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後払い可能な電子マネーを紹介!審査なしで使えるか・メリットや注意点も解説

「後払いできる電子マネーを利用したい」「審査なしで利用できる決済サービスはあるの」と考えている方もいるでしょう。

さまざまな事情により、クレジットカードを発行できないときは、現金以外の決済方法がないと不便です。

審査なしで後払いできるサービスは原則ありませんが、クレジットカードの審査に落ちた方でも、後払いサービスを利用できる可能性があります。

本記事では後払いが可能な電子マネーやほかの決済方法、後払いのメリットやデメリット、後払いサービスの選び方などを解説します。

後払いサービスを利用したい方や、クレジットカードが発行できない方は、ぜひ参考にしてみてください。

目次

後払い可能な電子マネーのおすすめ3選

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電子マネーやスマートフォン決済のなかには後払いが可能なものがあり、手元にお金がなくても決済ができます

後払い可能なおすすめの電子マネーは、次のとおりです。

  • ・PayPay
  • ・メルペイ
  • ・ファミペイ

後払い可能な電子マネーについて一つずつ解説します。

メルペイ

メルペイは、フリマアプリで有名なメルカリが提供する決済サービスで、メルカリでの買い物やメルペイが利用できる店舗で後払いができます。

チャージしなくても買い物ができ、利用した金額は翌月の1日から末日までの、都合のよい日に支払えます。

また、後払いの利用金額の支払いを月々に分けられる、定額払いも設定可能です。

メルペイで後払いを利用したときの、支払い方法は次のとおりです。

  • ・口座引き落とし
  • ・コンビニ/ATM
  • ・メルペイ残高

コンビニ/ATMでの支払いでは、手数料が発生するため注意が必要です。

たとえば、月末日や給料日の翌日に後払いで利用した金額を支払うように設定するなど、自身のライフスタイルにあわせられます。

さまざまな事情で後払いを利用したい方は、メルペイの後払いサービスを活用しましょう。

ファミペイ

ファミリーマートが提供する、ファミペイでも後払いができる「翌月払い」のサービスがあります。

翌月払いは、1か月間ファミペイで利用した金額を翌月に一括で支払います

支払い方法は店頭か口座引き落としで、店頭での支払いは翌月5日~27日まで、口座引き落としの場合は毎月27日の支払いです。

ファミペイの翌月払いは、最大で6か月先まで支払いを伸ばせるスキップ払いや、最大で12回まで分割できる分割払いがあります。

公共料金の支払いもできるうえに、翌月払いにすると最大で5%のポイントが貯まるため、お得に利用できる点がメリットです。

18歳以上の方が申し込み条件で、主婦(主夫)や学生でも申し込めますが、審査があります。

チャージする手間を省きたい方や、後払いを希望する方は、ファミペイの翌月払いを利用して便利、お得に決済しましょう。

後払い可能なバーチャルプリペイドカード5選

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後払いが可能なサービスとして、バーチャルプリペイドカードも利用できます。

おすすめなバーチャルプリペイドカードは、次のとおりです。

  • ・バンドルカード(VANDLECARD)
  • ・Kyash(キャッシュ)
  • ・BANKIT(バンキット)
  • ・B/43(ビーヨンサン)
  • ・ultrapay

バーチャルプリペイドカードは、アプリ上に自身のカードが発行され、インターネットでの買い物をはじめ、実店舗でも利用できます。

後払いが可能なバーチャルプリペイドカードについて、詳しく解説します。

バンドルカード(VANDLECARD)

バンドルカード(VANDLECARD)は、株式会社三菱UFJフィナンシャル・グループが提供するバーチャルプリペイドカードです。

後払いの「ポチっとチャージ」のサービスがあり、アプリに金額を入力するとすぐにチャージされ、買い物ができます。

バンドルカードは電話番号のみで発行できて、入会費や年会費などの費用はかかりません

国際ブランドは世界中で利用できるVisaのため、インターネットでの買い物や海外でのカード決済もできます。

バンドルカードは一例として、次のような使い方が人気です。

  • ・ネットショッピング
  • ・サブスクの支払いやアプリ課金
  • ・スマートフォン決済アプリや交通系電子マネーにチャージ

手元にお金はないけれど欲しい商品がある方は、バンドルカードを利用して購入し、翌月にチャージした金額を支払いましょう。

Kyash(キャッシュ)

