AGA(男性型脱毛症)は日本人男性の多くが発症するといわれていますが、突然発症するものではありません。
AGAは遺伝や男性ホルモンの影響を受けて徐々に進行するため、初期の段階で専門的な治療を受けることが大切です。
AGAの初期段階で適切な対策や治療をおこなうと、薄毛に悩まされる前にAGAを克服できる可能性があります。
そこで今回は、AGAの初期段階で起こる抜け毛、初期脱毛の症状と、AGA治療法について詳しく解説します。
AGAの初期脱毛の主な症状

AGAの初期脱毛では、毛質や毛量に変化が見られます。最初に、初期脱毛の主な症状を紹介します。
毛質
初期脱毛が起こると、髪の毛が柔らかくなる、細くなるなどの症状が起こります。
以前より髪の毛にハリやコシがない
AGAの初期脱毛が起こると、髪の毛のハリやコシが失われます。
髪の毛のコシやハリが徐々に失われ、髪の毛が細く柔らかくなり、毛と毛の間から頭皮が透けて見えやすくなります。
ハリやコシは急に失われるものではなく、徐々に失われていくことが特徴です。
そのため、1~3か月に1度は髪の毛の状態をチェックしましょう。
自身ではわからない場合は、行きつけの美容院や理容室で、自身の髪の毛にコシやハリがあるかどうか聞いてみるのもよいでしょう。
生え際に産毛が多い
AGA治療の効果が出ると、徐々に健康な髪の毛が生えるため、産毛が増えます。
産毛(うぶげ)とは、生まれたばかりの赤ちゃんに生える細く短い毛や、顔に生える柔らかく細い毛を指す言葉です。
大人の髪の毛でいう産毛は、生えたばかりの5mm以下の髪の毛、細くて弾力のない短い髪の毛を指し、新生毛とも呼ばれます。
髪の毛が細い
AGA治療開始後の初期脱毛では、髪の毛が細くなり、抜けやすくなることが特徴です。
個人差があるため細くなるタイミングも異なりますが、ヘアサイクルの休止期にある髪の毛ほど細くなる傾向にあります。
毛量
AGA治療後に髪の毛が抜ける、全体的に毛量が減るなどで不安を覚える方もいます。
しかし、初期脱毛の可能性があるため、当てはまる症状がないか確認しましょう。
起床したときに抜け毛が多い
多くの方は1か月程度で初期脱毛の本数は減りますが、3か月を過ぎても脱毛が続くことがあります。
しかし、毛母細胞が活性化し、細い毛が抜けてきた場合、薄毛が回復してきた証拠です。
起床時以外に、お風呂に入った際に髪の毛が抜けると、薄毛や抜け毛が進行しているのではと不安を覚える方もいるでしょう。
個人差はありますが、人間の髪の毛は全部で約10万本あるといわれています。
うち、50~100本程度は1日に抜けることが一般的なため、初期脱毛や自然な脱毛の可能性があります。
髪の毛がセットしにくい
毎朝髪の毛をセットしにくいと感じる方もいるでしょう。
AGAの初期脱毛のひとつに軟毛化があり、髪の毛のハリやコシが失われ、髪の毛が細く弱くなることがあります。
そのため、セットするときに髪の毛が立ち上がりにくく、まとめにくい状態になります。
手で頭を押さえたときに頭皮に触れる感触がある
AGA治療に成功すると、健康な髪の毛に生え変わるために細く弱い髪の毛が抜けます。
毛質と毛量の変化により、頭皮に触れた感触を覚えることがあるでしょう。
髪の毛の生え方
AGAで初期脱毛が起こると、地肌が見え、頭皮にかゆみを覚えることがあります。
髪の毛の生え方、頭皮の状態についても確認しましょう。
前頭部や頭頂部の地肌が透けて見える
AGAの初期脱毛で古い髪の毛が抜け、薄毛を引き起こします。
前頭部や頭頂部は元々地肌が見えやすい場所であり、AGA治療中はとくに地肌が透けて見えることが気になるでしょう。

