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ETCカードを審査なしで発行する方法とは?おすすめのクレジットカード5選も紹介

有料道路の料金所で、車を止めることなく料金の自動支払ができるため、長距離ドライブには欠かせないETCカードは、通常クレジットカードがないと発行できません。

「ETCカードを発行したいけど、審査に通過できるかわからない」などと悩んでいる方もいるでしょう。

クレジットカードを作成するためには審査を受ける必要があり、クレジットカードの滞納歴があったり、自己破産をしていたりすると、審査に通過できず困ってしまうでしょう。

しかし、ETCカードにはクレジットカードのような審査をしなくても作成できる「ETCパーソナルカード」があります。

この記事では、ETCパーソナルカードの特徴を、クレジットカードのETC専用カードと比較してご紹介します。

審査なしでETCカードを発行したい方は、参考にしてみてください。

目次

審査なしで発行できるETCカードは2種類

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審査なしで発行できるETCカードは、次の2つの種類があります。

  • ・ETC専用カード
  • ・ETCパーソナルカード

ETC専用カードはクレジットカード会社が発行するETCカードで、クレジットカードを保有している必要があります。一方で、ETCパーソナルカードは高速道路6社が共同で発行するETCカードです。

どちらも料金所での支払いがスムーズになったり、ETC割引を受けられたりと、さまざまなメリットがあります。

それぞれの特徴は以下の通りです。

ETCカードの種類 ETC専用カード ETCパーソナルカード
申し込みから利用開始までかかる時間 最短即日 2週間~1か月
年会費 無料もある 1,257円
発行手数料 無料もある 無料
保証金 不要 20,000円以上
支払い方法 後払い(クレジットカードと合算) 前払い(デポジット)

※料金は全て税込表示です。

ETCカードとETCパーソナルカードについて、以下で詳しく解説します。

クレジットカードに付帯するETCカード

ETCカードとは、クレジットカードの追加サービスとして利用できるカードです。

現在クレジットカードを持っていない人は、クレジットカードとETCカードの両方を申し込みましょう。クレジットカードの発行手続きをする際に「ETCカードも同時に申し込む」という選択肢があるため、選択してください。

すでにクレジットカードを保有している人は、ETCカードを追加発行しましょう。保有しているクレジットカードの公式サイトで、発行方法を確認して申し込みを行います。

クレジットカード会社によってETCカードの取り扱いをしていないケースもあるため、事前に確認しておきましょう。

クレジットカードを新規で発行するためには審査が必要で、これまでに滞納したことがないか、また継続した収入があるかどうかをチェックされます。

現在、会社員やパートとして継続的な収入を得ており、これまでにカードの滞納をしていない人は、ほとんど審査に通過するため、そこまで心配する必要はありません。

ETCカードの利用金額はクレジットカードの引き落とし口座から一緒に決済されます。そのため、デポジットを用意する必要もありません。

ただし、クレジットカードの発行や年会費は無料でも、ETCカードの発行手数料や年会費がかかるものもあるため、注意が必要です。

高速道路会社が共同で発行するETCパーソナルカード

クレジットカードなしでETCカードを作るには「ETCパーソナルカード」を発行しましょう。

「ETCパーソナルカード」は、クレジットカード契約をしないお客さまにもETCを使ってもらえるように、東/中/西日本高速道路株式会社、首都高速道路株式会社、阪神高速道路株式会社、本州四国連絡高速道路株式会社の6社が共同して発行するETCカードで、有料道路の通行料金のお支払いに限定されたカードです。

クレジットカードのような審査をせずに発行できるため、審査に落ちてしまいクレジットカードを作れない方におすすめします。

ただ、ETCパーソナルカードは、審査なしでETCカードをどうしても作成したい人以外にはおすすめできません。というのも、年会費やデポジット料金が必要であるためです。

ETCパーソナルカードの特徴

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ここからは、ETCパーソナルカードの特徴をご紹介します。