バーチャルプリペイドカードの一つ、Kyash(キャッシュ)はアプリでの支払いやお金の管理が簡単にできます。

「イマすぐ入金」機能でお金が入金されてすぐに買い物に利用でき、支払いは翌月末日です。

イマすぐ入金の流れは次のとおりです。

  1. スマートフォンで申し込み
  2. 必要な金額を入力
  3. すぐにKyash残高に入金
  4. Kyashでのお買い物に利用
  5. 翌月末に支払い

すべてスマートフォンで完結し、面倒な書類の提出も不要です。

国際ブランドはVisaなため、多くのインターネットでの買い物に利用できます。

希望すれば実際のカードを発行でき、カードで決済したい方や、スマートフォンのバッテリー切れが心配な方は助かるでしょう。

後払いや買い物での支払い、お金の管理などをスマートフォン一つで簡単におこないたい方は、Kyashが向いています。

BANKIT(バンキット)

SBI新生銀行グループのアプラスが提供している、BANKIT(バンキット)でもチャージした金額を後払いできるサービスがあります。

「おたすけチャージ」は、3,000円または6,000円のチャージができ、翌月末までの好みのタイミングで支払いができる後払いサービスです。

1回のおたすけチャージにつき、300円の手数料がかかるため注意が必要です。

ほかにも次の後払いサービスがあります。

  • ・おたすけチャージ+(プラス)翌月末払い
  • ・おたすけチャージ+(プラス)分割払い
  • ・おたすけチャージ+(プラス)キャッシング

おたすけチャージ+(プラス)翌月末払いであれば手数料なしで利用できますが、ほかの後払いサービスは手数料が発生します。

後払いサービスを利用したい方は、アプリ一つで買い物ができ、お金の管理も簡単なBANKITが選択肢の一つです。

B/43(ビーヨンサン)

B/43(ビーヨンサン)は、チャージ式のVisaプリペイドカードで、家計簿アプリの機能も付いてるサービスです。

「あとばらいチャージ」を利用すると、50,000円までチャージして利用でき、手元にお金がないときに助かります。

手数料はチャージを申請する金額に応じて異なり、500円~1,800円かかるため注意しましょう

あとばらいチャージした金額と手数料を、翌月末日までの都合のよいタイミングで支払います。

ファミリーマートやローソンなど、全国のコンビニで支払えるため便利です。

B/43は次の3種類から選べて、家族での家計管理にも活用できます。

  • ・一人使う「B/43マイカード」
  • ・二人で使う「B/43ペアカード」
  • ・親子で使うB/43ジュニアカード

後払いサービスを利用しつつ、家計簿でお金を管理したい方は、B/43がおすすめです。

ultrapay

ultrapayはアプリからアカウント登録して発行できるバーチャルプリペイドカードで、後払いサービスを利用できます。

チャージする際に、後払い(ミライバライ)を選択すると、手元にお金がなくてもチャージ可能です。

後払いでチャージする手順は次のとおりです。

  1. チャージ方法で、後払い(ミライバライ)を選択
  2. 申し込みに進み、利用規約を確認
  3. 電話番号を入力後、SMS認証番号を入力
  4. チャージ申請金額を入力し確認
  5. 後払い(ミライバライ)手続き完了

チャージ申請できる金額は、3,000円~50,000円で1,000円単位で申し込めます。

申請する金額に応じて500円~1,800円の手数料がかかるため、申請金額はよく検討しましょう

気軽にバーチャルプリペイドカードを発行し、後払いサービスを利用したい方は、ultrapayが向いています。

後払いアプリのおすすめ3選

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後払いサービスは、スマートフォンのアプリを活用する方法もおすすめです。

