呼ばれる貸付サービスを提供しています。
利用を検討している方の中には、「PayPayでお金を借りる方法が知りたい」「審査に通過するコツが知りたい」このような悩みを抱いている方も多いでしょう。
お金に困っている場合、スムーズに審査に通過したいと考えるのは当然です。
PayPayでお金を借りるためには、PayPayのアプリからPayPay銀行カードローンの利用を申し込む必要があります。
また、審査が不安な方は、PayPay銀行の口座を事前に開設したり、PayPayをクレジットカード払いで利用したりすると、審査に通過できる可能性が高まります。
この記事では、PayPayでお金を借りる方法や、審査に通過するコツ、利用するメリット、デメリットなどをまとめました。
PayPayでの借り入れを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
PayPay(ペイペイ)でお金を借りるためには?
PayPayでお金を借りるためには、いくつかの準備が必要です。
借入を検討している方は、これから紹介する内容を理解しておきましょう。
アプリからPayPay銀行カードローンに申し込む
PayPayでお金を借りる際は、アプリからPayPay銀行カードローンに申し込みます。PayPayのアプリは、公式サイトでダウンロードしましょう。
PayPay銀行の口座開設が必要になる
PayPay銀行カードローンを利用するためには、PayPay銀行の口座を開設する必要があります。
PayPay銀行カードローンの公式サイトからであれば、口座を開設しつつ利用の申し込みも可能です。
しかし、本人確認書類を提出する必要があるため、スムーズに進めるためにも事前に準備しておきましょう。
お金を借りるために必要な書類
PayPay銀行カードローンでお金を借りる際は、次のいずれかの本人確認書類が必要です。
- ・運転免許証
- ・マイナンバーカード
- ・各種保険証
- ・パスポート
- ・住民基本台帳カード
- ・在留カード
- ・特別永住者証明書
- ・印鑑証明書
- ・住民票の写し
- ・各種年金手帳+補助書類
- ・身体障害者手帳を含む各種福祉手帳+補助書類
補助書類とは、電気やガス、水道などの公共料金の領収証を指しています。
また、次の収入証明書類が必要になる場合もあります。
- ・源泉徴収票
- ・住民税課税決定通知書
- ・住民税課税証明書
- ・給与明細
個人事業主の方は、上記の書類ではなく確定申告書や納税通知書などが該当します。
PayPayを利用した借り入れをはじめる前に、自身に必要な書類を準備してください。
PayPay(ペイペイ)でお金を借りる方法・流れ
PayPayでお金を借りる流れは、次のとおりです。
- アプリから審査に申し込む
- 審査通過後にお金を借りる
順番に解説します。
1:アプリから審査に申し込む
はじめに、PayPayのアプリを起動し、PayPay銀行カードローンを申し込みましょう。
手順は、次のとおりです。
- 「機能一覧」を選択
- 「お金を借りる」を選択
- 申し込む
- 本人確認書類を送付
- 審査結果の通知
最短60分で審査結果のメールが届くため、必ず確認しましょう。
2:審査通過後にお金を借りる
審査の通過メールを確認したら、お金を借りられます。
借入方法は、アプリ、公式サイト、ATMの3つです。
自身の利用しやすい方法で借りてみてください。
PayPay(ペイペイ)でお金を借りる際の利用条件・審査基準
PayPayでお金を借りるためには、利用条件と審査基準をクリアする必要があります。
これから申し込む方は、事前に確認しておきましょう。
PayPay銀行カードローンの利用条件
PayPay銀行カードローンの利用条件は、次の4つです。
- ・20歳以上70歳未満の方
- ・本人または配偶者に安定した収入がある方
- ・PayPay銀行に普通預金口座を所有している方
- ・一定の審査基準を満たし、保証会社SMBCコンシューマーファイナンス(株)の保証を受けられる方
たとえば、18歳の方や単身で安定した収入がない方は、審査を通過できません。
申し込む前に、自身が利用条件を満たしているのかを確認しましょう。
PayPay銀行カードローンの審査基準
利用条件とは別に、PayPay銀行カードローンが定めている審査基準も満たす必要があります。
しかし、PayPay銀行カードローンの公式サイトには、審査基準が記載されておらず、確認する方法がありません。
一般的なカードローン会社は、次のような条件を満たせば借りられるため、目安程度に把握しておきましょう。
- ・長期的な延滞をしていない
- ・総量規制に該当しない
- ・短期間に複数申し込みをしていない
先ほど紹介した、PayPay銀行カードローンの利用条件を満たしている方は、審査に通過できる可能性が高いため、積極的に申し込んでみてください。
PayPay銀行カードローンの審査に通りやすくするコツ
PayPay銀行カードローンの審査に通りたい方は、次のコツを意識してみてください。
- ・PayPay銀行の口座を開設
- ・PayPayをクレジットカード払いで利用