つむじ周りの地肌が見える
前頭部や頭頂部と同様に、細く抜け落ちる予定だった髪の毛が抜け、地肌が見えることがあります。
毎日同じ髪型をしている、屋外に居る時間が長く紫外線の影響を受けている方は、とくに地肌が透けて目立つことがあるでしょう。
おでこの生え際が徐々に後退している
おでこに関しては、髪の毛をかきあげて確認しない方が多いため、気づきにくいかもしれません。
小指が眉毛の上にくるように手のひらをおでこに当て、生え際の後退度合いをチェックできます。
一般的なおでこの幅は中指から人差し指くらいですが、人差し指を超える場合は注意が必要です。
頭部にかゆみを感じることが多い
頭皮のかゆみは、AGAの初期脱毛時の症状の可能性があります。
AGAの原因であるジヒドロテストステロンは皮脂腺を刺激し、皮脂の分泌を増やすことが特徴です。
過剰な皮脂分泌は脂漏性皮膚炎を引き起こし、頭皮のかゆみにつながります。
さらに、頭皮のかゆみは紫外線の影響やシャンプーができていない、食生活の乱れなど原因はさまざまです。
なお、紫外線は直接的な影響は認められていませんが、皮膚に影響を与えるため間接的な影響はあると考えられています。
頭皮のかゆみのすべてがAGAの初期脱毛時の症状のわけではありませんが、気になる方は早めに医師に相談しましょう。

AGAの特徴

AGAは進行性であり、自然に改善できる症状ではありません。また、原因はホルモンバランスや遺伝など人それぞれ異なります。
ここでは、AGAの症状、原因、治療について解説します。
AGAは進行性
AGAは進行性の疾患で、ストレスによる円形脱毛症のように、時間とともに改善はしません。
また、AGAには、進行パターンがあります。前頭部、頭頂部、おでこの生え際の3箇所から徐々に薄毛が進行し、最終的には前頭部から頭頂部にかけて地肌が露出します。
とくに、おでこの生え際や頭頂部の髪の毛が薄くなる場合、ストレス性の一時的な薄毛や脱毛の可能性は低く、AGAを疑うべきだといえるでしょう。
早期に治療を開始すると、高い効果が期待できるのもAGAの特徴のひとつです。
AGAの初期症状がある方は、早めに専門クリニックを受診し、治療を開始しましょう。
AGAの原因はホルモンバランス・遺伝
AGAは、男性ホルモンであるテストステロンと5αリダクターゼという酵素が結合し、発症します。
テストステロンは、男性らしい筋肉や骨を生成するために欠かせないホルモンです。
生殖機能の向上や精神状態の安定など、男性の健康維持にさまざまな役割を果たしています。
5αリダクターゼは、皮脂腺や毛乳頭細胞に存在する酵素の一種です。
酵素にはさまざまな種類があり、食べ物の消化吸収やホルモンバランスの調整など、体内で起こる変化にかかわる重要な役割を担います。
数ある酵素のなかでも、5αリダクターゼにはAGA発症の原因があることが知られており、テストステロンと結合するとAGA発症の引き金になります。
テストステロンと5αリダクターゼが結合すると、より強力な男性ホルモンであるジヒドロテストステロン(DHT)に変換されるためです。
AGAと遺伝を関連付ける重要なポイントは、男性ホルモン受容体(レセプター)の感受性です。
男性ホルモン受容体がジヒドロテストステロンを捕まえると、脱毛因子TGF-βが増加します。
薄毛の進行は、TGF-βが毛乳頭細胞に指令を出すことで起るため、AGAが発症するのかどうかは、男性ホルモン受容体の感受性が高いのかどうかで決まります。
AGAの完治は難しい
AGAは進行性のため、完治は難しいといえます。
治療を中止すると髪の毛が元に戻り、今までの治療が無駄になる可能性があります。
そのため、薬の量を減らしたり変えたりなど、できるのみ続けることが大切です。
AGAに効果的な治療方法