  • ・年会費1,257円(税込)かかる
  • ・20,000円以上の保証金を預けるデポジット制
  • ・デポジットの80%まで利用できる

以下で詳しく解説します。

年会費1,257円(税込)かかる

クレジットカードは年会費無料で発行できるカードもあり、ETC専用カードも年会費無料となるケースがあります。

しかし、ETCパーソナルカードを発行するためには、年会費1,257円(税込)がかかります。

万が一、ETCパーソナルカードを失くした場合、再発行手数料として1,257円(税込)が必要です。

20,000円以上の保証金を預けるデポジット制

あらかじめ預けるデポジットは、高速道路で毎月利用する平均額の4倍のお金が必要です。

具体的なデポジット金額は以下の通りです。

月々の平均利用金額 デポジット額
5,000円 20,000円
10,000円 40,000円
15,000円 60,000円
20,000円 80,000円

※料金は全て税込表示です。

あなたが毎月どれくらい高速道路を利用するかによって、デポジットの金額を決定しましょう。5,000円単位で切り上げる必要があるため、最低でも20,000円のデポジットが必要です。

デポジットは初期費用として必要であるため、年会費1,257円(税込)と一緒に毎月の平均利用額に応じたデポジット額を準備してください。

デポジットの80%まで利用できる

ETCパーソナルカードでは、デポジットの80%まで利用できます。

たとえば、デポジットを40,000円にしている場合、32,000円が利用限度額です。32,000円を超えると、自動的に利用停止となるので、注意しましょう。

口座振替を行い、デポジットが決済額の80%を上回ると、再度利用できます。口座振替が反映されるまでに3営業日ほどかかるため、あらかじめ余裕のある利用額を設定しておきましょう。

また、何度も利用限度額に達して利用停止になる場合には、「デボジットを増額してください」との連絡がくる可能性もあります。というのも、発行会社は「利用実績に応じたデポジットの預託」を推奨しているためです。

デポジットの増額に応じなければ、利用を停止されることもあるため、増枠の依頼には応じましょう。

ETCパーソナルカードを選ぶメリットとは?

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ここからは、ETCパーソナルカードを選ぶメリットをご紹介します。

  • ・ETCマイレージサービスへの登録で高速道路の割引が受けられる
  • ・クレジットカードの審査に落ちても作成できる
  • ・法人・個人事業主でも発行できる
  • ・16歳から申し込める

以下で詳しく解説します。

ETCマイレージサービスへの登録で高速道路の割引が受けられる

ETCパーソナルカードを発行し、ETCマイレージサービスへ登録すると、高速道路の割引が受けられます。

具体的な割引は以下の通りです。

  • ・深夜割引:全日0時〜4時 約30%オフ
  • ・休日割引:地方都市区間で土日祝日 約30%オフ

ETCパーソナルカードの利用には、年会費1,257円(税込)が必要です。しかし、上記の時間帯に1年間で4,000円以上利用すれば4,000円×30%=1,200円(税込)の割引を受けられるため、年会費の元が取れます。

クレジットカードの審査に落ちても作成できる

ETCパーソナルカードには、クレジットカードのような審査が必要ありません。

そもそもクレジットカード会社が審査をするのは、申込者に返済能力があるのか見極めるためです。ETCパーソナルカードの場合、デポジット制度のため、利用した分が返ってこないことはないでしょう。

そのため、ETCパーソナルカードはクレジットカードのような審査をされることなく作成できます。

法人・個人事業主でも発行できる

通常、法人・個人事業主の場合、ETCカードを簡単に作れないケースもあります。

なぜなら、一般的に法人や個人事業主契約のETCカードはクレジット会社の審査が厳しいからです。

法人や個人事業主は、正社員や公務員と違い、いつ売上が下がって、返済能力がなくなるのか分かりません。そのため、ある程度軌道に乗っていないと、クレジットカードやETCカードを作成できません。

ただ、先ほども紹介したように、ETCパーソナルカードはクレジットカードのような審査は不要であるため、法人・個人事業主の方でも発行できます。

16歳から申し込める

ETCパーソナルカードは16歳から申し込みできます。

クレジットカードの発行は18歳以上に設定されていることが多いため、クレジットカードに付帯しているETCカードは18歳になるまで発行できません。

一方でETCパーソナルカードの場合は、本人確認資料が確認できれば発行できます。

普通二輪免許は16歳から取得でき、高速道路に乗る機会がある人はETCパーソナルカードの発行を検討してみましょう。

ETCパーソナルカードを選ぶデメリットとは?