- ・信用情報の傷の有無を確認
- ・他社カードローンへの申し込みを避ける
一つずつ解説します。
PayPay銀行の口座を開設しておく
PayPay銀行カードローンの審査に通りたい方は、事前にPayPay銀行の口座を開設しておきましょう。
公式サイトで公表されている事実ではないものの、申し込み時点でPayPay銀行の口座を所有している方は、審査が有利になりやすいとされています。
PayPay銀行の立場になると、すでに銀行口座を所有している方の利用を継続させたいものです。
そのため、審査を通して継続的に利用させようとする可能性は十分考えられます。
審査に通りたい方は、事前にPayPay銀行口座を開設し、何度か取引してみてください。
PayPayをクレジットカード払いで利用する
PayPay銀行カードローンの審査に通りたい場合は、PayPayをクレジットカード払いで利用するのもおすすめです。
PayPayをクレジットカード払いで利用すると、クレジットヒストリーが積み上がり、信用情報によい影響を与えます。
審査の際は信用情報が重視されるため、クレジットヒストリーが積み上がっている方は審査に通過できる可能性が高いです。
審査が不安な方は、申し込む前にPayPayをクレジットカード払いで何度か利用しましょう。
信用情報の傷の有無を確認する
PayPay銀行カードローンの審査を申し込む前に、信用情報の傷の有無も確認しておきましょう。
カードローンの審査では、信用情報の内容によって返済能力の有無を判断します。
信用情報に傷がある場合、返済能力が低いと判断され、審査に落ちる可能性が高いです。
そのため、信用情報に傷がある場合は、回復してから審査を申し込む必要があります。
信用情報を確認する際は、信用情報機関に情報開示請求をしましょう。
どの信用情報機関もインターネット上で請求できるため、公式サイトを参考に実施してみてください。
他社カードローンへの申し込みを避ける
PayPay銀行カードローンの審査に通過したい方は、他社カードローンへの申し込みを避けましょう。
複数社へ申し込んでいる方は、お金に困っていると判断されるため、審査に通過しにくくなります。
また、短期間に複数社に申し込むと、信用情報に傷がついて審査に通過できなくなる可能性もあります。
どうしてもお金を借りたい方の中には、複数社に申し込む方も多いですが、審査に通る確率を上げたい方はPayPay銀行カードローンのみに申し込みましょう。
PayPay(ペイペイ)でお金を借りる7つのメリット
PayPayでお金を借りるメリットは、次のとおり多くあります。
- ・返済日を自由に設定できる
- ・無理なく返済が可能
- ・30日間の無利息期間がある
- ・24時間借入が可能
- ・郵送物はキャッシュカードのみ
- ・総量規制の対象外
- ・残高不足サポート機能がある
他社ではなくPayPay銀行を利用する必要があるのか判断したい方は、確認してみましょう。
返済日を自由に設定できる
PayPay銀行カードローンは、返済日を自身で自由に設定できます。
返済日が決められているカードローン会社も多いため、自身のスケジュールで返済したい方におすすめです。
無理なく返済が可能
PayPay銀行カードローンは、1,000円(税込)からの返済が可能です。
そのため、自身のペースで無理なく返済したい方に向いています。
PayPay銀行カードローンの返済コースは3つに分かれており、次のとおり最低返済額が決まっています。
- ・ゆとりコース:1,000円(税込)〜
- ・標準コース(A):3,000円(税込)〜
- ・標準コース(B):1万円(税込)〜
1,000円(税込)のみでなく、3,000円(税込)や1万円(税込)から返済できるコースもあるため、自身に最適な金額で返済できるコースを選んでみてください。
30日間の無利息期間がある
PayPay銀行カードローンには、30日間の無利息期間があります。
無利息期間とは、利息がかからない期間であり、30日以内に完済すれば利息を支払う必要がありません。
また、完済に30日以上かかっても、無利息期間がないカードローン会社よりもお得なため、できるだけ利息を抑えたい方は利用を検討してみましょう。
24時間借入が可能
PayPay銀行カードローンは、24時間借入が可能です。
PayPay銀行カードローンの借入方法には、スマートフォンアプリ、公式サイト、ATMがあります。
スマートフォンアプリと公式サイトは、24時間365日借入が可能なため、急な出費がある場合でも安心です。
郵送物はキャッシュカードのみ
PayPay銀行カードローンを利用する際の郵送物は、キャッシュカードのみです。
借入の証拠を残したくない方、家族に発覚せずに利用したい方にとっては、大きなメリットです。
また、すでにPayPay銀行のキャッシュカードを利用している場合は、郵送物なしで借入を開始できます。
総量規制の対象外
PayPay銀行カードローンは、総量規制の対象外です。
総量規制とは、借主の年収の3分の1以上を貸し付けてはいけない決まりです。
貸金業者は総量規制の対象ですが、PayPay銀行カードローンは貸金業者ではないため、年収の3分の1以上のお金を借りられます。
