薄毛を改善したい方のなかには、効果が高そうな自毛植毛を試してみたいものの、いまいち仕組みが分からず、踏みとどまっている方もいるのではないでしょうか。
薄毛が進行すると見た目の変化が大きいため、効果の出やすい治療方法によって改善したいものです。
自毛植毛は副作用やリスクがこわいと思われがちですが、特徴をおさえて臨めば、薄毛を根本から改善できる薄毛治療方法といえます。
治療により移植した箇所に自毛が馴染むと、薄毛になる以前の髪を取り戻せるばかりか、再び薄毛になるリスクが低くなるでしょう。
本記事では、自毛植毛のメカニズムや副作用などの特徴をはじめ、気になるリスクもあわせて解説しています。気になる薄毛の悩みから短期間で確実に解放されるためには、自毛植毛がおすすめです。
薄毛治療に自毛植毛を検討する際、ぜひ参考にしてみてください。
自毛植毛とは

自毛植毛とは、AGA(男性型脱毛症)が進行している薄毛箇所に、正常な箇所の頭皮の毛根をそのまま移植する薄毛治療方法です。薄毛箇所への移植に使用される毛根が正常な箇所は、側頭部や後頭部の毛根が使用されます。
毛根を移植したあとで移植箇所に毛根が馴染むと、自然な髪の毛のように成長するようになるため、長期的な薄毛改善効果が期待できるでしょう。
自毛植毛は、他の薄毛治療では必要となる継続的治療が不要で、髪が生えていた頃の状態へ改善される効果が高く、治療後の評判も高い傾向にあります。
ただし、手術後の症状には個人差があるため、医師の指示のもと、徹底したアフターケアは欠かせません。
自毛植毛のメカニズム
自毛植毛は、薄毛の影響を受けていない箇所から、グラフトと呼ばれる毛根を包む組織ごと採取した頭皮を薄毛部分に移植します。
グラフトの移植範囲は手術方法によって異なり、1つずつ組織ごと採取する方法と帯状にまとめて採取する方法があります。薄毛の影響を受けない箇所から採取するグラフトは、薄毛箇所に移植したあとも薄毛の影響を受けません。
移植した箇所で通常の毛髪周期で成長を続けるようになります。したがって、自毛植毛の治療をおこなうと、薄毛箇所に薄毛の影響を受けにくい健康な毛髪組織が、薄毛進行を再発させずにしっかりと生え続けるでしょう。
自毛植毛の特徴
自毛植毛で最も大きな特徴は、1回の手術のみで半永久的な薄毛改善効果が得られる点です。
治療に要する時間は、手術の前後での通院こそ必要になるものの、手術に関しては数時間で済み、入院も必要ありません。また、日本皮膚科学会からの承認を受けているため、手術の安全性は保証されています。
メリット | デメリット |
---|---|
・移植後の髪は薄毛になりにくい ・地毛になじみやすい ・髪の毛がない部分にも移植できる ・施術後のメンテナンスがいらない ・半永久的に生え続ける | ・施術後に痛みが出る可能性がある ・薄毛の進行が早いと自毛植毛が受けられない ・他の薄毛治療より価格が高い ・効果を実感するのに1年ほどかかる |
移植により心配されがちな手術箇所に対する炎症や感染症リスク、移植後の拒絶反応が発生するリスクも低い傾向にあります。
薄毛箇所に生えてくる毛は健康な自毛のため、薄毛が進行する前と同じようにヘアカラーやアレンジを楽しめるでしょう。
人工植毛と異なる点
自毛植毛と人工植毛が異なる点は、植毛に使用している毛が自毛か人工毛かの点以外にもコスト面や効果の即時性、副作用などが異なります。
まず、コスト面では、人工植毛よりも自毛植毛の方が高い傾向にあります。効果を短期間で実感できるのは人工植毛であり、自毛植毛は効果を感じるまでに時間がかかるでしょう。
ただし、自毛植毛は一度の手術のみで治療が完結するのに対し、人工植毛は継続的なメンテナンスが必要です。副作用では、人工植毛に比べ自毛植毛では、炎症や感染症のリスクが高くありません。
短期間でコストをおさえつつ、炎症や感染症のリスクをとってでも薄毛治療をおこないたいのであれば、人工植毛が向いています。
一方、多少の時間やコストをかけてでも、リスクを低く確実な効果を実感したい場合は自毛植毛が向いているでしょう。