おすすめな後払いアプリは、次の3つです。

  • ・atone(アトネ)
  • ・Paidy(ペイディ)
  • ・Smartpay

後払いアプリについて解説します。

atone(アトネ)

atone(アトネ)はクレジットカードがなくても、スマートフォンのみで簡単に後払いができる、決済サービスです。

atoneに会員登録すると、インターネットや実店舗での買い物に利用できます。

実店舗での利用はすぐにできず、インターネットでの利用履歴が十分な方のみ利用可能です。

会員登録は携帯電話番号とパスワードの入力のみででき、利用した金額は翌月にまとめてコンビニで支払えます。

atoneの特徴やメリットは次のとおりです。

  • ・利用明細を簡単に確認
  • ・支払い方法選択可能
  • ・ポイントが貯まりお得
  • ・予算設定機能で使いすぎ防止

後払いサービスを検討している方は、クレジットカードが不要なatoneで、ポイントを貯めながらお得に買い物をしましょう。

Paidy(ペイディ)

Paidy(ペイディ)はスマートフォンのみで買い物ができ、後払いができるアプリで、1,000万回以上ダウンロードされています。

3回、6回、12回と分割しての後払いも可能で、口座引き落としや銀行振込の支払いであれば、Paidyへの手数料はかかりません。

利用金額の支払いは翌月10日までで、支払い方法は次の3つです。

  • ・コンビニ払い
  • ・銀行振込
  • ・口座引き落とし

コンビニでの支払いのみ手数料がかかりますが、アプリ上のバーコードからおこなえるため便利です。

利用明細をアプリですぐに確認して、使いすぎを防止できる効果が期待できます。

また、希望する方には国際ブランドがVisaのバーチャルクレジットカードの発行も可能で、実際のカードの発行もできます。

後払いの支払いを分割にしたい方は、分割手数料無料のPaidyの利用を検討しましょう。

Smartpay

Smartpayは後払いができるスマートフォンのアプリで、3回分割の後払いに手数料がかからない点が特徴です。

利用金額に利息もかからないため、今すぐに欲しい商品を買い、手数料をかけずに分割で支払えます。

Smartpayで選べる支払い方法は次のとおりです。

  • ・口座引き落とし
  • ・クレジットカード
  • ・デビットカード

ネットショップの支払い画面で、Smartpayを登録しておけば、次回からはクリックのみで支払いができます。

銀行口座を登録して家計の管理に役立てるアプリで、最新のセキュリティで保護されているため安心です。

お得で手間がかからない3回分割サービスを利用したい方は、Smartpayをダウンロードして利用しましょう。

ネットショッピングで利用できる後払いサービス

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ネットショッピングで利用できる後払いサービスもあり、手元にお金がないときに活用できます。