AGAに効果的な治療法は、薬の服用、美容医療などさまざまです。
ここでは、AGA治療に効果的な治療法を紹介します。
投薬治療
AGA治療薬には、次のようにさまざまな種類があります。
- プロペシア
- プロペシアのジェネリック医薬品
- ザガーロ
- アボルブ
- ミノキシジルタブレット
種類ごとに効果や副作用が異なるため、治療を検討する場合は事前の確認が大切です。
共通の作用を持つ薬や、異なる角度から薄毛にアプローチする薬など、さまざまな種類から適したものを選択します。
また、持病や体質に注意して選ぶことが大切です。医師から処方される前に、現在服用している薬や過去に起こった副作用について伝えておきましょう。

発毛を促す塗り薬
ミノキシジルは、1960年代にファルマシア・アップジョン社(ファイザー株式会社)が開発した、高血圧症患者用の降圧剤で、薄毛治療に用いられる液体の外用薬です。
しかし、臨床試験で多毛症の副作用が報告されたため、薄毛治療に転用されました。
1980年代にはミノキシジルを2%配合した薄毛治療用の外用薬が誕生し、現在では世界中の製薬会社がミノキシジルを配合した外用薬を販売しています。
ミノキシジルは、AGAに有効な外用薬として、日本で承認されています。
濃度2~5%のミノキシジルが主流で、医師の診察と処方があれば5%以上の濃度でも使用可能です。
自毛植毛術
自毛植毛は、薄毛や抜け毛の治療法として広くおこなわれており、自身の健康な髪の毛を薄毛の部分に移植する方法です。
移植された髪の毛は、元の部位と同じように成長し、髪の毛本来の密度と質を取り戻すことが期待できます。
自毛植毛はAGA治療に効果的で、多くの患者が満足できる結果を出しています。移植した髪の毛は永続的に成長するため、1回の治療で薄毛の改善が可能です。
また、自身の髪の毛を使用し、他人に違和感を与えることなく自然な外見を保てます。
ただし、自毛植毛は外科的治療であり、術後には一定の回復期間が必要であり、適切な技術と経験豊富な専門医を選ぶことも重要です。
治療が成功するのかどうかは、医師の技術や患者の適切なアフターケアにも影響されるため、慎重な計画と指導が不可欠だといえるでしょう。
自毛植毛を検討する際には、薄毛の状態や希望する仕上がりにあわせて専門医と相談し、適切な治療計画を立てることが大切です。
自身のニーズにあわせた施術で、自然な発毛を目指しましょう。
メソセラピー
メソセラピーとは、注射器を使用し、発毛効果のある薬剤成分を頭皮に注入する治療法です。
薬物療法では体内に取り込まれた成分が血液を介して頭皮に運ばれますが、メソセラピー治療では頭皮に直接アプローチできます。
メソセラピーには、注射器、針付きローラー、炭酸ガス、レーザー照射などさまざまな注入方法があります。
メソセラピー治療のメリットは、さまざまな薬効成分を1度に頭皮に注入できることです。
メソセラピー治療に使用される成分は、AGA治療薬のプロペシアや各種ビタミン、亜鉛などが挙げられます。
発毛に必要な成分を注入すると、薬物療法では難しい薄毛の抑制、改善にアプローチできるでしょう。
また、薬物療法と異なり、毎日服用する必要はなく、定期的に治療するのみで十分な効果が期待できます。
そのため、通院回数が減り、交通費や医療費の節約にもなるため、通院が困難な方にはメリットが大きいでしょう。
HARG療法
HARG療法は、最近注目されている薄毛治療法です。
自身の健康な毛根から幹細胞を採取して、培養、増殖させ、薄毛部分に再注入する治療法です。
幹細胞を注入すると、毛包の活性化を促し、新たな発毛が期待できます。
HARG療法の効果には個人差がありますが、多くの方は髪の毛の密度や質が改善されます。
また、1回の治療で長期的な効果が持続する点もメリットです。
さらに、ほかの薄毛治療に比べて再生医療的なアプローチであるため、より自然な発毛が期待できるでしょう。
しかし、HARG療法は比較的新しい治療法であり、十分な臨床データが蓄積されているわけではありません。
有効性と安全性の確証を得るためには、研究と評価を待つ必要があります。
HARG療法を検討する際には、経験豊富な専門医との相談が重要です。個々の状態にあわせて適切な治療法を選択し、薄毛対策を進めましょう。
AGAに効果がある代表的な治療薬