AGAになる原因

男性型脱毛症と呼ばれるAGAは成人男性であれば、いつでも発症するリスクがあります。AGAになる原因を理解しておくと、事前にAGAになるリスクを低減できるでしょう。
そこで、AGA発症の原因を次のとおり解説します。
- ホルモンの減少
- 過度なストレス
- 栄養不足
- 頭皮環境の悪化
ホルモンの減少
AGAは、TGF-βと呼ばれる脱毛因子の発生により引き起こされますが、TGF-βの発生には男性ホルモンのテストステロンが関係しています。
テストステロンと5αリダクターゼが結合してできるジヒドロテストステロンが増加すると、毛乳頭細胞にある受容体にキャッチされTGF-βを増加させます。
5αリダクターゼとは
男女問わず体内に存在する一種の酵素です。男性ホルモンの「テストステロン」を「ジヒドロテストステロン」に変換させる働きをもち、AGAの発症に大きく関わってきます。
TGF-βにより、毛髪周期が退行期へ移行させられた結果、AGAが進行する流れとなるでしょう。
ホルモンバランスが乱れると、TGF-βの増加につながり、毛髪周期から成長期がなくなるとともに退行期が進行します。髪の毛が成長期を迎えないため、ホルモンバランスが乱れた場合、AGAの進行リスクは避けられません。
過度なストレス
過度なストレスは頭皮環境を悪化させるため、AGAの原因につながります。
ストレスが溜まると自律神経の周期が不規則となり、ホルモンバランスの乱れを引き起こします。そして、ホルモンバランスの乱れが頭皮の皮脂の分泌量を増やし、頭皮環境の悪化を招いた結果、抜け毛が増える状況となるでしょう。
また、ストレスにより血管の収縮が起こると血流が悪くなり、毛髪への栄養供給が停滞するため、抜け毛を加速させる要因となります。
仕事や日常生活でストレスを溜め過ぎないように、定期的に趣味や運動など自身に合ったストレス発散方法を積極的に取り入れていきましょう。
栄養不足
普段の食生活に偏りによって栄養不足に陥ると、AGAの発症リスクを高めます。
髪の毛の成長には、タンパク質をはじめ、ビタミンDや鉄、亜鉛が欠かせません。栄養バランスが乱れて髪の毛の成長に必要な栄養素が十分に摂れない場合、髪の毛は成長できなくなり、AGAの発症リスクを高めるでしょう。
しかし、髪の毛の成長に必要な栄養素のみを摂ればよいわけではなく、栄養バランスを考えた食事が必要となります。食事を摂る際には、炭水化物、タンパク質、食物繊維、ビタミン、ミネラルなどバランスが整った食事を心掛けましょう。
頭皮環境の悪化
AGAを発症させないためには、外的要因による頭皮環境の悪化に気をつけておかなければいけません。
外的要因には、ヘアカラーやパーマなどがあげられます。ヘアカラーやパーマによって髪の毛に刺激が強い薬剤が使用された際、薬剤が頭皮へ付着すると頭皮環境の悪化を招きます。
髪の毛を染めたりパーマをかけたりする際は、なるべく使用されている薬剤が髪の毛に優しいものを選びましょう。なお、整髪料やシャンプーのなかにも刺激が強い商品があるため、使用している商品の成分もチェックしておく必要があります。
また、そのほかの頭皮環境を悪化させる要因に紫外線があります。紫外線を長時間浴びる場合には、注意しておきましょう。

