痩せたいけれども運動や食事制限を継続できない方は多いでしょう。また、体重は落ちても胸も痩せたり、ある部位だけはなかなか脂肪が落ちなかったりといったことも運動や食事制限によるダイエットではよくある悩みです。
脂肪溶解注射は、辛い運動や食事制限をおこなわなくても痩身効果が得られる施術です。また、気になる箇所だけ脂肪を減らせるため、部分痩せの希望も叶います。メスを使用しないため、脂肪吸引よりも気軽に受けやすい点もメリットです。
そこで、脂肪溶解注射の一つであるBNLSについて詳しく解説します。メリット、デメリットの双方を紹介するため、BNLSが気になっている方はぜひ参考にしてください。
脂肪溶解注射(BNLS)とは?

脂肪溶解注射(BNLS)とは、患部にメスを入れることなく、注射で気になる部分の脂肪の分解・排出を促し、部分痩せを実現させる美容医療の施術メニューです。
BNLSは脂肪溶解注射の一種で、主成分は植物由来の天然成分のため、安心して注入することができます。
注入部位に痛みなどの副作用が出にくいように配慮されているため、ダウンタイムも少なく、普段の生活を送りながら手軽に受けられる点もメリットです。
施術時間も10分〜15分程度と短いことから、美容クリニックでの施術が初めての方でも試しやすい施術でしょう。
脂肪細胞を減らせる
脂肪溶解注射(BNLS)は、脂肪の分解・排出に効果が期待できる成分を気になる部位に直接注射して、脂肪細胞を減らします。
脂肪溶解注射(BNLS)に含まれるデオキシコール酸は、アメリカの政府機関「FDA(アメリカ初期品医薬品局)」に脂肪溶解効果が認められた有効成分です。
デオキシコール酸の作用により脂肪細胞膜を破壊し、自然に排出させることで、脂肪細胞を減らす効果があります。脂肪の気になる部分に脂肪溶解注射(BNLS)を注入して、ピンポイントに脂肪細胞を減らし、部分痩せを実現させます。
BLNS注射の成分
脂肪溶解注射(BNLS)に用いられるBNLS注射には、天然由来のさまざまな成分が配合されています。天然由来の成分が主成分なため、安心して肌に注入できます。
「BNLS ultimate」に配合される主成分は次のとおりです。
- デオキシコール酸
- マンヌロン酸メチルシラノール
- セイヨウトチノキ
- ペルシアグルミ
- アデノシン三リン酸
- アデノシン三リン酸二ナトリウム
- チロシン
- ヒバマタ(海藻)抽出物
- メチルプロパンジオール
- アーティチョーク
- コエンザイムQ10
- カテキン
有効成分の「デオキシコール酸」には、脂肪細胞を分解する効果があります。
また、体内の脂肪分解に効果的な「ケイ素」の補給に有効な「マンヌロン酸メチルシラノール」を含むことで、脂肪を分解しやすい体質に導きます。
そのほか、天然ハーブから抽出した、保湿や抗炎症に効果的な天然由来の成分が豊富に含まれるため、肌の引き締めやむくみの軽減にも効果があり、美しく痩せたボディラインの形成に効果的です。
脂肪溶解注射(BNLS)の期待できる効果

脂肪溶解注射(BNLS)では、脂肪を溶解・分解することによる部分痩せの効果はもちろん、豊富に配合された美容成分により、さまざまな美容効果が期待できます。
ここでは、脂肪溶解注射(BNLS)を施術することにより、期待できる美容効果を紹介します。
小顔に近づける
顔に脂肪溶解注射(BNLS)を注射することで、顎周りなどの脂肪を減らし、小顔効果を得られます。
顔周りの脂肪が落ちにくい体質の方も、直接、顔の気になる箇所の脂肪を減らせるため、短期間で理想の小顔に近づくことができるでしょう。
脂肪溶解注射(BNLS)は脂肪吸引とは異なり、直接脂肪を吸引するのではありません。脂肪の分解・排出を促す施術のため、より自然な小顔効果を得ることが可能です。
また、注射による施術のため、局所的に脂肪を減らせる点も特徴です。
