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脂肪溶解注射(BNLS))のリスクはある?気になる副作用や注意点を併せて紹介

脂肪溶解注射(BNLS)は脂肪の気になる部分に注入することで、脂肪溶解作用や肌の引き締め効果などが得られます。痛みやダウンタイムが少ないことから、気軽にできる部分ダイエットとして人気があるのをご存じでしょうか。

しかし、脂肪溶解注射(BNLS)はリスクや副作用がないのか、どなたでも安全に施術できるのか気になる方も多いでしょう。

本記事では脂肪溶解注射(BNLS)のリスクや注意点について解説します。美容クリニックで脂肪溶解注射(BNLS)を検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。

脂肪溶解注射(BNLS) のリスク

脂肪溶解注射(BNLS)は、注射による施術のため、副作用などのリスクは最小限に抑えられています。施術時の痛みも少なく、ダウンタイムも最小限に抑えられているため、手術や脂肪吸引には抵抗があるという方におすすめできる施術です。

ただし、脂肪溶解注射(BNLS)はまったくリスクがないというわけではなく、体質や施術の部位によっては腫れ・赤みなどの副作用があるといわれています。

脂肪溶解注射(BNLS)の効果は脂肪を溶解・分解して排出し、脂肪細胞を減らすことです。したがって、脂肪溶解注射(BNLS)によって体重が落ちるわけではありません。

そのため、体重を減らすダイエットには向いていないと考えておきましょう。

脂肪溶解注射(BNLS)は天然素材成分なので身体に優しい

脂肪溶解注射(BNLS)の主成分には、植物から抽出した天然由来の成分が使用されています。

脂肪溶解注射(BNLS)では、天然由来の有効成分による作用で脂肪を溶解・分解し、汗や尿と共に自然に脂肪細胞を体外に排出させるため、身体への負担を最小限に抑えられます。

対して「脂肪吸引術」では、体内の脂肪を吸引することにより強制的に脂肪を除去します。そのため、施術後には筋肉痛のような鈍痛や腫れ・赤みが発生することが多く、身体にも負担をかけてしまうリスクがあります。

脂肪溶解注射(BNLS) の副作用

脂肪溶解注射(BNLS)は副作用のリスクが最小限に抑えられています。ダウンタイムが少ない施術ですが、腫れや赤みなどの副作用のリスクがゼロというわけではありません。

ただし、腫れや赤みなどの副作用が発生した場合も、多くの場合は3日程度で症状が緩和されます。脂肪溶解注射(BNLS)は、施術後すぐに日常生活への復帰が可能です。

当日のメイクや入浴に制限はありませんが、副作用が発生するリスクを抑えるために施術当日のアルコール接種は避けておきましょう。

ここでは、脂肪溶解注射(BNLS)の副作用のリスクについて紹介します。

内出血

脂肪溶解注射(BNLS)は皮膚下の脂肪細胞に薬剤を注射する施術のため、施術をした箇所に内出血が発生するリスクがあります。

内出血が発生した場合も、一般的には3日程度で症状が改善されますが、長期間症状が続く場合は、施術をおこなったクリニックへ相談してみましょう。

クリニックによっては、内出血のリスクを抑えた極細針「マイクロカニューレ」での施術が可能な場合もあります。カウンセリング時に施術に使用する針などについても相談しておくとよいでしょう。

脂肪溶解注射(BNLS)の効果を高めるためには、マッサージが効果的です。しかし、施術箇所に内出血が発生している場合は、症状を悪化させてしまうリスクがあるため、直接のマッサージは避けておきましょう。

針孔の赤み

施術後は、BNLS注射を刺した箇所に赤みが出る場合があります。また、赤みと共に痛みを伴うケースもありますが、多くの場合では3日程度で緩和されます。

脂肪溶解注射(BNLS)では、施術当日からの入浴に制限はありません。しかし、針孔に赤みが出ている場合は、患部を温めると悪化してしまう可能性があるため、湯船への入浴は避けておくようにしましょう。

投与量が多い場合は腎臓に影響も

脂肪溶解注射(BNLS)の施術時には、腎臓に悪影響を与えてしまうリスクがあります。

脂肪溶解注射(BNLS)は、有効成分により溶解・分解された脂肪細胞や老廃物を、汗や尿として体外に排出させる施術です。体内の脂肪・老廃物を体外に排出させる際には、血液中の老廃物や塩分をろ過する作用のある腎臓を通って排出されます。

したがって、極端に大量のBNLS注射を投与し、一度に多くの脂肪・老廃物を腎臓に送り込むと、腎臓のろ過機能を上回り、腎臓に負担を与えてしまうリスクがあります。

過去には、脂肪溶解注射の施術による影響で、腎臓の透析治療が必要になったという事例もあります。繰り返し施術をおこなう場合や、一度に多くのBNLS注射をおこないたい場合には注意が必要です。

施術をおこなう医師の判断にしたがい、施術が不可という判断が下された場合にはほかの施術方法を検討しましょう。どうしても施術をしたいからといって、施術の履歴を隠して別のクリニックで施術をおこなうと、重篤な健康被害が発生するリスクがあります。