ネットショッピングで利用可能な、おすすめ後払いサービスは次のとおりです。

  • ・NP後払い
  • ・後払いワイド

一つずつ詳しく解説します。

NP後払い

NP後払いはクレジットカードや銀行口座の登録が不要で、後払いができる便利なサービスです。

ネットショッピングで購入した商品と一緒、または後日請求書が届き、14日以内の好みのタイミングで支払えます。

支払い方法は、次のなかから選べます。

  • ・コンビニ
  • ・郵便局
  • ・銀行
  • ・LINE Pay

利用できる店舗は、2023年3月31日時点で20.3万店舗あり、さまざまな店舗での買い物に利用できます。

また、ポイントが貯められて商品との交換や懸賞への応募、atoneでの買い物に利用できてお得です。

マイページから請求書の発行状況や支払期日を確認でき、請求書の再発行申請もできます。

利用できる店舗でのネットショッピングで後払いを希望する方は、ポイントがたまるNP後払いでお得に買い物をしましょう。

後払いワイド

後払いワイドは最大30万円の後払いができるサービスで、クレジットカード番号を入力をせずに利用できます

1回払いのほかにも分割やリボ払いができるため、余裕を持ちながら支払えます。

後払いワイドで選べる支払い方法は次のとおりです。

  • ・コンビニ払い
  • ・銀行振込
  • ・口座引き落とし

コンビニ払いの手数料は初回無料で、2回目以降はコンビニごとで、支払い金額に応じた手数料が発生します。

また、分割払いやリボ払いには、手数料として利息分が上乗せされます。

後払いワイドに対応しているECサイトで利用でき、1回目の支払いで設定が終われば、2回目以降の支払いはスムーズです。

初回利用時の商品購入金額の上限は、30万円ではなく10万円なため、注意しましょう。

対応しているサイトで後払いをしたいときは、後払いワイドを利用して購入しましょう。

審査なしで利用できる後払いはない

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後払いサービスを利用する際は、基本的に審査がおこなわれます