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ここまで、ETCパーソナルカードのメリットを多く紹介してきました。しかし、メリットばかりでなくデメリットも当然あります。

  • ・法人でも個人でも1名義につき1枚しか発行できない
  • ・デポジット額の80%を超えると利用停止になる
  • ・初期費用が高くなりやすい

以下で詳しく解説します。

法人でも個人でも1名義につき1枚しか発行できない

ETCパーソナルカードでは、1名義につき1枚しか発行できず、複数枚発行できないのがデメリットです。

個人で利用する分には大きなデメリットとはなりませんが、法人でカードをまとめたい場合に不便に感じることがあるでしょう。

また家族用に1人が複数枚発行できないので、注意が必要です。

デポジット額の80%を超えると利用停止になる

デポジット額の80%を超えるとカードの利用ができなくなります。

カードが利用停止になると、ETCゲートのバーが開かなくなります。都度精算するしかなくなるため、これまで通り利用したい人は、デポジット額を増やすか引き落としを行い、利用再開を待ちましょう。

毎月の利用予定額の4倍のデポジットを預けています。そのため、あまりこのような事態は想定しにくいですが、出張の増加や帰省、旅行などで高速利用が増えた場合には注意しましょう。

初期費用が高くなりやすい

ETCパーソナルカードを作るためには、初期費用として年会費1,257円(税込)と利用額に応じたデポジットが必要です。

デポジット額は個人差がありますが、最低でもデポジット20,000円(税込)と年会費1,257円(税込)で21,257円(税込)が初期費用としてかかります。

ETCカードであれば年会費がかからないカードもあるため、年会費が必要な点はデメリットだと言えるでしょう。また、ETCカードではデポジットは不要です。

使った分だけ支払いをすればいいので、ETCカードの方が初期費用が抑えられます。

【審査なし!】ETCパーソナルカードの申し込み・作成方法

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ETCパーソナルカードのメリット・デメリットをご紹介し、実際に作成してみようと考えている方もいるでしょう。

ここでは、ETCパーソナルカードの申し込み・作成方法を解説します。

  1. 1.ETCパーソナルカードの申込書を作成する
  2. 2.印刷して郵送する
  3. 3.デポジットを振り込む
  4. 4.カードが郵送で届く

順番に見ていきましょう。

1:ETCパーソナルカードの申込書を作成する

まずは、ETCパーソナルカードWebサービスやサービスエリアなどのコンシェルジュカウンターで用意している「ETCパーソナルカード利用申込書」に必要事項を記入しましょう。

なお、Webサービスから申し込みをする場合、プリンターとA4用紙が必要です。

プリンターを持っていない人は、紙の申込書を入手するか、コンビニにあるネットプリントサービスを利用しましょう。

2:印刷して郵送する

必要事項を記入したら、印刷します。

プリントに用いる用紙は以下の通りにしてください。

  • ・大きさ:日本工業規格A4(拡大・縮小印刷をしていないこと。)
  • ・紙色:表裏とも白色(印字が黒色であること。)
  • ・紙質:一般的なコピー用紙と同等のもの(感熱紙およびロール紙は不可。)

印刷が完了し、自署欄を漏れなく記入したら、ETCパーソナルカード事務局あてに郵送してください。

送付先は以下の通りです。

〒216-8520 ETCパーソナルカード事務局 宛

3:デポジットを振込む

ETCパーソナルカード事務局にて申込書の内容を確認してもらい、不備がなければ、デポジット振込依頼書が郵送されます。

同封の払込取扱票により、近くにある郵便局取扱窓口かコンビニエンスストアにてデポジットの振り込みを行いましょう。

4:カードが郵送で届く

デポジットの入金が確認できたら、ETCパーソナルカードが郵送されます。手元に届いたその日から利用できます。

デポジットを振り込んでから、カードが届くまでに2週間程度かかるため、使う予定がある人は早めに申し込みを行いましょう。

ETCカードを審査なしで発行したい方におすすめのクレジットカード5選

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ETCパーソナルカードは、審査なしで発行できるため、ETCを利用する人に便利なカードです。

しかし、年会費やデポジットが必要であるため、カードを発行するか悩んでいる方もいるでしょう。

クレジットカードの付帯サービスであるETCカードであれば、年会費やデポジットが不要で、余分な費用を支払わなくて済みます。

ここでは、ETCカードを審査なしで発行したい方におすすめのクレジットカードを5つご紹介します。

  • ・セゾンカードインターナショナル
  • ・セゾンパール・アメリカン・エキスプレス ®・カード
  • ・dカード
  • ・楽天カード
  • ・イオンカードセレクト