たとえば、鼻の気になる部分の脂肪をピンポイントに減らし、スッとした鼻を形成するなど、脂肪溶解注射(BNLS)を用いて顔をデザインすることも可能です。
リンパ循環の改善
脂肪溶解注射(BNLS)では、脂肪を溶解・分解し、汗や尿から脂肪・老廃物を排出します。脂肪・老廃物の排出を促すために、BNLS注射には、リンパ循環の改善が期待できる成分が配合されています。
リンパ循環に効果的な「チロシン」「ヒバマタ(海藻)抽出物」のほか、毛穴の黒ずみやたるみのケアに効果的と言われる「シナロピクリン」を含むアーティチョークエキスも配合されており、美白効果にも期待できます。
肌の引き締め
BNLS注射には、血液の循環を促す効果のあるセイヨウトチノキが配合されています。血行が促進されるため、むくみや肌荒れを軽減し、肌の引き締め効果が期待できます。
強制的に脂肪を吸引する脂肪吸引では、過度に皮下脂肪を吸引すると皮膚がたるむリスクがあります。脂肪溶解注射(BNLS)では、肌そのものの血流を正常化させるため、引き締まったハリのある肌を手に入れることができます。
むくみの軽減
BNLS注射に配合される「ペルシアグルミ」には、肌のターンオーバーを正常化させる作用があります。施術部位の血流を改善することでむくみを軽減させ、脂肪の減少との相乗効果で小顔効果が期待できます。
脂肪溶解注射(BNLS)の可能部位

脂肪溶解注射(BNLS)は、小顔効果を得るために施術することが多いですが、身体の気になる部分にピンポイントで施術する部分痩せにも効果が期待できます。
リンパ循環や肌の引き締め、むくみの軽減に効果的な美容成分を豊富に配合しているため、気になる部位に施術して、健康的な理想のボディラインに近づけることができます。
ここでは、顔と身体に分けて、脂肪溶解注射(BNLS)の施術が可能な主な部位を紹介します。
注射できる顔の部位
脂肪溶解注射(BNLS)は、ピンポイントな部位の脂肪を溶解・分解する効果を得られるため、顔の気になる部位に施術して小顔効果や理想の顔へのデザインができます。
- 頬骨の上
- 頬
- 顎下
- 上まぶた
- 鼻
- フェイスライン
脂肪溶解注射(BNLS)は、これまでの脂肪溶解注射よりもリスクが抑えられているため、鼻翼・鼻根・鼻先など、細かな部分への注射が可能となっている点もメリットです。
そのため、一般的なダイエットでは落としにくい鼻筋の脂肪を除去し、スッとした理想の鼻をデザインするなどの施術も可能です。
また、厚ぼったい印象の上まぶたの脂肪を除去することで、パッチリした目元の印象に近づけられます。
注射できる体の部位
脂肪溶解注射(BNLS)は、顔だけではなく体に施術して、即効性の高い部分痩せの効果を期待できます。
天然由来の成分で安全なBNLS注射は幅広い箇所に使用できます。たとえば、次のような体の部位に使用するのが効果的です。
- 二の腕
- ウエスト
- 腹部
- 臀部
- 太もも
- ふくらはぎ
二の腕や太もも、ふくらはぎなどは一般的なダイエットでは脂肪を落としにくい部位です。脂肪溶解注射(BNLS)を注入し、落ちない脂肪を溶解・分解できるため、気になる部位の脂肪を短期間で落とせます。
また、食事制限によるダイエットでは、バストやヒップラインなど、落としたくない脂肪も落ちてしまいます。脂肪溶解注射(BNLS)では、狙った部分の脂肪だけを落とすため、女性らしくメリハリの効いたボディラインを形成できます。
脂肪溶解注射(BNLS)のメリット

脂肪溶解注射(BNLS)は、体にメスを入れずに手軽に行える美容メニューです。ここでは、脂肪溶解注射(BNLS)のメリットとなる部分を解説します。
順に解説していきます。
効果を早く実感できる
脂肪溶解注射(BNLS)の最大のメリットは、部分痩せの効果を短期間で実感できる点です。一般的なダイエットでは、脂肪を1kg落とすために約7,200kcalを消費する必要があります。