自毛植毛の副作用・リスク

薄毛改善効果が高くさまざまなメリットが多い自毛植毛ですが、人によっては副作用が起こるケースもあります。
自毛植毛による治療をおこなう前に、手術後に起こる可能性のある副作用やリスクをおさえておきましょう。
- 痛み・赤み・熱感
- ショックロス
- 毛嚢炎
- 色素沈着
- 内出血
痛み・赤み・熱感
自毛植毛は薄毛治療とはいえ外科手術にあたるため、移植部分や採取箇所に痛みや赤み、熱感を感じる場合があります。
手術自体には麻酔を使用しており痛みは感じないものの、術後の経過とともに麻酔が切れると徐々に痛みや赤みが出はじめるでしょう。
しかし、痛みや赤みは軽く一時的なもので、手術箇所の傷が治っていくにつれ次第にひいていきます。どうしても手術箇所の痛みが強い場合は、痛み止めの処方により軽減できます。
また、麻酔の作用によって、術後にまぶたが腫れる場合もありますが、2~3日程度で腫れは治まるでしょう。
ショックロス
自毛植毛による治療では、ショックロスが起こる可能性を知っておく必要があります。ショックロスとは、手術後約1~3か月の間で移植した毛が一時的に抜け落ちる症状をいいます。
ショックロスは約20%の確率で発症しますが、あくまでも一時的な症状のため、数か月のうちに自然な毛に生え変わり、症状は改善するでしょう。手術後にいきなり髪の毛が抜け始めると不安になるものです。
しかし、ショックロスは移植後の毛が移植先になじみ、正常なヘアサイクルが機能し始めた証のため、安心して新しい毛の生え変わりを待ちましょう。
毛嚢炎
自毛植毛で手術したあとに起こり得る合併症に、毛嚢炎(もうのうえん)があります。毛根に細菌が侵入し炎症を引き起こす毛嚢炎は、移植の際に頭皮が傷ついたり、毛穴を開けたりする過程で細菌が侵入し、発症します。
毛嚢炎を防ぐには、手術中の衛生管理や手術後の適切な頭皮ケアが欠かせません。
また、信頼できる医療機関、実績のある医師のもとで手術をすれば、頭皮の傷や衛生管理に不安を抱く必要はなくなります。毛嚢炎は炎症が進行すると移植された毛根が失われる可能性があるため、発症したら速やかに医師に相談しましょう。
色素沈着
肌が暗めの方や色素沈着の傾向がある方は、手術後に色素沈着を生じるリスクが高くなります。色素沈着は手術後の炎症が要因となり、メラニン色素が過剰に生成された結果、移植部位の皮膚が黒っぽく変色する特徴があります。
また、症状によっては、赤みやかゆみが誘発される場合もあるでしょう。
手術後の色素沈着の発症を抑えるためには、洗髪による頭皮への刺激を避けるほか、紫外線対策も有効となります。色素沈着は時間の経過にあわせて、次第におさまっていく傾向にあります。
内出血
自毛植毛では、手術後に移植箇所に内出血のリスクを伴います。
内出血が起こると、腫れによって植毛箇所が圧迫されて痛みを生じる可能性があるでしょう。内出血のリスクは、手術前のアルコールや血液希釈剤の摂取によって高まります。
また、高血圧や糖尿病などの基礎疾患がある場合や術後の激しい運動による手術箇所の圧迫も内出血リスクを高める要因となります。
内出血リスクをおさえるためには、カウンセリングの過程で、手術前後に内出血を防ぐために意識しておく項目を医師へ確認するようにしましょう。
自毛植毛におすすめの施術方法

自毛植毛には大きく分けて、毛根を組織ごとに採取するFUE法と、帯状に切り取った頭皮から移植に使用する毛根を採取するFUSS法の2つの施術方法があります。
今回は、傷跡が残りにくく仕上がりが美しい高度な技術が求められるFUE法から3つのおすすめ施術方法を紹介します。
- MIRAI法
- NC-MIRAI法
- United-MIRAI法
MIRAI法
MIRAI法は、移植ホール作成時にメスを一切使わない施術方法です。グラフト採取の段階では、メスを使用せずに採取するFUE法も、移植ホール作成の際はメスによる切り込みが必要となります。
しかし、MIRAI法では、世界最小0.5mmのパンチブレードを使用してくり抜くため、FUE法に比べて痛みもなく傷跡が残りません。移植するグラフトは徹底選別したうえで採取、1株ずつ丁寧に移植します。
さらに、生着率を下げる要因となる移植時間を短くするため、医師とは別に2名のスタッフのサポートで採取からホールまでの短時間移植を可能としています。結果、移植したあとの毛根の生着率が高くなる傾向にあるでしょう。
NC-MIRAI法
NC-MIRAI法は、施術時に刈り上げが必要となるMIRAI法から、刈り上げを不要とした施術方法です。刈り上げない状態での採取に適した毛根選定は難しく、技術のみならず時間を要するとされていました。
しかし、NC-MIRAI法では、難しいとされていた刈り上げない状態での大量植毛を可能としています。
採取箇所の刈り上げが不要となったため、術後の外見によって施術を受けた事実を悟られないでしょう。刈り上げに抵抗がある方や手術を人に知られたくない方におすすめの施術方法といえます。
United-MIRAI法
United-MIRAI法は、切らないMIRAI法と刈り上げないNC-MIRAI法の長所を合わせた進化した自毛植毛です。MIRAI法はコストが安くてすむ反面、刈り上げが必要となります。
一方、NC-MIRAI法はMIRAI法よりもコストはかかりますが、刈り上げの必要がありません。
United-MIRAI法では、自毛により隠せる範囲の毛根を最小限の刈り上げによるMIRAI法で採取し、残りの毛根をNC-MIRAI法により刈り上げずに採取するイメージです。
コストを安くおさえつつ、刈り上げをしたくない、両者のニーズを満たした施術方法といえるでしょう。
植毛におすすめのクリニック6選