以下で詳しく解説します。

セゾンカードインターナショナル

カード名 セゾンカードインターナショナル
クレジットカードの発行手数料・年会費 無料/無料
ETCカードの発行手数料・年会費 無料/無料
たまるポイント 永久不滅ポイント
ポイント還元率 0.5%
申込年齢年齢 18歳以上
国際ブランド Visa,Mastercard,JCB

セゾンカードインターナショナルは、最短即日で受け取れるセゾンのスタンダードなカードです。

有効期限なしの永久不滅ポイントが貯まり、セゾンETCカードを利用してもポイントが貯まります。ポイントは有効期限がないため、消滅や交換期限を気にすることなくポイントを利用できます。

クレジットカードとETCカードともに年会費が永年無料です。発行手数料もかからないため、お得にETCカードを利用したい方におすすめします。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス ®・カード

カード名 セゾンパール・アメリカン・エキスプレス ®・カード
クレジットカードの発行手数料・年会費 無料/初年度:無料
2年目以降:1100円(税込)
※年1回以上の利用で翌年度無料
ETCカードの発行手数料・年会費 無料/無料
たまるポイント 永久不滅ポイント
ポイント還元率 0.5%
申込年齢年齢 18歳以上
国際ブランド AMEX

※料金は全て税込表示です。

セゾンパール・アメリカン・エキスプレス・カードは、クレジットカードの国際ブランドである「アメリカン・エキスプレス」が発行するクレジットカードです。初年度年会費は無料で、2年目以降は1,100円の年会費がかかりますが、年に1回以上利用していれば無料になります。

電子マネー「QUICKPay」に登録して支払いすると、いつでもポイント還元率が2%相当になります。

また、今カードを発行すると、最大8,000円相当の永久不滅ポイントをプレゼントするキャンペーンを実施中です。

即日発行ができ、使い勝手に優れたカードなので、この機会に申し込みを検討してみてください。

dカード

カード名 dカード
クレジットカードの発行手数料・年会費 無料/無料
ETCカードの発行手数料・年会費 無料/初年度無料、前年度に一度でも利用すれば翌年も無料
たまるポイント dポイント
ポイント還元率 1%
申込年齢年齢 18歳
国際ブランド Visa,Mastercard

dカードは、基本還元率は1%、年会費が永年無料、最大1万円のケータイ補償が付帯と、バランスのとれたクレジットカードです。メインカードとして長く使えるオールマイティな1枚といえるでしょう。

スマートフォンのQRコード決済「d払い」と紐づけて利用すると、還元率が高まります。ドコモユーザーではない方も、dカードやd払いを利用できるため、検討してみてはいかがでしょうか。

ETCの利用でも100円(税込)につき、1ポイントがたまります。また、盗難・紛失、偽造などにより、第三者による不正利用が万一発生した場合でも、最大90日前まで遡ってドコモが補償する制度もあり、安心です。

今ならdカードへ新規入会後に条件を満たすと、6,000円相当のポイントが受け取れるキャンペーンを実施中です。

楽天カード

カード名 楽天カード
クレジットカードの発行手数料・年会費 無料/無料
ETCカードの発行手数料・年会費 無料/550円(条件あり)
たまるポイント 楽天ポイント
ポイント還元率 1%
申込年齢年齢 18歳以上
国際ブランド Visa,Mastercard,JCB,AMEX

楽天カードはCMの効果などから圧倒的な知名度を誇っています。楽天ETCカードを利用すると、1000円につき1ポイントたまるので、お得です。

楽天が展開しているサービスで生活することを「楽天経済圏」といい、たまったポイントをより有効活用できます。

  • ・楽天市場
  • ・楽天カード
  • ・楽天モバイル
  • ・楽天証券
  • ・楽天銀行
  • ・楽天トラベル
  • ・楽天ビューティー など

人が生活していくうえで、大切なものはほとんどカバーしています。

楽天ETCカードの年会費は、楽天PointClubの会員ランクがダイヤモンド会員・プラチナ会員であれば無料です。しかし、上記以外の会員ランクであれば550円(税込)がかかるので、注意しましょう。

楽天ETCカードに入会し、入会付きの翌月末までに合計200円以上利用すると、抽選で500名に最大3,000円ポイントを獲得できるキャンペーンを実施しています。

楽天カードはキャンペーンが多く、使い勝手が非常にいいカードなので、この機会に申し込みを検討してみてください。

イオンカードセレクト

カード名 イオンカードセレクト
発行手数料 無料
年会費 無料
たまるポイント WAON POINT,電子マネーWAONポイント
ポイント還元率 0.5%
申込可能年齢 18歳以上(高校生不可)
国際ブランド Visa,Mastercard,JCB