1時間程度のジョギングで消費できるカロリーは約500kcal弱のため、運動や食事制限によるダイエットの効果を実感できるまでには、平均3ヶ月〜半年程度のダイエット期間が必要です。
脂肪溶解注射(BNLS)では、有効成分「デオキシコール酸」が脂肪を溶解・分解し、汗や尿とともに脂肪や老廃物を体外に排出します。
豊富に含まれる有効成分には、溶解した脂肪や老廃物の排出を促進させる作用があり、最短3日程度で部分痩せの効果を実感できます。
体への負担が少ない
脂肪溶解注射(BNLS)はメスを使わない施術のため、ダウンタイムもほぼなく、体への負担が少ない点も大きなメリットです。
脂肪吸引の場合、施術した箇所に筋肉痛のような痛みや内出血が起こるリスクがあり、ダウンタイムも1週間〜2週間程度と長くなります。
とくに、施術後の3日間は痛みや発熱を伴うことがあるため、最低でも3日程度は仕事や学校を休む必要があります。
対して、脂肪溶解注射(BNLS)では施術部位の赤みなども少なく、施術直後からメイクをすることも可能なため、施術を受けたことを周りに気づかれにくい点もメリットです。
これまでの脂肪溶解注射では、注入部位へのむくみや熱感などが生じることもありましたが、BNLS注射では施術後の副作用のリスクが最低限に抑えられます。
リバウンドしにくい
脂肪を分解・溶解して体外に排出し、脂肪細胞そのものを減らすため、太りにくい体に導きリバウンドしにくい点もメリットです。
さらに、BNLS注射には、リンパ循環や血行改善、ターンオーバーの正常化の作用がある有効成分が豊富に配合されており、脂肪を燃焼しやすい体質に近づけます。
一般的なダイエットとは異なり、痩せるための食事制限などでストレスがかかる心配もありません。したがって、ストレスによる“ドカ食い”などのリスクも少なく、リバウンドしにくいと考えて良いでしょう。
部分痩せに効果的
脂肪溶解注射(BNLS)は、脂肪を落としたい箇所にピンポイントで注射し、部分痩せの効果を得られます。たとえば、ダイエットでは落ちにくい、二重あごや下腹部、太ももなどをピンポイントに落とすことも可能です。
ダイエットや筋トレなどでもある程度ボディメイクは可能ですが、ダイエットをしたらバストも小さくなってしまったなど、脂肪を落としたい部位を限定するのは困難です。
部分痩せに効果が期待できる脂肪溶解注射(BNLS)であれば、脂肪を残したい部分には残し、メリハリの付いたボディラインを形成できます。
低単価でできる
脂肪溶解注射(BNLS)は、部分痩せをしたい箇所に注射するだけの手軽な施術のため、低価格で施術を受けられる点も大きなメリットです。
脂肪溶解注射(BNLS)の価格相場はクリニックによって異なりますが、安いクリニックでは2,000円〜3,000円程度、高くても1万円前後で施術を受けられます。
ジムやエステに通うよりも低単価で施術が可能なため、手軽なボディメイクの一貫として試しやすい点も魅力です。
脂肪溶解注射(BNLS)のデメリット

脂肪溶解注射(BNLS)の施術を行う前に、脂肪溶解注射(BNLS)のデメリットについても知っておきましょう。
複数回施術が必要
脂肪溶解注射(BNLS)は、1回の施術でも効果を実感できるものの、理想的なフェイスライン・ボディラインを目指すには、複数回の施術が必要です。
脂肪溶解注射(BNLS)は脂肪吸引とは異なり、脂肪を溶解・分解し、汗や尿とともに排出する施術です。そのため、1度に多くの脂肪を減らせる施術ではなく、厚い脂肪を分解するためには複数回施術する必要があります。
一般的には、最低でも3回以上使用することでより効果を実感できると言われています。また、施術する部位によっては、部分的に脂肪が減ったことで全体的なバランスが崩れてしまいます。
部位によっては、バランスを整えるために、施術部位の周りにも施術が必要になる場合もありますので、カウンセリング時に施術プランについて打ち合わせをしておくのがおすすめです。