自毛植毛では副作用リスクを下げるためにも、信頼できるクリニックや実績のある医師のもとで治療にあたる必要があります。
そこで、植毛におすすめのクリニック6選を紹介します。
- YGメディカルクリニック
- アイランドタワークリニック
- AGAスキンクリニック
- 親和クリニック
- SBC湘南美容クリニック
- アスク井上クリニック
YGメディカルクリニック
YGメディカルクリニックは男性磨きのために、真摯に向き合ってくれるクリニックです。
刈り上げる手術
基本治療費 + 900円 × 株数(税込)
基本治療費は、500〜900株まで10万円、1000〜1400株まで5万円、1500株以上が無料でございます。
治療内容(株数) | 料金 |
500株 | 550,000円 |
1,000株 | 950,000円 |
1,500株 | 1,350,000円 |
2,000株 | 1,800,000円 |
刈り上げない手術
基本治療費 + 1,200円 × 株数(税込)
基本治療費は、300〜400株まで10万円、500〜900株まで5万円、1000株以上が無料でございます。
治療内容(株数) | 料金 |
---|---|
500株 | 460,000円 |
1,000株 | 650,000円 |
1,500株 | 1,200,000円 |
2,000株 | 1,440,000円 |
YGクリニックは自毛植毛といわず、デザイン植毛といいデリケートな男性の悩みに寄り添った施術をおこないます。
植毛業界最高峰の発毛実感率99.96%とほとんどの患者さんから満足度の高いクリニックなります。
植毛手術実績400件以上で、メスを使わずに痛みの少ない施術方法で、日帰りにて顔に合わせた自然な仕上がりになることが特徴です。また、自信があるからこその全額返金保証制度が備わっています。
アイランドタワークリニック
アイランドタワークリニックは、自毛植毛の国内シェア60%以上を誇るおすすめのクリニックです。公式サイトでは累計症例数25,000件以上、10年以上無事故、無違反という実績が公表されており、手術への安全性の高さがうかがえるでしょう。
また、生着率95%を誇る独自技術のi-Directにより、メスを使用せずに自然な仕上がりが可能となります。
予算を安くしたい場合は、症例写真の提供や顔写真の提供などのモニター協力によって最大50%の割引が適用されるため、利用しない手はありません。
さらに、安心できるポイントに他のクリニックでは採用されていない全額返金保証と再手術制度があります。移植した箇所への生着が見られない場合、全額返金もしくは追加費用なしで再手術が受けられるため、低いリスクで治療に臨めるでしょう。
口コミや評判ではカウンセリングが丁寧という声もあり、安全性と技術力が高いクリニックといえます。アイランドタワークリニックは、全国4院(新宿院、大阪院、名古屋院、福岡院)に展開中です。
AGAスキンクリニック
AGAスキンクリニックは、独自開発のHair Strong法をはじめ、多くの治療方式を提供しているおすすめクリニックです。
提供されている治療方式には、Hair Strong法のほか、FUT法、FUE法、CHOI法、ARTAS法(ロボット植毛)があげられます。治療の選択肢が多く、予算や頭皮の状況にあわせて適した治療方法が選べるでしょう。