ETC通行料金の支払いをイオンカードセレクトのETC専用カードで行うと、200円(税込)につき1ポイント貯まります。

貯めたWAON POINTは電子マネーのWAONに交換すると、普段の買い物に利用できるので、お得です。

また、「ETCゲート車両損傷お見舞金制度」という他のETCカードにはなかなか見られない制度があります。ETCゲート車両損傷お見舞金制度とは、ETC開閉バーで車両が損傷しても年1回まで最大5万円のお見舞金が支払われる制度のことです。

ただし、スピード違反が判明したり、ETCカードが挿入されていなかったりするなどの運転者側の過失があった場合は対象外となるので注意しましょう。

審査なしのETCカードに関するよくある質問

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審査なしのETCカードに関して、よくある質問をまとめました。

困った際の参考にしてください。

  • ・即日発行できるETCカードはありますか?
  • ・デポジットを増額することはできますか?
  • ・デポジットは解約後いつ頃返金されますか?
  • ・ブラックリストに載っていますがETCパーソナルカードは発行してもらえますか?

以下で詳しく解説します。

即日発行できるETCカードはありますか?

今回ご紹介した「セゾンカード インターナショナル」は、クレジットカードだけでなくETCカードも即日発行できます。

まずネットからセゾンカードの発行申込を行います。申し込みの際はETCカードは「申し込まない」、カード受取方法は「セゾンカウンターで受け取る」を選択します。

審査が完了したら、クレジットカードとETCカードをセゾンカウンターで直接受け取りましょう。

セゾンカウンターでクレジットカードとETCカードを受け取るためには、以下の4点が必要です。

  • ・受付番号(「受付完了メール」にて記載)
  • ・本人確認書類(運転免許証やパスポートなど)
  • ・キャッシュカードや通帳など、引き落とし口座番号がわかるもの
  • ・引き落とし口座のお届け印

ネットから19時30分までに申込内容を送信できれば、最短即日でカードを受け取れます。19時30分以降になると、翌日の取り扱いとなるため、時間に余裕を持って手続きを行いましょう。

デポジットを増額することはできますか?

ETCパーソナルカードのデポジットの増額は可能です。

デポジットの増額を希望する場合は、ETCパーソナルカード事務局まで問い合わせを行いましょう。

問い合わせからデポジットの増額まで、しばらく時間がかかるため、早めに問い合わせることをおすすめします。

ちなみに、デポジット額を20,000円で設定している人の未決済残高が14,000円に達すると、登録口座から口座振替により増額デポジット20,000円を自動で積増することになります。

デポジットは解約後いつ頃返金されますか?

ETCパーソナルカードのデポジットは、カードの解約をすると、返金されます。

カードのご利用料金の確定には時間がかかり、解約届の書面のやりとりや、未払い料金の精算や振込処理等も含めて1か月半から2か月程度かかるでしょう。

また、返金は登録口座への振込にて行われ、現金等での返金はされませんので、注意してください。

ブラックリストに載っていますがETCパーソナルカードは発行してもらえますか?

ブラックリストとは、クレジットカードの返済が滞った場合や破産が生じた場合などに、事故情報や延滞情報として金融機関の個人信用情報に登録されることです。

ブラックリストに載ると、審査の際に返済能力がないとみなされて、新たにクレジットカードを発行することが非常に難しくなります。

一方で、ETCパーソナルカードはクレジット機能がないため、カード発行の手続きをしてもクレジットカードのような審査はされません。

そのため、ブラックリストに登録されていてもカードの発行はできます。

申し込みの際に年会費やデポジットが必要となるため、初期費用が必要になりますが、ブラックリストの方もETCカードを作れます。

まとめ

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この記事では、審査なしで発行できる「ETCパーソナルカード」の特徴について詳しく解説しました。

ETCパーソナルカードは、審査なしで発行できるため、クレジットカードを作れない方におすすめです。

ただ、初期費用として年会費1,275円(税込)とデポジット20,000円が最低でも必要です。また、発行されるまでに1か月弱はかかるため、急ぎで発行したい方には適していません。

もし、急ぎでETCカードが必要な人は、クレジットカードのETCカードを申し込みしてみましょう。

この記事で紹介したクレジットカードを使えば、即日でETCカードを手に入れることができます。

<参考>
ETCパーソナルカード

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