複数回の施術が必要なため、クリニックにも何度も通うことになります。駅からのアクセスや駐車場など、通いやすいクリニックを選ぶのも重要です。
副作用が出る可能性がある
メスを使わず、天然由来の成分で製造された脂肪溶解注射(BNLS)は、副作用のリスクを最小限に抑えられていますが、副作用のリスクがまったくないわけではありません。
一般的には、ダウンタイムも少なく、翌日から日常生活を送れる方が多いですが、副作用が出る可能性を考慮して、仕事や学校のスケジュールを調整しておくことがおすすめです。
全体的に痩せるには向いていない
脂肪溶解注射(BNLS)が効果を発揮するのは部分痩せ。注射によって溶解・分解できる脂肪の量には限りがあるため、全身のダイエットなどには不向きです。
したがって、痩せたい部位の範囲によっては、脂肪吸引などと組み合わせて施術をする必要があります。脂肪溶解注射(BNLS)を複数回施術して、全体的なダイエットを目指すこともできなくはありません。
しかし非効率的になるため、痩せたい範囲によってどの施術が適しているかをカウンセリングなどで相談するようにしましょう。
また、内臓脂肪には注射の成分が届かないため、BNLS注射で溶解・分解できるのは皮下脂肪のみである点も知っておくべきです。
ただし、内臓脂肪は一般的なダイエットでも比較的落としやすいと言われています。ダイエットと脂肪溶解注射(BNLS)を組み合わせるのも良いでしょう。
脂肪溶解注射(BNLS)の副作用

ここでは、脂肪溶解注射(BNLS)の施術によって起こりうる、副作用の症状について解説します。
脂肪溶解注射(BNLS)の施術によって起こりうる主な副作用は以下の通りです。
順に解説していきます。
内出血や赤み
脂肪溶解注射(BNLS)は、皮下の脂肪細胞に薬剤を注射するため、副作用として内出血や赤みが残る場合があります。また、注射針を刺した針孔に赤みを伴う場合があります。
施術箇所に痛みを伴う場合もありますが、多くの場合は3日ほどで改善されます。
クリニックによっては、より内出血や痛みのリスクが少ない「マイクロカニューレ」での施術を行っている場合もあるため、クリニック選びの参考にするのも良いでしょう。
また、施術時の痛みに不安がある方は、皮膚麻酔などを行ってくれるクリニックもあります。
熱感
施術した部位が腫れ、熱感を持つ副作用が発生する場合があります。
内出血と同様、3日程度で改善されますが、熱感が長引くようなら施術したクリニックに相談するのがベターです。熱を帯びている箇所が腫れを伴う場合、マッサージなどは避け、腫れが引くまで安静にしておきましょう。
そのほか、副作用として考えられるリスクとして、腎臓に負担をかけてしまう可能性が考えられます。
脂肪溶解注射(BNLS)によって分解された脂肪は、汗や尿として体外に排出されます。短期間に複数回の施術を行った場合、腎臓に負担をかけてしまうリスクがあるため、継続して施術を行う場合は、カウンセリングなどで医師としっかり相談しておくようにしましょう。
腎臓に疾患などを抱えている方の場合、施術が可能かどうかも併せて確認しておかなければなりません。
脂肪溶解注射(BNLS)の効果を実感しやすくなるポイント

脂肪溶解注射(BNLS)は短期間で効果を実感しやすい点も魅力の施術です。さらに、より効果を出すためのポイントを知っておけば、満足度は高くなります。
ここでは、脂肪溶解注射(BNLS)の効果を出すためのポイントについて解説します。
繰り返し行う
脂肪溶解注射(BNLS)は、1回の施術でも効果を実感できますが、より高い効果を得るためには繰り返し施術を行う必要があります。
強制的に脂肪を吸入する脂肪吸引とは違い、脂肪溶解注射(BNLS)では、溶解・分解した脂肪は汗や尿とともに自然に体外に排出されます。そのため、1度の施術で排出できる脂肪の量には限度があり、厚い脂肪を除去するためには最低でも3回以上の施術が必要です。