脂肪溶解注射(BNLS) の注意点

ここでは、脂肪溶解注射(BNLS)を施術する前に、知っておくべき注意点を解説します。

治療が複数回必要になる

脂肪溶解注射(BNLS)の効果をより実感するためには最低3回以上の施術が必要です。

脂肪吸引とは異なり、強制的に脂肪を除去するわけではないため、1度の施術で減らせる脂肪の量には限りがあります。したがって、施術部位によっては、繰り返しの施術が必要になるケースが多いです。

BNLS注射は脂肪溶解注射の一種で、主成分は植物由来の天然成分のため、身体に負担をかけずにリスクを抑えて使用できます。そのため、悩みの改善には何回程度の施術が必要になるかを、カウンセリングの際に相談しましょう。

もともとの顔のラインを変えることはできない

脂肪溶解注射(BNLS)は、メスを入れる施術ではないため、もともとの顔のラインを変えることはできません。したがって、頬骨の出っ張りやエラの改善など、顔の骨格が原因の悩みには不向きです

また、顔の筋肉が衰えたことによるたるみなどの改善も難しいと考えられます。ただし、気になる箇所の脂肪を減らすことで、お悩みの部分を目立たなくするアプローチは可能です。

悩みによって、リフトアップなどの他の施術と組み合わせた方が効果が出やすい場合もあるため、カウンセリング時に最適な施術方法について相談してみましょう。

ダウンタイムが全くないわけではない

脂肪溶解注射(BNLS)にはダウンタイムがほぼなく、当日からのメイクや入浴の制限もないため、すぐに日常生活に復帰できる手軽な施術です。

ただし、ダウンタイムが全くないわけではありません。施術後、3日〜1週間程度はダウンタイムと考え、副作用の状況に応じて気をつけて生活を送る必要があります。

特に、施術箇所に内出血や赤み、痛みを伴う腫れなどの副作用が発生した場合、飲酒や激しい運動は避けておくようにしましょう。

バランスが崩れる場合がある

脂肪溶解注射(BNLS)は部分的に脂肪を減らすことができる点が魅力の施術です。ただし、施術をした箇所によっては全体的な顔のバランスなどが崩れてしまう可能性があります。

顔の一部だけの脂肪を減らすとバランスが崩れやすくなってしまうため、施術をおこなう箇所によっては周囲への施術が必要になるケースもあります。とはいえ、脂肪吸引のように凹凸ができるリスクは少ないため、比較的自然な仕上がりを得られる施術である点は安心できます。

そもそも脂肪溶解注射(BNLS) とは?

脂肪溶解注射(BNLS)とは、患部にメスを入れることなく、注射による施術で気になる部分の脂肪の分解・排出を促す美容医療の施術メニューです。

施術時・施術後に痛みや腫れなどの副作用が出にくいように配慮されているため、ダウンタイムも少なく、すぐに日常生活に復帰できる手軽な施術です。

施術時間は10分〜15分程度と短く、施術費用も数千円からとリーズナブルな価格帯です。

脂肪溶解注射(BNLS) の特徴

脂肪溶解注射(BNLS)は注射による施術のため、身体に傷跡を残さずに手軽に気になる箇所の脂肪を減らせます。施術時の痛みは、注射針を刺した際のチクっとする痛み程度です。そのため、施術時の痛みに対する不安がある方も安心です。

クリニックによっては、麻酔クリームの使用や、より痛みの少ないマイクロカニューレ針などを使用している場合もあります。クリニック選びの基準にしても良いでしょう。

脂肪溶解注射(BNLS) の成分

脂肪溶解注射(BNLS)で用いるBNLS注射には、植物から抽出した天然由来の豊富な成分が配合されています。

ここでは、最新のBNLS注射「BNLS ultimate」に配合される成分を紹介します。

  • デオキシコール酸
  • マンヌロン酸メチルシラノール
  • セイヨウトチノキ
  • ペルシアグルミ
  • アデノシン三リン酸
  • アデノシン三リン酸二ナトリウム
  • チロシン
  • ヒバマタ(海藻)抽出物
  • メチルプロパンジオール
  • アーティチョーク
  • コエンザイムQ10
  • カテキン

デオキシコール酸は、アメリカの政府機関「FDA(アメリカ初期品医薬品局)」に脂肪溶解効果が認められた有効成分です。

BNLS注射では、デオキシコール酸の作用により脂肪細胞膜を溶解・分解し、体外に排出させて、脂肪細胞を減らします。また、マンヌロン酸メチルシラノールは、体内の脂肪分解に効果的な「ケイ素」を補給できる有効成分です。

デオキシコール酸とマンヌロン酸メチルシラノールにより、施術部位の脂肪を効率的に破壊・燃焼させる効果が期待できます。その他、天然ハーブから抽出した、保湿や抗炎症に効果的な天然由来の成分が豊富に含まれます。

