利尻ヘアカラートリートメントは、自然派clubサスティが販売している商品です。カラートリートメントとは白髪染めと髪の毛の補修を同時に行うことができる商品で、多くの方々から支持を得ています。
カラートリートメントは髪の毛に色素が入るため、自分の髪色に合ったカラー選びをすることが大切です。利尻ヘアカラートリートメントには4種類のカラーがあるため、自分の髪色に合ったカラーがきっと見つかるでしょう。
今回は、利尻ヘアカラートリートメントにおけるそれぞれのカラーの口コミや色選びのコツについてご紹介します。
さらに、4つのカラーを比較して実際の染まり具合についての検証も行いました。3日目、5日目の色落ち具合の検証も行いましたので、こちらの検証を参考に色選びや購入の検討をしてみてくださいね。
利尻ヘアカラートリートメントについて
利尻ヘアカラートリートメントは2通りの使い方ができるタイプです。そのため自分の染めたいイメージや自分に合った使い方でヘアカラーを行うことできるという点が高い人気を得ている理由のひとつです。
また、天然由来成分がたっぷりと配合されていることから「頭皮に優しい」「肌荒れを起こさない」という口コミが多く寄せられています。トリートメント効果も高いので、髪の毛の手触りや質感が改善されるという方も多いです。
まずは利尻ヘアカラートリートメントの特徴や使用方法、トリートメントに含まれている成分などについてご紹介します。
利尻ヘアカラートリートメントの使い方

利尻ヘアカラートリートメントは、シャンプー後の濡れた髪の毛に使用する方法と、シャンプー前の乾いた髪に使用する方法の2通りあります。
利尻ヘアカラートリートメントの説明書に記載してある「濡れた髪の毛に使用する方法」と「乾いた髪の毛に使用する方法」、それぞれ詳しく説明します。
濡れた髪での使い方
シャンプー後の濡れた髪の毛に使用する場合は、しっかりと水分を拭きとって半乾きになった髪の毛に利尻ヘアカラートリートメントをたっぷりと塗布します。
10分程度(初回は15~20分程度)時間を置いたら、あとはしっかりとすすぎます。
乾いた髪での使い方
乾いた髪の毛に使用する場合は、ブラッシング等で髪表面の汚れを取ってから利尻ヘアカラートリートメントを塗布します。
全体にまんべんなく塗れたらラップなどで髪の毛全体を覆い、少し長めに30分程度放置して洗い流します。その後は普段通りシャンプーなどを行ってください。
利尻ヘアカラートリートメントの成分
利尻ヘアカラートリートメントには、利尻昆布エキスを筆頭に28種類のうるおい成分が配合されています。
その成分のほとんどが植物由来の天然成分ですので、肌の弱い方でも安心してお使いいただける商品です(全ての方にアレルギーが起こらないわけではありません)。
利尻ヘアカラートリートメントのカラーごとの特徴と口コミ