高額なお金を借りたい方は、総量規制に引っかからないPayPay銀行カードローンを利用してみてください。
残高不足サポート機能がある
PayPay銀行カードローンには、残高不足サポート機能があります。
残高不足サポート機能とは、普通預金口座のお金が不足した際に、自動的に借り入れをおこなう機能です。
引き落としやVisaデビットの支払いをスムーズに実行できます。
口座のお金が不足して、支払いできない状況を回避したい方は、PayPay銀行カードローンを利用しましょう。
PayPay(ペイペイ)でお金を借りる3つのデメリット
PayPayでお金を借りる際は、メリット以外に次のようなデメリットもあります。
- ・借入金を直接チャージできない
- ・金利が高めに設定されている
- ・即日融資できない
詳しく解説するので、自身にとってどれほどのデメリットになるのかを判断してみてください。
借入金を直接チャージできない
PayPay銀行カードローンで借りたお金は、直接PayPayにチャージできません。
普段からPayPayを利用して買い物している方にとっては、大きなデメリットです。
しかし、現金であればPayPayにチャージできるため、手間に感じない方にとってはデメリットになりません。
直接チャージしたい方のみ、利用するのかを再検討してください。
金利が高めに設定されている
PayPay銀行カードローンの金利は、他社よりも高く1.59%〜18.0%に設定されています。
最低金利は低く設定されていますが、基本的に借入金額が100万円以下の場合は最大の18.0%が適用されます。
一例として、他の銀行系カードローンと金利を比較してみましょう。
サービス名 | 金利 |
---|---|
PayPay銀行カードローン | 1.59%〜18.0% |
ソニー銀行 カードローン | 2.5%~13.8% |
楽天銀行カードローン | 1.9%~14.5% |
三井住友銀行カードローン | 1.5%~14.5% |
上記のとおり、最大金利が13%台に設定されているものもあるため、PayPay銀行カードローンの金利は高いといえます。
しかし、100万円以上借りる場合は、他のカードローン会社よりもお得になる可能性があります。
他社を検討している方は、適用される金利を比較してみてください。
即日融資できない
PayPay銀行カードローンは、即日融資に対応していません。
最短でも本審査の結果がわかるのは翌日になるため、お金をすぐに工面したい方はデメリットに感じます。
借入までの早さを重視している方は、即日融資可能なカードローンを選びましょう。
PayPay(ペイペイ)でお金を借りることに関するよくある質問
ここでは、PayPayでお金を借りる際によくある質問に回答します。
PayPayでの借入を検討している方は、一度目を通してみてください。
PayPayでお金を借りる際に在籍確認はある?
PayPayでお金を借りる際は、在籍確認があります。
勤務先への電話で在籍確認を実施しているため、回避したい方は他社を検討する必要があります。
しかし、カードローン会社は利用者のプライバシーに配慮している可能性が高く、勤務先への在籍確認でPayPay銀行カードローンの利用が発覚する可能性は低いです。
利用限度額を抑えれば審査に通りやすくなる?
借入希望額を抑えれば、審査に通りやすくなる可能性はあります。
高額な借入希望額を申告する場合、審査で求められる返済能力も高くなります。
そのため、同じ年収でも借入希望額が低い方が、審査に通過できる可能性が高いです。
しかし、PayPay銀行カードローンが公表している事実ではなく、あくまでも推測であると把握しておきましょう。
PayPayでお金を借りる際にお得なキャンペーンはある?
PayPayでお金を借りる際に利用できるお得なキャンペーンは、次のとおりです。
- ・契約すると1,500円(税込)プレゼント
- ・契約後の借入で最大1万円(税込)プレゼント
- ・30日間の無利息期間
契約のみで1,500円(税込)もらえるため、借り入れるのかわからない方も、契約を検討してみましょう。
また、借入で最大1万円(税込)もらえるキャンペーンもあり、利用する方はさらにお得です。
30日間の無利息期間を設けている会社は多いものの、高額なキャッシュバックを提供している会社は少ないため、PayPayでの借入はキャンペーン重視の方に最適です。
まとめ
今回は、PayPayでお金を借りる方法や審査に通過するコツ、メリット、デメリットなどについて解説しました。
PayPayでお金を借りる際は、アプリからPayPay銀行カードローンを申し込む必要があります。
また、PayPay銀行の口座を事前に開設したり、PayPayをクレジットカード払いで利用したりすれば、審査に通過できる可能性が高まります。
事情があり審査が不安な方は、記事内で紹介した審査に通りやすくなるコツを実践してみてください。
手軽に借入をはじめられるPayPay銀行カードローンに申し込んで、必要なお金を用意しましょう。
<参考リンク>
PayPay銀行