ただし、後払いサービスの審査がクレジットカードやカードローンなどのような審査をするかは、開示されていないためわかりません。

後払いサービスのなかには、未成年から利用できるものもあり、独自の審査基準を設けている可能性があります。

そのためクレジットカードの審査に落ちた方でも、後払いサービスを利用できるケースもあるでしょう。

たとえば、ultrapayの後払い(ミライバライ)の対象年齢は、満13歳から後払いサービスが利用できます。

クレジットカードやカードローンのように、職業や年収などは申告せずに、審査をおこないます。

後払いサービスでも審査はありますが、審査基準が異なり、クレジットカードやカードローンの審査に落ちた方でも利用できる可能性があります。

キャリア決済も後払いの手段として利用できる

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キャリア決済も後払いの手段の一つとして利用できます。

キャリア決済とは、月々の携帯電話料金と買い物代をまとめて支払える決済方法です。

年齢や利用歴などの条件により、審査なしで10万円程度まで後払いできる可能性があります。

利用上限額は、各キャリア決済や年齢などで異なるため、公式サイトでよく確認しましょう。

キャリア決済について解説します。

d払い

d払いは店舗やインターネットでの買い物をはじめ、公共料金や税金の支払いもできるスマートフォン決済です。

docomoを契約している方であれば、最大で10万円まで後払いが可能で、dポイントが貯まるためお得に買い物ができます。

d払いはバーコードやQRコードでの決済が可能で、実店舗での決済でも利用できます。

支払い方法は次の3種類です。

  • ・ATMや銀行からチャージ
  • ・月々の携帯電話料金と合算
  • ・クレジットカード

クレジットカードなしでも後払いがしたい方は、携帯電話料金と合算するとよいでしょう。

d払いが利用できる主な店舗は次のとおりです。

  • ・セブン-イレブン
  • ・イトーヨーカドー
  • ・ユニクロ
  • ・マツモトキヨシ
  • ・ケーズデンキ

docomo系のスマートフォンを利用している方で、後払いをしたい場合は、d払いを活用してポイントを貯めながらお得に買い物をしましょう。

auかんたん決済

auかんたん決済は、auやUQ mobile、povoを利用している方なら、気軽に利用できるオンライン決済サービスです。

利用した金額は月々の携帯電話料金と合算されて支払うため、手元にお金がなくてもすぐに買い物ができます。

auかんたん決済は、ほかにもさまざまな支払い方法を選択できます。

  • ・au PAY カード払い
  • ・クレジットカード払い
  • ・au PAY 残高支払い
  • ・WebMoney払い

決済は暗証番号を入力するのみで、手間がかからずに買い物ができて便利です。

また、auかんたん決済は年齢別に利用上限額を設定しており、自身でも設定できるため買い物をしすぎてしまう心配はありません。

auやUQ mobile、povoを利用している方で、後払いがしたい方は、auかんたん決済を活用しましょう。

ソフトバンクまとめて支払い

SoftBankやY!mobile、LINEMOを利用している方は、後払いサービスとして、ソフトバンクまとめて支払いを利用できます

クレジットカード番号の入力は不要で、月々の携帯電話料金とまとめて支払えるため、お金がないときに便利です。

ソフトバンクまとめて支払いは、年齢に応じて利用上限額が決められています。

  • ・満12歳未満:最大2,000円/月
  • ・満20歳未満:最大20,000円/月
  • ・満20歳以上:最大100,000円/月

また、利用上限額を自身で設定でき、利用をロックできるため、買い物のしすぎを防止できます。

SoftBankやY!mobile、LINEMOのスマートフォンを利用中で、後払いがしたければ、ソフトバンクまとめて支払いがおすすめです。

後払いを利用するメリット

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後払いを利用すると、次のメリットがあります。

  • ・現金が手元になくても買い物可能
  • ・クレジットカードがなくても利用可能
  • ・支払いの引き伸ばしが可能
  • ・一部では未成年でも利用可能
  • ・信用情報に傷がある方でも利用できる可能性

後払いサービスを利用するメリットを詳しく解説します。

現金が手元になくても買い物できる

後払いを利用すると、現金が手元になくても買い物ができる点が大きなメリットです。

本来であれば今すぐ欲しい商品がある場合でも、手元に現金がなければ買い物はできません。

しかし、後払いを利用すると現金がなくても買い物ができ、翌月以降の支払いにできます。

たとえば、限定商品やどうしても欲しいチケットがあるにもかかわらず、現金がなければ購入できずに、売り切れてしまう可能性があります。

後払いを利用すれば、限定商品や欲しいチケットを購入して、満足できるため便利です。

後払いは手元に現金がなくても買い物ができ、お金の悩みを解決する方法の一つです。

クレジットカードを持ってなくても利用できる

クレジットカードがなくても後払いを利用すれば、買い物ができる点もメリットでしょう。

クレジットカードには審査があるため、すべての方がカードを発行できる訳ではありません。

また、申し込み条件もあり、クレジットカードを発行したくても、できないケースも考えられます。

クレジットカードを発行できない場合は、後払いサービスを利用すると、買い物がすぐにできて便利です。

後払いサービスにも審査はありますが、13歳から申請できる、職業や年収を申告しなくてよいなどの場合があり、審査基準も独自な可能性があります。

クレジットカードを持てない方でも、後払いサービスを利用できることもあり、助かる方も多いでしょう。

支払いを引き伸ばせる

後払いサービスを利用すると支払いを引き伸ばせて、お金を用意する時間をつくれます。

後払いサービスにより異なりますが、一般的な後払いは利用した翌月の請求となるため、買い物をした1か月後程度の支払いです。

また、なかには分割できる後払いサービスもあり、3回~12回程度に分割して余裕を持ちながら支払えます

たとえば、冷蔵庫やエアコンなどの大型家電は、高額なため一括で購入するより、分割で支払うほうがスムーズな場合があります。

今すぐの支払いは苦しいけれど、支払いを引き伸ばせば問題ないときは後払いが便利です。

未成年でも利用できることがある

後払いサービスのなかには、未成年でも利用できるものがあります。

一般的なクレジットカードは、高校生を除く18歳以上から申し込め、未成年はカードを発行できません

中学生や高校生でも手元にお金がないけれど、買い物をしたいときはあるでしょう。

たとえば本記事で紹介した、バンドルカードは満13歳以上、Kyashでは保護者の同意が得られていれば未成年でも利用できます。

ただし、後払いサービスできる金額は成人と比べて、低く設定されている可能性があります。

後払いサービスのなかには、未成年でも利用できるものがあり、クレジットカードのように決済可能です。

信用情報に傷がある方でも利用できる可能性がある

後払いサービスは、信用情報に傷がある方でも利用できる可能性があります。

クレジットカードやカードローンの審査では、自身の信用情報を確認されますが、後払いサービスは独自の審査をしているケースがあるためです。

クレジットカードは未成年が申し込めないのに対して、一部の後払いサービスは利用できる点からも、審査の基準が異なることがわかります。

また、バンドルカードの「ポチっとチャージ」では、職業や年収を申告せずに後払いでチャージできます

絶対ではありませんが、後払いサービスは信用情報に傷がある方でも利用できる可能性があり、手元にお金がないときに便利です。

後払いのデメリット

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後払いサービスにはメリットがある一方で、デメリットもあります。