利尻ヘアカラートリートメントには、ライトブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ブラックの計4種類のカラーがあります。カラーバリエーションが豊富なため、どの色を選べばよいか迷ってしまいますよね。
ここではカラーごとの特徴や口コミをご紹介しますので、ぜひ色選びの参考にしてみてください。
ライトブラウンの特徴と口コミ
ライトブラウンは、赤みを帯びた明るめのカラーです。4種類の中ではナチュラルブラウンと同じくらい明るいカラーなので、もともと髪の毛を明るい色に染めている方におすすめです。
「以前ナチュラルブラウンを購入したが、比較するとライトブラウンはそれよりも明るいカラーになる」「公式サイトで見るよりも明るすぎずちょうどいい」という口コミが見られました。
4色の中ではかなり明るめのカラーですが、だからといって不自然になることもなく、なじみやすいカラーだということが分かります。
何日か連続して使用することでだんだんと色が濃く入っていくので、お好みの濃さになるまで連続使用するのもおすすめです。
ただし、カラートリートメントは黒髪にカラーを入れた場合と白髪にカラーを入れた場合とでは発色が全く異なります。
黒髪にカラーを入れてもあまり発色しませんが、白髪の場合は鮮やかに発色して目立ってしまうという可能性もあります。
そのため、白髪が多い方や目立つ方の場合はしっかりと自分の髪色に合ったカラーを検討して選ぶことをおすすめします。
ナチュラルブラウンの特徴と口コミ
ナチュラルブラウンもライトブラウンと同じくらいの明るさではありますが、ライトブラウンが赤みのあるカラーであるのに対し、ナチュラルブラウンは黄味のあるブラウンカラーです。
こちらも、もともと髪の毛を明るめのカラーに染めている方におすすめです。
「赤みの少ないカラーで自然」「色合いが良かった」との口コミが見られました。また、こちらも「公式ホームページの写真よりも暗いカラーだった」との口コミが寄せられています。
公式ホームページは色の違いを分かりやすくするために、明るめの見本をのせているのかもしれません。そのため、基本的には公式ホームページの色見本よりもワントーン暗めのカラーだと考えて差し支えなさそうです。
こちらもライトブラウンと同様、白髪が目立つ方の場合はカラートリートメントが鮮やかに発色する可能性があるので、色選びは慎重に行うことをおすすめします。
ダークブラウンの特徴と口コミ
ダークブラウンは、先ほどご紹介したライトブラウン、ナチュラルブラウンよりも落ち着いた暗めのカラーです。
染めていなくても地毛の色が少し茶色っぽい方や、自然で暗めのブラウンに染めている方におすすめのカラーです。
「明るめのカラーよりもしっかり白髪が染まる※」「白髪が目立たなくなる」といった口コミが見られました。
ご自身の髪色が暗めの方は、明るいカラートリートメントを使用してしまうとどうしても白髪だけ浮いてしまいますよね。そのため、ご自身の髪色よりもワントーン暗めのカラーを選んでも良いかもしれません。
ダークブラウンは4種類の中でも最も人気があるカラーです。地毛の髪色にも合いやすく、自然なブラウンカラーに染め上げてくれるのが人気の理由のようです。
そのため、カラー選びに迷ったらひとまずダークブラウンを選ぶ、という選び方もおすすめです。
※髪表面が着色
ブラックの特徴と口コミ
ブラックは、髪の毛を染めていない方におすすめのカラーです。ブラックといっても真っ黒になりすぎることはなく、あくまで自然な色合いのブラックカラーに染め上げてくれます※。
「真っ黒になりすぎない」「ツヤツヤの黒髪になれる」と高評価を得ています。ツヤのある黒髪は若々しく見えるので素敵ですよね。また、真っ黒になりすぎず自然なブラックに染め上げることができる※のも人気のポイントです。
ブラックはダークブラウンに次いで2番目に人気のあるカラーです。不自然な真っ黒に染まることもなく、ツヤのある美しい髪色へと導いてくれることが人気の理由のひとつでしょう。
若々しい印象にしたい方、地毛の色が暗めで染髪をしていない方にはブラックがおすすめです。
ただし、人によっては「緑っぽく発色した!」という方もいらっしゃるようなので、初めて使用される場合は注意が必要かもしれません。
※髪表面が着色
利尻ヘアカラートリートメントを全色検証
今回は利尻ヘアカラートリートメント4種類のカラーを使用して、それぞれの色合い、色落ち具合について検証を行いました。色の入り具合が分かりやすいように、検証には白色の馬毛毛束を使用しています。
4種類のカラーそれぞれの色の入り具合、時間の経過やシャンプーを行った後の色落ち具合についても、初日、3日目、5日目と写真を撮影して検証を行いました。
それでは早速検証結果について紹介していきましょう。
4色の色合いと落ち具合を写真付きレビューで評価

まずは染める前の、もともとの毛束のカラーがこちらです。こちらは白色の馬毛毛束なので、人毛をブリーチした毛束よりも黄味が少なく、よりトリートメント本来のカラーが分かるようになっています。
毛束の質感は人毛よりも柔らかめで、強い力を掛けると途中で切れてしまうこともあります。今回は染まり具合や色落ち具合だけでなく、トリートメント効果や手触りについても検証しました。

トリートメントはこちらの4種類のカラーを使用して検証を行っています。カラーは左からライトブラウン、ナチュラルブラウン、ダークブラウン、ブラックです。
詳しくは後述しますが、この4色はそれぞれ発色がかなり異なります。そのため、購入を検討されている方は今回検証した毛束の写真を参考に色選びを行っていただけると幸いです。
また、今回は白色の毛束に使用したためカラートリートメントの発色がかなり鮮やかですが、黒髪に白髪が少し混じっている程度の場合はもう少し落ち着いた発色になることが予想されます。
白色の毛束と利尻ヘアカラートリートメント4種類、こちらの2点を使用して説明書に記載されている濡れた髪の毛に使用する方法の通りに検証を行いました。
手順としては、まずは毛束をすべて濡らしてから半乾きになるまで水気を拭きとります。
それからそれぞれの毛束に4種類のカラーの利尻ヘアカラートリートメントを塗布し、初回なので15分ほど放置します。その後は色水が出なくなるまで毛束を洗い流し、水気を拭きとり毛束を乾かして終了です。
毛束を染める作業は上記の1回で終了です。その後は1日1回毛束にシャンプーを行い、乾かして時間を置きました。
合計5回の洗髪を5日間にわたって行いましたので、その経過を1日目、3日目、5日目に分けてご紹介していきます。