AGAに効果がある医薬品の種類と、特徴を紹介します。自身に適した治療方法を見つけるためにも、薬の種類と効果、注意事項を確認しましょう。
ミノキシジル
ミノキシジルは、血管拡張作用により頭皮の血流を増加させ、毛乳頭の活性化を促し、新しい髪の毛の成長をサポートします。
とくにAGAに効果が期待されていますが、女性の薄毛治療にも使用可能です。
ただし、効果が現れるまでに時間がかかり、長期間服用しなければならないこともあります。
また、副作用がある点にも注意が必要です。一般的な副作用としては、頭皮のかゆみ、乾燥、発疹、過剰な発毛などが挙げられます。
ミノキシジルは、使用中に心拍数が上昇するケースがあり、心臓病の方は医師に相談のうえ、別の治療法を提案されることもあるでしょう。
ミノキシジルの効果と副作用のバランスを理解したうえで、服用するのかどうかを検討する必要があります。

プロペシア
プロペシアは薄毛治療薬として知られており、男性型脱毛症の改善に効果があります。
主成分はフィナステリドで、ジヒドロテストステロンの生成を抑え、毛根の縮小を防、頭頂部や生え際の薄毛の改善が期待される内服薬です。
プロペシアは、1日1錠を目安に水と一緒に服用します。ただし、効果を実感するためには3か月以上の継続使用が必要な場合があります。
プロペシアは、女性や子どもが服用しないこと、副作用のリスクがあることも含め、使用前に医師の説明を受け、用法を守ることが大切です。

ザガーロ
ザガーロは、ジヒドロテストステロへの変換を担う5αリダクターゼのⅠ型とⅡ型の両方を阻害します。
従来は、Ⅱ型がAGAの主な原因とされていましたが、プロペシアで効果がなかった患者がⅠ型も抑制するザガーロで発毛効果を得た例があり、注目されています。

AGA治療薬の副作用で髪の毛が抜ける?

AGA治療を開始して髪の毛が抜けると、副作用を疑う方も多いでしょう。
しかし、薬の副作用ではなく、AGA改善効果が出ており、髪の毛が抜けることもあります。
そこで、AGA治療薬を服用すると起こる症状を紹介します。
AGA治療薬による初期脱毛
AGA治療薬の主な効果は次のとおりです。
- 薄毛の進行を防ぐ
- 症状が出ている部分の育毛
とくに、症状が出ている部分の育毛効果が期待できる薬剤を使用すると、初期脱毛が見られます。
主な理由は、毛髪の毛の成長に関わる毛母細胞を刺激し、新しい毛髪の毛を成長させる力を高めるためです。
成長期に毛母細胞が活性化されると、健康な髪の毛が成長します。
休止期も同様で、頭皮下で成長を待つ毛包が刺激されると、髪の毛は太く長く成長できます。
しかし、移行期は少し異なることが特徴です。
退行期の毛髪の毛はすでに成長ペースが遅く、いずれ抜け落ちてしまいます。
抜ける予定の髪の毛にAGA治療薬が作用すると、抜ける時期が早まります。
初期脱毛とは、いずれ抜ける髪の毛が、薬の効果で突然抜けてしまう現象のことです。
初期脱毛で抜ける髪の毛の多くは、ヘアサイクルが乱れたまま成長した細く短い髪の毛であり、治療の実施の有無を問わず抜け落ちます。

初期脱毛が起こる期間
初期脱毛は、AGA治療を開始してから10日前後で始まり、約1か月半で終わります。
期間には個人差がありますが、2か月程度で抜け毛がおさまったと感じるでしょう。
なお、薬の効果を実感できるまでには、早くて約3か月、平均で約6か月かかります。
時間はかかりますが、AGA治療を続ければ髪の毛は変わるため、諦めずに治療を継続しましょう。
AGA治療薬の注意点