デメリットを理解したうえで、後払いサービスを利用して後悔のないようにしましょう。

後払いのデメリットについて解説します。

すべての店舗が対象ではない

後払いサービスは便利ですが、なかには利用できない店舗もあります。

後払いサービスでの決済に対応している店舗なら利用できますが、対応していない場合は決済ができません。

また、一部の後払いサービスに対応していたとしても、自身が利用しているサービスで決済できないケースも考えられます

たとえば、本記事で紹介したPayPayは日本に広く普及していますが、利用できないスーパーマーケットや店舗では、後払いができません。

後払いサービスを選ぶ際は、自身がよく行く店舗で利用できるものを選び、決済できない店舗もあると認識しておきましょう。

利用上限額が低い

後払いサービスは一般的に、利用上限額が低い傾向があります。

クレジットカードやカードローンのような厳しい審査がない代わりに、利用上限額を低く設定して、リスクを回避している可能性があるためです。

なかには30万円が上限の後払いサービスもありますが、多くは数万円が利用上限額として設定されています

本記事で紹介しているKyashは、1回の後払いチャージにつき50,000円が上限で、利用上限額としての金額は低く設定されています。

後払いサービスは便利ですが、クレジットカードのように利用上限額は高くないため、注意しましょう。

サービスによっては手数料がかかる

後払いサービスは、手数料がかからないものもあれば、手数料が発生する場合もあります。

サービスにより異なるケースや支払い方法により、手数料が発生するときがあるため注意が必要です。

Kyashはチャージする際、金額に応じて500円~1,800円の手数料がかかります。

また、Paidyは銀行振込や口座引き落としであれば、Paidyへの手数料はかかりませんが、コンビニでの支払いのみ手数料がかかります。

できる限り手数料を支払いたくない方は、後払いサービスを選ぶときに手数料をよく比較して選びましょう。

後払いを利用するときの注意点

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後払いサービスを利用するときには、いくつかの注意点があります。

後払いはお金を先に借りているのと同じため、支払期日までには利用した金額を支払うようにしましょう。

後払いを利用するときの注意点について解説します。

お金の使いすぎに注意が必要

後払いサービスを利用する際は、お金の使いすぎに注意する必要があります

クレジットカードと同様に、手元にお金がなくても買い物ができるため、なかには買い物をしすぎてしまう方が少なくありません。

また、後払いサービスはスマートフォン一つで決済できるものもあり、つい今すぐ必要ではない買い物をするおそれがあります。

後払いサービスを利用する際は、必要最低限の買い物に抑えて、支払期日までにお金を無理なく用意できるかを確認しましょう。

後払いサービスの利用は必要最低限にし、お金を使いすぎないように意識する必要があります。

支払い遅延は遅延手数料が発生する

もし、支払期日までに支払えずに遅延した場合は、遅延手数料が発生します。

遅延手数料とは遅延損害金とも呼ばれ、支払いに遅延したペナルティとして発生する手数料で、支払い金額に上乗せされます。

遅延手数料は年率で計算されるケースが多く、遅延が長くなるほど金額が増えていくため、要注意です。

たとえば、Kyashで50,000円を後払いチャージした分の支払いに30日遅延した場合は、約622円の遅延手数料が発生します。

本来支払わなくてよい遅延手数料を避けるために、遅延のないよう期日までに支払いしましょう。

現金化は避ける

後払いサービスを利用して、現金化するのは避けましょう。

後払いサービスでの現金化は違法ではありませんが、サービスにより規約違反に該当し、何らかのペナルティが与えられる可能性があるためです。

規約違反が運営会社にバレた場合、後払いサービスが利用できなくなるケースも十分に考えられます

現金化の一例は、後払いサービスの利用上限額をチャージし、チャージしたお金でギフトカードを買い、換金するやり方です。

どうしても現金が必要なときはありますが、後払いサービスでの現金化は避け、別の方法を考えましょう。

後払いサービスの最適な選び方

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自身に最適な後払いサービスを選ぶのに、意識する点は次のとおりです。