まずは初回、染めたての1日目の様子がこちらです。
最初は真っ白だった毛束にすべて、それぞれのカラーがしっかりきれいに発色していますね。1度のカラートリートメントでこんなにしっかり染まる※とは驚きです。
※髪表面が着色
この写真だけ見ても、それぞれのカラーの違いがかなり分かるのではないでしょうか。

続いて、染めてから3日後(シャンプーを3回行った後)の様子がこちらです。退色はほぼ見られず、どのカラーも1日目とあまり変わりはありません。
どのカラーもチラチラと白髪が見えますが、そこまで目立つほどではありません。
唯一ブラックだけ若干グレーに近いカラーに変化してきているようにも見えますが、パッと見て分かるほどの大きな違いは見られませんでした。

最後に染めてから5日後(シャンプーを5回行った後)の様子がこちらです。特にブラック、ダークブラウンあたりの色の濃いカラーは少し退色した様子が分かりますが、それでもしっかり色持ちしています。
ライトブラウンやナチュラルブラウンはほぼ退色が分からず、5回シャンプーをしたあとでもしっかり色持ちしている様子が分かります。
それではカラーごとに発色や色落ち具合について解説していきましょう。
ライトブラウン
ライトブラウンはいちばん左のカラーです。かなり赤みが強く、4種類の中でも明るく目立つカラーをしているのが特徴的ではないでしょうか?
トリートメント自体のカラーはここまで明るくないのですが、実際に髪の毛を染めてみるとかなり鮮やかに発色しました。普段から赤みの強い明るいカラーを好んでヘアカラーを行っている方にはおすすめのトリートメントです。
もともとの色が明るめなので、退色は他のカラーと比べても目立ちにくい印象でした。
1日目、3日目、5日目までほぼ変化が見られずしっかりとライトブラウンのカラーが発色していたので、1度染めたら1週間くらいは持ちそうな印象を受けました。
今回は白色の毛束にカラートリートメントを使用しているのでかなり発色が鮮やかですが、黒髪に使用する場合はもっとナチュラルに仕上がることが予想されますので、最も目立つライトブラウンのカラーでもここまで派手にはならないでしょう。
ナチュラルブラウン
ナチュラルブラウンは左から2番目のカラーです。比較的黄味が強めの明るいカラーですが、ライトブラウンほどしっかりと色味が発色するわけではなく、黄味が強い明るめのブラウンといった印象です。
こちらもトリートメント自体のカラーはそこまで明るくありませんでした。ブラウンの感じが強いので、明るめだけどナチュラルなブラウンに染めている方におすすめのカラーです。
色落ち具合に関して解説すると、ライトブラウンと同様もともと染まった色が明るめなので、退色は比較的目立ちにくかったです。
こちらも初日、3日目、5日目と全体的な退色は見られず、チラチラと白髪が見える程度でした。
今回は白色の馬毛毛束で検証を行いましたが、実際の白髪はもう少し黄味がかっていることも多いです。
そのためトリートメント自体のカラーは黄味ブラウンであるこちらのカラーは、4種類の中でもかなり色持ちが良く自然に見えやすいカラーといえるでしょう。
ダークブラウン
ダークブラウンは右から2番目のカラーです。ライトブラウン、ナチュラルブラウンと比べるとかなり色味が落ち着いていて、とても自然な印象を与えるカラーですよね。
トリートメント自体のカラーがかなり黒に近かったので、ブラックと同じようなカラーに染まるのではと思いましたが、実際に染まった様子を見ていると暗めのブラウンがキレイに発色していました。
ブラックと比較しても全く印象が違います。
色落ち具合に関しては1日目、3日目、5日目と徐々に退色していますが、退色したことで白髪だけ目立ってしまう…ということはありませんでした。
全体の色が徐々に薄くなってくるので、しっかり染まった暗めのブラウンがだんだんと薄めのブラウンへと変化していくイメージです。
ライトブラウンやナチュラルブラウンよりも落ち着いたカラーで、なおかつブラックよりも退色後の白髪が目立ちにくいため、比較的どなたでも使いやすい印象を受けました。
ブラック
最後はブラックです。ブラックはいちばん右のカラーで、他のブラウン系のカラーとは違ってしっかり黒に発色しています。
トリートメントの色は漆黒で、洗い流した色水は紫っぽいカラーをしていました。特に髪の毛を染めておらず、地毛が暗めの方はブラックのカラーがおすすめです。
色落ち具合に関しては、もともとブラックがかなり濃く発色するということもあり、4種類の中では色落ちした際に最も白髪が目立ってしまいました。
最初は真っ黒だった毛束も石鹸で洗浄を重ねるにつれてちらほらと白髪が目立つようになり、最終的にはグレーのようなカラーになりました。
毎日、あるいは高頻度で使用する方であれば何の問題もないのですが、なるべく1回の使用で色を持たせたい!という方にはブラウン系のカラーの方がおすすめです。
4色を白髪染めし、比較してみた感想