肌の引き締めやむくみの軽減にも効果があり、小顔効果や老け顔の改善にも効果が期待できます

脂肪溶解注射(BNLS) の効果

脂肪溶解注射(BNLS)には、主に次の5つの効果が期待できます。

  • 脂肪溶解
  • 肌の引き締め
  • リンパ循環
  • 脂肪燃焼
  • 肌の再生・老化防止

このように、リンパ循環や血行改善、ターンオーバーの正常化にも効果があるため、有効成分により溶解・分解された脂肪や老廃物を効率的に体外に排出させます。効果には個人差がありますが、最短で3日から1週間程度で効果を実感できる方が多いです。

また、次のポイントに注目することで、より、脂肪溶解注射(BNLS)の効果を高めることができます。

  • 施術部位をマッサージする
  • 有酸素運動をおこなう
  • 繰り返し施術する

脂肪溶解注射(BNLS)で施術した部位をマッサージし、血流の循環を促すことでより効率的に脂肪、老廃物を排出できます。BNLS注射により脂肪が分解・燃焼しやすくなっているため、有酸素運動を併用しておこなうことで脂肪燃焼にも効果的です。

脂肪溶解注射(BNLS) が向いている方・向いていない方

脂肪溶解注射(BNLS)は天然由来の成分を主成分として製造されており、多くの方が安心して受けられる施術です。ただし、お悩みの種類や体質によって、脂肪溶解注射(BNLS)の施術に向き・不向きがある点は知っておきましょう。

ここでは、脂肪溶解注射(BNLS)が向いている方・向いていない方の条件と、その理由を解説します。

脂肪溶解注射(BNLS) が向いている方

脂肪溶解注射(BNLS)は、手軽な施術でピンポイントに脂肪を減らすことができる施術です。

特に、次のようなタイプの方におすすめすることができます。

  • 小顔になりたい方
  • 部分痩せで身体のラインを整えたい方
  • 施術の効果を早く実感したい方
  • 手術や脂肪吸引は避けたい方
  • 安く施術したい方

脂肪溶解注射(BNLS)は顔への施術だけではなく、全身に使用できます。たとえば、二の腕や太もも、ふくらはぎなど、通常のダイエットでは落としにくい部分の脂肪を効率的に減らし、部分痩せを目指すことができます。

施術費用も数千円からと手軽なため、ダイエットのためにジムやエステに通うよりもリーズナブルに試せる点も嬉しいです。

脂肪溶解注射(BNLS)が向いていない方

脂肪溶解注射(BNLS)で減らせる脂肪の量には限度があります。そのため、全身痩せを目指している方や、広範囲・多量の脂肪を落としたい方には不向きです。落とせるのは脂肪のみであり、頬骨やエラなどの、もともとの輪郭の形を変えることはできません。

悩みの種類によっては、別の施術方法と組み合わせることで効果を発揮します。カウンセリング時に、自身に合った施術方法について医師と相談しましょう。

また、脂肪溶解注射(BNLS)は、次の条件に当てはまる方は施術が受けられない場合があります。

  • 肌に感染・炎症がある方
  • 妊娠中・および授乳中の方
  • 甲状腺疾患をお持ちの方

腎臓に疾患をお持ちの方も、腎臓のろ過機能に負担を与えてしまうリスクがあります。持病や疾患のある方は、カウンセリング時に脂肪溶解注射(BNLS)の施術が可能かどうかを確認しましょう。

脂肪溶解注射(BNLS) のリスクに関してよくある質問

ここでは、脂肪溶解注射(BNLS)のリスクに関するよくある質問に、Q&A形式で答えていきます。

疑問や不安をしっかりと解消したうえで施術に臨みましょう。

脂肪溶解注射(BNLS)の副作用の出る確率はどのくらいですか?

脂肪溶解注射(BNLS)は、副作用のリスクが最小限に抑えられた施術です。個人差がありますが、副作用が発生するリスクはそれほど高くはありません。

ただし、副作用が出る確率が0%ではないということは知っておくべきです。とくに、施術部位の内出血や針孔の赤みなどの軽微な副作用は発生しやすいと考えておきましょう。

脂肪溶解注射(BNLS)の副作用が引かない場合の対処法は?

脂肪溶解注射(BNLS)の副作用として考えられる症状は、施術部位の内出血や針孔の赤み、または腫れなどが挙げられます。一般的には、副作用が発生した場合も3日程度で症状が緩和されるケースが多いです。

ただし、数日たっても副作用が引かない場合は、患部のマッサージなどの自己治療をおこなわずに、施術をおこなったクリニックに相談することをおすすめします。

まとめ

脂肪溶解注射(BNLS)は天然素材成分が使用されており、副作用などのリスクは最小限に抑えられています。しかし、症状には個人差があり、人によっては施術後に腫れや痛み、内出血などの副作用が起こる可能性があるでしょう。

また、効果を実感するには複数回の施術が必要であり、頬骨の出っ張りやエラの改善など、もともとの顔のラインは変えられない点などにも気を付けましょう。

美容クリニックで施術を受ける際には必ずカウンセリングがありますので、わからないことがあれば医師にしっかりと質問をしてください。少しでも脂肪溶解注射(BNLS)の副作用やリスクが不安な方は、よく考えて施術を決めましょう。

※本記事の情報は2023年3月時点のものです。
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