AGA治療薬は、自己判断で服用を中止しないこと、安全性が高い薬を選ぶことが重要です。
AGA治療の効果を得るために押さえておくべき、薬の注意点を紹介します。
初期脱毛が起こっても治療をやめない
初期脱毛はAGA治療薬による適切な反応であるため、脱毛を心配する必要はありません。
初期脱毛が起こったからといって、治療を中断しないように注意が必要です。
初期脱毛を恐れてAGA治療を止めてしまう方もいますが、進行性のAGAにより髪の毛が減るため、治療は続けましょう。
安全性の高い治療薬を選ぶ
インターネット上では、個人輸入と呼ばれる海外からの取り寄せや、自身で海外から持ち帰る方法を用いて、医薬品を販売しているサイトが存在します。
個人輸入サイトは、薬を安く買えたり、クリニックに行ったりしなくても薬が手に入るというメリットがありますが、デメリットもあります。
たとえば、海外製の薬は、工場の衛生管理を把握できません。
さらに、個人輸入の経路が不明なため、偽造品の可能性があります。
また、記載されている成分表が正しいという保証もありません。
そのため、価格や手軽さよりも安全性を重視して、クリニックで処方してもらいましょう。
専門的な機関で処方してもらう
日本の医療機関で使用されている医薬品が重大な健康被害を引き起こした場合、救済措置を講じる公的制度があります。
しかし、医療機関以外で入手した医薬品には救済措置を受けるための制度はなく、深刻な被害を受けても諦めるほかありません。
そのため、医療機関で処方された薬のみを服用しましょう。
AGA治療におすすめのクリニック3選

AGA治療を受けられるクリニックは全国に複数あり、どこで治療を受けるべきか悩む方も多いでしょう。
そこで、AGA治療におすすめのクリニックを3つ、ピックアップしました。
それぞれの特徴、おすすめできる理由を紹介します。
AGAヘアクリニック
AGAヘアクリニックは、AGA治療専門の医療機関であり、医療法人社団則由会が運営しています。
また、薬理学や精神医学などもおり、多角的な視点から患者にアドバイスができることが特徴です。
院内は清潔感があり、プライバシーが確保された個室のカウンセリングルームを設けています。
無料カウンセリング、診察、会計をワンストップでおこなうため、ほかの患者との接触を極力避けられます。
本気でAGA治療に取り組みたい方には、スタッフの接客レベルが高く、治療実績も豊富なAGAヘアクリニックが最適です。
ただし、東京、埼玉、神奈川、千葉、茨城、大阪に6院しかないため、通いにくい方はオンラインカウンセリングを申し込むとよいでしょう。
AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックは、薄毛の悩みを解決するAGA専門クリニックです。
オリジナル薬のリバースを使用し、内服薬と外用薬を組み合わせたAGA治療を実施しています。
痛みを感じにくく、快適に治療を受けられることもメリットです。
AGAスキンクリニックでは、十分なカウンセリングのもと、AGAのタイプを見極めて最適な治療法を提案しています。
ほかにも、AGAスキンクリニックでは毛髪の毛診断士がシャンプーの方法や髪の毛の乾かし方、生活指導などのアドバイスをしています。
また、全国に60院以上あり、完全個室でプライバシーが徹底されている点も魅力です。
主要都市の駅近にある店舗が多く、通いやすいでしょう。
さらに、22:00まで診療しているため、日中は仕事が忙しく、プライベートの時間が取れない方にもおすすめです。
イースト駅前クリニック
イースト駅前クリニックは、全国の主要都市や主要駅から徒歩圏内にあり、アクセスしやすいため便利です。
価格も薬代のみとシンプルで、土日祝日も診療を受けられます。
また、オンライン診療であれば割引サービスもあることが魅力です。
医師の診察で薬を常用して体調に問題がなければ、オンライン診察と薬の郵送も可能で、クリニックに通わずに治療を進められます。
イースト駅前クリニックは、時間の負担をかけずにAGA治療を受けたい方におすすめです。
AGA治療に関するよくある質問