まずは総合的に見ると、どのカラーもかなり染まりやすく定着しやすい印象を受けました。1度の使用で全く白髪が目立たないくらいしっかり染まります※。
もちろん日々のシャンプーなどによって色は落ちてきてしまいますが、おおよそ3日~1週間くらいは色持ちしそうです。
また、全体的に言えることとしては色水が出なくなるまで洗い流すという作業が非常に大変でした。3~5分ほど時間をかけてすすいでも色水がずっと出ていたので、水が透明になるまで洗い流すのはなかなか困難です。
水が透明になるまですすいでも、タオルドライの際は全てのカラーでタオルに着色してしまいました。さらには染めた後のシャンプーでもずっと色水が出続けます。
染めてから5日目のシャンプーでも全てのカラーで色水が出ていたので、タオルは専用のものを分けて使用することをおすすめします。
トリートメント効果は非常に高く、カラートリートメントを毛束に塗布したときからすでに指通りが非常に良くなります。すすいでいる間も毛束がサラサラになった様子が感じられました。
馬毛はもともと細くて柔らかく、強度も弱めでパサパサとした質感をしています。しかしトリートメント後は色が入ったこともあるかもしれませんが毛束にツヤが出て、指通りもサラサラに変化していました。
カラーごとによる白髪の目立ち具合としては、やはり明るいカラーのほうが白髪の目立ちが少なかったです。ブラックは白髪と正反対の色なので、退色してくるとどうしても白髪がちらほらと目立ってしまいました。
しかし染まり具合にカラーごとの差はなかったので、ぜひご自身のヘアカラーに合わせた色をお使いいただけると良いでしょう。
※髪表面が着色
利尻ヘアカラートリートメントの色の選び方のコツ
先ほど写真でもご覧いただいた通り、利尻ヘアカラートリートメントは4種類のカラーどれを選ぶかによって発色がかなり異なります。そのため、ご自身のヘアカラーに合わせた色選びが非常に重要です。
ここでは利尻ヘアカラートリートメントを使用する際の色選びについて、コツや注意点を解説していきましょう。
人気のカラーはダークブラウン
4種類の中で、最も人気のあるカラーはダークブラウンです。ダークブラウンは落ち着いたブラウンカラーなので、地毛が明るめの方やブラウンに染めている方に似合いやすいカラーとなっています。
ライトブラウンやナチュラルブラウンほど明るくなりすぎず、ブラックほど暗くなりすぎないのでちょうどよいカラーです。
ただし人によっては若干の赤みを感じたり、思ったより黒に近く感じたりすることもあるようなので、こういった場合もあることを覚えておいてから購入すると良いでしょう。
何色を購入するか迷っている方は、まずはダークブラウンから試してみるのもおすすめです。
ライトブラウンやナチュラルブラウンは明るくなりすぎるため注意が必要
ライトブラウンやナチュラルブラウンは4色の中でも明るめのカラーです。そのため、もともと明るめのカラーに染めている方には非常におすすめです。
今回は白い毛束で検証を行ったのでそれぞれの色味がかなり強く出ましたが、黒い髪の毛に使用する分にはそこまで明るく発色しないので、白髪の量が少ない方の場合は比較的自然な仕上がりになることが多いようです。
反対に、白髪が多くて目立っている場合はかなり明るく感じる可能性が高いです。そのため、人によっては明るくなりすぎたり、白髪を染めた部分だけが目立ったりしてしまうこともあるので注意が必要です。
色が明るい分、色落ちしてきても白髪が目立ちづらいという点はありがたいですね。
まとめ
今回は利尻ヘアカラートリートメントの4種類のカラーにおける口コミや特徴、実際にレビューをした結果や色選びの方法などについてご紹介しました。
4種類それぞれのカラーどれを使用するかによってかなり印象が変わりますので、ご自身の好みや髪色に合ったカラーを選ぶことがおすすめです。
また、白髪の量によっても発色が変わってくるので、いろいろなカラーを試してみるのもよいでしょう。
それぞれの髪色や髪質によって、発色する色味は若干異なります。もしも色選びに迷ったら、ダークブラウンと別のカラー1色を購入すると失敗が少ないのでおすすめです。
実際にトリートメントを使用して検証を行ったところ、思ったよりもかなり染まり※がよく、長く色持ちする印象を受けました。
また、利尻ヘアカラートリートメントは補修効果が抜群で、パサパサだった馬毛に1度使用しただけでもサラサラでツヤがある毛束になりました。
カラー剤を使用するよりも断然髪の毛に優しく、色持ち具合も申し分ないカラートリートメントです。利尻ヘアカラートリートメントの購入を迷っている方は、ぜひ一度お試しで使用してみてはいかがでしょうか?
※髪表面が着色