なかでもHair Strong法は、特殊なパンチにより毛包の切断率をおさえているため、生着率が高い利用方法となります。
AGAスキンクリニックでは手術のほか、あわせて髪の成長を促進するオリジナル発毛薬Rebirthも処方されます。Rebirthには、亜鉛やビタミンが配合されており、生着後の自毛の成長が促進されるでしょう。
開院した2010年からの治療実績は、累計250万名を超えており、実績も申し分ありません。利用者の99.4%が発毛を実感している状況からも治療の信頼性は高いといえます。
ただし、AGAスキンクリニックでの自毛植毛は、品川院のみの対応となるため、注意が必要です。
親和クリニック
親和クリニックは、精度の高い自毛植毛により、自然な仕上がりが実現できるおすすめクリニックです。
親和クリニックで提供されているAGA治療には、自毛植毛のほか、内服薬や外用薬による治療があります。自毛植毛に抵抗がある場合は、カウンセリングの段階で内服薬や外用薬による治療を選択肢に入れてみるとよいでしょう。
親和クリニックの自毛植毛は、MIRAI法、NC-MIRAI法、United-MIRAI法の3つから予算や頭皮の状況にあわせて選べます。いずれの施術もメスを使用していないため、自毛植毛で気になる傷跡が残りにくい点が特徴です。
さらに、世界最小0.5mmのパンチブレードの使用により、気になる手術後の生え際も自然な形に仕上がるでしょう。
また、スタッフによる翌日の洗髪ケアにより、自毛植毛で不安になる術後の洗髪不安も解消できます。自毛植毛でのバリカンの使用に抵抗がある方や予算を安くしたい方におすすめのクリニックといえます。
SBC湘南美容クリニック
SBC湘南美容クリニックは全国に107院展開し、数多くのAGA治療方法を提供しているおすすめクリニックです。主に提供されている治療方法は、自毛植毛、治療薬、メソセラピー、マトリックスの4つに分けられます。
自毛植毛にこだわらず、さまざまな治療方法を選べるため、カウンセリングにより自身の状況に合った効果的な治療方法を見つけやすいでしょう。
なお、自毛植毛では、スマートFUEとノンシェーブン植毛の2つの方法が選べ、刈り上げたくない場合、ノンシェーブン植毛の利用をおすすめします。
治療可能箇所は髪の毛以外にも傷跡や眉毛、ヒゲ、そのほかの箇所の植毛にも対応しています。
また、SBC湘南美容クリニックで使用されている治療薬は、すべて厚生労働省承認薬が使用されているため安全といえるでしょう。そのほか、全額返金保証やオンライン診療が可能な点も魅力的です。
アスク井上クリニック
アスク井上クリニックは高い技術力とデザイン力により、自然な仕上がりが実現できるおすすめクリニックです。
自毛植毛では、マイクロスリットやマイクロパンチにより傷跡を最小限におさえるため、傷口は目立ちません。移植する植毛の損傷も少なく、移植後の生着率も高くなります。
また、生え際は個人の特徴にあわせ、科学的根拠に基づいた計算によるデザインを徹底しているため、自然な仕上がりが得られるでしょう。移植箇所の選定も生えたあとの完成形をイメージして選定しており、手術後の髪型が美しいと評判です。
アスク井上クリニックでは医師のほか、看護師やアドバイザーによるサポート力も高く、自毛植毛に対して不安がある場合でも安心して相談できるでしょう。
自毛植毛の施術の流れ