AGA治療の初期脱毛や、費用など、治療開始前に疑問や不安を解消しておきましょう。
最後に、AGA治療についてよくある質問を紹介します。
AGA治療による初期脱毛は必ず起こる?
初期脱毛が起こらない場合もあります。
なお、初期脱毛が起こらなければAGAが改善しないとは限らず、効果と初期脱毛の量に関係はありません。
とくに、元々脱毛の症状が軽い方、若い方などは初期脱毛が起こりにくい傾向にあります。
AGA治療をすると必ず効果が出る?
AGAは、1度発症すると完全に治すことはできません。
しかし、AGA治療薬を服用すると、抜け毛が減ったり、髪の毛が生えたりします。
完治は難しくても、髪の毛が生えると、見た目のコンプレックスの解消、抜け毛を減らすことは可能です。
AGA治療の費用はどのくらいかかる?
AGA治療にかかる費用は、治療方法ごとに異なります。
内服薬:月4,000~30,000円
外用薬:月5,000~20,000円
注入療法:1回約50,000円
選択する治療法、薬の種類、症状の進行度合いで費用は大きく異なります。
予算も加味して、治療方法を検討しましょう。

AGAを防ぐためにはどうしたらよい?
タンパク質とビタミンが豊富な食事を心がけましょう。
髪の毛の主成分はタンパク質であり、十分なタンパク質の摂取は太く健康的な髪の毛の成長につながります。
ほかにも、体内でのタンパク質生成に必要な亜鉛や、血流をよくするビタミン類を多く含む食品を摂ることも大切です。
また、薄毛予防のためには過度の飲酒や喫煙を控えましょう。
飲酒や喫煙をすると頭皮の血行が悪くなり、髪の毛に十分な栄養が届かないためです。
食生活を見直して栄養を摂取しても、血流が悪く栄養が髪の毛に届かなければ意味がありません。
薄毛を予防したいのであれば、過度な飲酒や喫煙は控えましょう。
対面診療との違いは?オンライン診療の流れは?
対面診療とオンライン診療の違いは、診察場所と薬の受け取り方です。対面診療では、病院に通って医師と直接話し、処方された薬を病院で受け取ります。
一方、オンライン診療では、スマホやPCを使って自宅から診察を受け、処方された薬を自宅配送、コンビニなどで受け取りが可能です。
治療内容や効果に大きな違いはありませんが、オンライン診療の方が通院の手間や費用を節約できるというメリットがあります。
オンライン診療は、次のような流れでおこないます。
- 予約
- カウンセリング・診察
- 診察代・薬代を支払う
- 薬・処方箋の配送
- 治療開始
ただし、メソセラピーや植毛などの外科的治療は対面診療が必須になるため、まずはカウンセリングで医師と相談してみましょう。
各クリニックの紹介はあるけど、結局どこが1番安いの?
どのクリニックが1番安いかは、治療目的や薬の組み合わせなどによって変動します。
たとえば、予防治療であれば、クリニックフォアの初回割キャンペーンで初月0円、発毛治療であれば、AGAオンクリのパッケージプランBが初月0円と安価で始められます。
しかし、治療は症状に応じて医師が提案するため、必ずしも一番安価な方法が自身にあっているとは限りません。
安さだけで選んでしまうと、治療が自身にあわず、十分な効果を得られなかったり、追加の治療で結果的に費用が高くなったりすることもあります。
そのため、複数のクリニックでカウンセリングを受けて、自身に合った治療と費用の総額を比較することが大切です。
まとめ

AGA治療を開始すると、初期脱毛で毛質や毛量が変化します。
初期脱毛は多くの方に見られる症状であり、治療の効果が表れている証拠です。
しかし、長期間初期脱毛が続く場合、治療法が適していない可能性もあります。
そのため、一定期間脱毛が続く、薄毛が大幅に進行している場合は、担当医に相談し、再度治療法を検討しなければなりません。
AGA治療の種類や、初期脱毛の症状を理解したうえで、医師の指導のもと効果的なAGA治療を受けましょう。