  • ・利用可能な加盟店の多さや利便性
  • ・決済やチャージ料金の手数料
  • ・利用可能な限度額
  • ・支払いの仕組み

後払いサービスの最適な選び方を一つずつ解説します。

利用可能な加盟店の多さや利便性で選ぶ

後払いサービスを選ぶ際は、利用可能な加盟店の多さや、利便性を加味して選びましょう。

利用できる店舗が多ければ、さまざまな店舗で後払いサービスを活用した買い物ができます。

また、自身がよく行く店舗で利用できる、家の近くの店舗でも利用できるなど、利便性も大切です。

ネットショッピングでも後払いサービスを利用したければ、自身がよく利用するサイトに決済方法が対応しているかを確認しましょう。

利用可能な加盟店の多さや、利便性を意識して後払いサービスを選ぶと、快適に買い物ができます。

決済やチャージ料金の手数料で選ぶ

決済やチャージ料金の手数料を比較して、後払いサービスを選ぶとお得に利用できます。

後払いサービスや支払い方法により、手数料が無料のときもあれば、発生する場合があるため選ぶ際によく確認しましょう。

一般的にバーチャルプリペイドカードは、チャージする際に手数料が発生し、チャージしたお金と一緒に支払う必要があります。

また、後払いアプリは利用した金額を支払うときに、支払い方法により手数料が発生するため注意が必要です。

決済やチャージ、料金の支払いでどのような手数料が発生するのかを確認し、できる限り手数料のかからない後払いサービスにしましょう。

利用可能な限度額で選ぶ

後払いサービスは、利用可能な限度額で選ぶ方法も有効です。

支払いができるのであれば限度額が高いほうが、買い物の選択肢が広がるためです。

また、お金を使いすぎてしまうおそれがある方は、限度額が低く設定されている後払いサービスを選ぶとよいでしょう。

限度額は5万円程度が多い傾向がありますが、次のサービスは限度額が高く設定されています。

  • ・メルペイ:限度額30万円
  • ・Smartpay:限度額30万円
  • ・後払いワイド:限度額30万円

自身にあわせた限度額の後払いサービスを選ぶと、手元にお金がないときに助かります。

支払いの仕組みから選ぶ

後払いサービスは大きく分けて、チャージ式と非チャージ式の2種類です。

チャージ式はチャージした金額を後払いするタイプで、非チャージ式はチャージをせずに、買い物をした金額を後払いするタイプです。

自身がどちらのタイプのほうがよいかを考えて、後払いサービスを選びましょう。

チャージ式のほうが、家計簿機能が付いているものが多いため、家計の管理に便利です。

チャージ式の後払いサービスの一例は、次のとおりです。

  • ・バンドルカード
  • ・Kyash
  • ・BANKIT
  • ・B/43
  • ・ultrapay

チャージ式と非チャージ式から、自身にあう後払いサービスを選びましょう。

まとめ

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後払いが可能な電子マネーやほかの決済方法、後払いのメリットや利用する際の注意点、後払いサービスの最適な選び方などを解説しました。

審査がない後払いサービスは基本的にありませんが、クレジットカードの審査に落ちた方でも後払いを利用できる可能性があります。

後払いサービスを利用するメリットは次のとおりです。

  • ・現金が手元になくても買い物可能
  • ・クレジットカードがなくても利用可能
  • ・支払いの引き伸ばしが可能
  • ・一部では未成年でも利用可能
  • ・信用情報に傷がある方でも利用できる可能性

自身に最適な後払いサービスは、次の点を意識して選ぶのをおすすめします。

  • ・利用可能な加盟店の多さや利便性
  • ・決済やチャージ料金の手数料
  • ・利用可能な限度額
  • ・支払いの仕組み

クレジットカードを発行できない方や、後払いを利用したい方は、本記事で紹介した後払いサービスを参考に、便利に買い物をしましょう

<参考>
atone
Paidy
Smartpay
ファミペイのチャージにおすすめのクレジットカード6選!お得な使い方も紹介

 

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