脂肪溶解注射(BNLS)はダウンタイムが少ないため、1週間程度の短期間で繰り返し施術を行うことができます。クリニックによっては、複数回の施術がコースになっている場合もあるため、カウンセリング時に施術プランを相談してみましょう。
セルフマッサージをする
BNLS注射で溶解、分解された脂肪は、体内の老廃物とともに体外に排出されます。施術後にリンパ部など血流の集まる箇所をマッサージすることでリンパの流れを良くし、脂肪や老廃物の排出を促すとより効果的です。
BNLS注射には、リンパ循環や血行改善に効果的な有効成分も豊富に配合されているため、体内のターンオーバーを正常化してデトックス効果も期待できます。
ただし、マッサージを行う際には、施術した箇所は避けてマッサージをするようにしましょう。副作用のリスクが少ない脂肪溶解注射(BNLS)ですが、施術箇所に内出血や痛みが出る場合もあるため、施術箇所をマッサージすることで副作用を悪化させてしまうリスクには注意が必要です。
有酸素運動をする
脂肪溶解注射(BNLS)と併用して、有酸素運動をすることで、より高いダイエット効果を得ることができます。BNLS注射には、脂肪を溶解・分解する有効成分のほかに、リンパ循環や血行改善、ターンオーバーの正常化に効果的な成分が豊富に含まれています。
したがって、有酸素運動でのダイエット効果も高められると考えられます。脂肪溶解注射(BNLS)による脂肪の溶解・分解の効果と、有酸素運動による脂肪の燃焼で、より早く、健康的なボディラインに近づけます。
脂肪溶解注射(BNLS)がおすすめな方

脂肪溶解注射(BNLS)をおすすめできるのは、次のような条件に当てはまる方です。
順に解説していきます。
顔についた脂肪やむくみが気になる方
脂肪溶解注射(BNLS)は、顔の部分痩せで小顔効果に期待できる施術メニューです。通常のダイエットでは、顔についた脂肪は落ちにくく、狙った部分の脂肪だけをピンポイントに落とすのは困難です。
過度な食事制限を行えば、顔についた脂肪を落とすことはできますが、頬がこけてしまっては健康的に美しいフェイスラインとは言えません。
脂肪溶解注射(BNLS)では、鼻筋やまぶたの上、顎の下など、気になる箇所の脂肪だけを減らせます。顎下の脂肪を落としてシャープに、まぶたの上の脂肪を落として目を大きくなど、理想の小顔にデザインすることも可能です。
部分痩せして身体のラインを整えたい
脂肪溶解注射(BNLS)は、顔だけではなく身体のさまざまな部位に使用できます。脂肪が気になる部分にピンポイントに施術することで、部分痩せして理想のボディラインに導くことが可能です。
BNLS注射は、以下のような身体の脂肪を減らすのに効果的です。
- お腹周り
- 二の腕
- 背中
- 太もも
- ふくらはぎ
- 足首
二の腕や太もも、ふくらはぎなどの通常のダイエットでは落としにくい部分の脂肪を分解できるため、身体のラインを整えたい方に最適です。
手術や脂肪吸引は避けたい
脂肪溶解注射(BNLS)は、身体にメスを入れない手軽な施術のため、脂肪を減らしたいけれど手術や脂肪吸引は避けたいという方におすすめです。
手術や脂肪吸引は手っ取り早く感じますが、ダウンタイムも長く、傷跡や副作用が残ってしまうリスクがあります。脂肪溶解注射(BNLS)は、痩せたい部位に注射するだけの施術のため、ダウンタイムも短く日常生活に支障を与える心配がありません。
また、脂肪溶解注射(BNLS)は強制的に脂肪を除去・吸引するわけではなく、溶解・分解した脂肪を自然に体外に排出する施術です。
そのため、比較的自然に脂肪を減らすことができ、周りに施術を行ったことを気づかれにくい点も特徴です。
できるだけ安く施術を受けたい
クリニックにもよりますが、脂肪溶解注射(BNLS)の施術は2,000円〜3,000円、高くても1万円程度で施術できるリーズナブルな施術メニューです。美容クリニックの施術メニューの中でも最も安いメニューの一つであり、初めての美容医療としても試しやすいでしょう。