自毛植毛の施術は、次の流れで進めていきます。
- カウンセリング
- デザイン・マーキング
- 局所麻酔
- 施術
1:カウンセリング
まずは、カウンセリングの予約をおこない、来院日を決めましょう。
カウンセリングでは、医師による頭皮の確認や自毛植毛の可否判断が進められます。医師からの適切な治療方法の提案を受けたあとで、手術にむけて日程調整します。
2:デザイン・マーキング
手術のために来院したら、頭皮や体調の状況を確認します。
手術に支障がない状態であれば、植毛箇所へのデザインとマーキングが進められます。治療方法によって刈り上げが必要となる場合は、あわせて刈り上げもおこなわれるでしょう。
3:局所麻酔
手術前のデザインやマーキングが済んだら、採取箇所への局所麻酔がおこなわれます。局所麻酔によって、手術中や術後に痛みを感じなくなるでしょう。
4:施術
薄毛の影響を受けていない健康な頭皮箇所からグラフトが採取され、移植が進められます。移植終了後は回復室にて術後の経過を待ち、安全が確認できたところで帰宅が可能となるでしょう。
施術後の注意点

自毛植毛の施術後は、副作用の発生リスクを下げるための注意点があります。
- 当日のシャンプーは控える
- 冷風を使用し乾かす
- 激しい運動を避ける
- 刺激を与えず洗髪する
- 硬めの枕を使用する
当日のシャンプーは控える
自毛植毛では、当日のシャンプーを控えましょう。手術が終わった当日は頭皮にダメージが残っているため、シャンプーをはじめとする患部に刺激を与える行為は、避けなければいけません。
移植直後の植毛は安定しておらず、シャンプーにより抜け落ちる可能性があります。シャンプーに限らず、なるべく患部に触れないようにしましょう。
冷風を使用し乾かす
手術後のシャンプーは翌日から可能となりますが、シャンプー後の乾燥までの髪ケアは大切です。シャンプー後のドライヤーによる乾燥は推奨されているものの、温風での使用は避け冷風を使用して乾かしましょう。
また、30cm程度離して使用すると頭皮への負担がさらに軽減できます。
激しい運動を避ける
手術後は、激しい運動を控えるようにしましょう。運動は血流がよくなるため、傷口が開く要因になります。軽めの運動は1週間程度からはじめ、激しい運動の場合、患部の状況を確認しながら最低でも2週間以上は様子をみておきましょう。
また、運動により汗をかくと、無意識に患部をかいてしまう可能性もあるため注意しましょう。
刺激を与えず洗髪する
自毛植毛の手術のあとは頭皮を清潔に保つため、洗髪が必要となりますが、刺激をあたえないよう注意が必要です。とくに、手術から2週間以内は施術箇所のこすり洗いを避け、やさしい洗髪を心掛けましょう。
洗髪後の濡れた髪の毛に対しても、こすらずにやさしくタオルを押し当てるように水気を取り除いていきます。
硬めの枕を使用する
手術後の患部を守るためには、固めの枕の使用が有効です。枕が柔らかい場合、頭が埋もれてしまい、患部がこすれる要因となるでしょう。
硬めの枕のなかでも、高さのある枕を使用すると、麻酔の影響を下げる効果が期待できます。また、寝る姿勢は、移植箇所の前頂部が枕に接しない仰向けがおすすめです。
自毛植毛に関するよくある質問

最後に、自毛植毛に関するよくある質問を紹介します。
手術中の痛みはある?
自毛植毛では局所麻酔の使用により、手術中の痛みはありません。手術中も麻酔の効きを確認しながら進めていくため、強い痛みを感じる可能性は軽減されるでしょう。
術後にかつら・帽子は使用可能?
術後のかつらの使用は、約3~5日で使用できます。帽子やヘルメットなど患部が擦れる要因となる被り物は、傷口の開孔や刺激につながるため避けましょう。
ダウンタイムはある?
自毛植毛には、約1~2日のダウンタイムがあります。一般的なダウンタイム期間と比べると短いといえますが、目安であり個人によって治癒や生着のスピードに差がある点を理解しておきましょう。
一生続ける必要があるのか?
自毛植毛した髪は、通常の髪と同じ寿命であり、一度生着すれば半永久的に生え続けます。そのため、一生続ける必要はありません。
ただし、自毛植毛した髪以外の髪は、AGAの進行によって薄くなる可能性があります。そのため、自毛植毛後もAGAの予防や治療を継続することが望ましいです。
自毛植毛は、薄毛に悩む方にとって有効な解決策の一つですが、手術のリスクや費用、効果の持続性などをよく考慮して、信頼できるクリニックを選ぶことが重要です。
自毛植毛は保険適用がされるのか?
自毛植毛は自己負担が必要な自由診療にあたるため、どの医療機関でも保険の適用ができません。そのため、費用は全額自己負担する必要があります。
クリニックによっては、医療ローンやクレジット払いが可能な場合もあるため、事前によく確認してみてください。
各クリニックの紹介はあるけど、結局どこが1番安いの?
本記事で紹介したクリニックのなかで自毛植毛の通常料金が一番安いのは、1グラフト720円のSBC湘南美容クリニックです。
ただし、クリニックによってはモニター割引やキャンペーンなどをおこなっており、より安価で治療を受けられるところもあります。
また、治療内容によっても費用は変動するため、どのクリニックの総額が一番安いかは一概にはいえません。
まずは診察で自身に合った治療法を確認し、複数のクリニックで料金や割引を比較してみるとよいでしょう。
まとめ

自毛植毛は、一度の治療で薄毛の悩みが解消できる魅力的なAGA治療法です。継続的なメンテナンス不要や副作用リスクが低いなど多くのメリットがあります。
これまでの薄毛治療に効果を実感できていなかったり、継続的な治療に疲れたりした場合におすすめな治療方法といえるでしょう。自毛植毛の治療に一歩踏み出して薄毛が解消されると、見た目が変わり自信にもつながります。
本記事で紹介した自毛植毛のメカニズムや注意点を活用し、人生を変える自毛植毛の検討にぜひ役立ててみてください。
※本記事の情報は2023年4月時点のものです。
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