数千円で脂肪を落とせるのであれば、ジムやエステに通うよりも費用対効果は高くなります。より効果を実感するためには繰り返しの施術が必要ですが、リーズナブルな施術料金のため負担は少なくなります。
脂肪溶解注射(BNLS)は、最短で3日程度で効果を実感できるため、早く施術の効果を実感したい方におすすめできます。
早く効果を実感したい
一般的なダイエットで効果を実感できるまでには、早くても3ヶ月〜半年程度の期間が必要です。
たとえば、結婚式でドレスを着るために顎のラインを目立たなくしたいという場合も、直前でも部分痩せの効果を実感することができます。
より効果を早く実感するためには、繰り返しの施術やマッサージをおこなうのがよいでしょう。
脂肪溶解注射(BNLS)に関してよくある質問

ここでは、脂肪溶解注射(BNLS)に関するよくある質問に、Q&A形式でお答えしていきます。施術前に疑問点や不安を解消しておきましょう。
脂肪溶解注射(BNLS)は誰でも受けることができますか?
脂肪溶解注射(BNLS)に用いられるBNLS注射は、天然由来の成分が主成分となっており、幅広い方に安全に受けられる施術です。
ただし、次の条件に当てはまる方は副作用のリスクがあるため、施術が受けられない場合があります。
- 肌に感染・炎症がある方
- 妊娠中・および授乳中の方
- 甲状腺疾患をお持ちの方
そのほか、腎臓に疾患をお持ちの方もリスクがあります。カウンセリング時に施術が可能かどうかを確認しておくようにしましょう。
また、脂肪溶解注射(BNLS)はその性質上、全身痩せには不向きです。全身痩せを目指している方は、脂肪吸引術などの施術の方が適している可能性があります。
脂肪溶解注射(BNLS)は1回で効果を実感できますか?
個人差はあるものの、1回の施術でも3日程度で効果を実感できる方が多いです。ただし、より効果を高めるためには、繰り返し施術を行うことがおすすめです。目安とすれば、3回程度施術を行うと効果を実感しやすくなります。
脂肪溶解注射(BNLS)はダウンタイムも短いため、前回の施術から1週間程度の期間を空けるだけで繰り返し施術を受けられます。ほかには、リンパ周辺のマッサージや有酸素運動を組み合わせることで、脂肪燃焼の効果アップが期待できます。
施術後に注意することはありますか?
脂肪溶解注射(BNLS)はダウンタイムが短く、副作用のリスクも少ないため、当日からメイク・洗顔・入浴に制限はありません。
ただし、施術の当日はアルコールの摂取は控えるようにしましょう。また、入浴に制限はないものの、サウナや激しい運動などの身体を温める行為は避けた方が安全です。
施術部位に内出血や腫れを伴う熱感、痛みなどの副作用が発生した場合、多くの場合は3日程度で症状が改善されます。数日経っても副作用が軽減されない場合、施術を行ったクリニックに相談するようにしましょう。
まとめ
脂肪溶解注射(BNLS)は、運動や食事制限によるダイエットでは難しい部分痩せが可能な施術です。また、脂肪細胞自体を減らせるため、リバウンドしにくい点も魅力です。
ダウンタイムが短く副作用やリスクも少ないため、脂肪吸引よりも気軽に施術を受けられます。一方、全体的に痩せたい場合や1回の施術で高い効果を感じたい場合は脂肪吸引の方が適しています。
脂肪溶解注射(BNLS)のメリット、デメリットや他の施術との違いをよく理解した上で施術を受けてください。そのためにクリニックでしっかりカウンセリングを受けることをおすすめします。
※本記事の情報は2023年2月時点のものです。
※本記事は公開・修正時点の情報であり、最新のものとは異なる場合があります。
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